ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

イラガとヒガンバナ

2011年09月27日 22時32分22秒 | 自然

散歩の際に通り抜ける神社横の道に、
最近難敵が頻繁に出没するようになってきた。

イラガである。

ミントグリーンの体に、
全身針のような毛をまとっている
2~3cmの小さな毛虫である。

これ。



カキの木やバラ科の樹木によくつくそうです。
この毛虫の毛には強烈な毒がある。
刺されると飛び上がるほど痛く、
そのさまから、地方によっては

「電気虫(デンキムシ)」

と言われたりしている。

その毒の成分はヒスタミンなど
様々な酵素が交じり合ったもので、
完全に解明されているわけではない。

ただ、非酸性の成分なので
中和目的でアンモニアを塗ったりしても効果はない。
昔は虫に刺されたりしたら
オシッコをかけたらいい
などと言われたものだが、
それはこのアンモニア云々からくる迷信である。

で、イラガに刺されたらどうしたらよいか。
もし皮膚に棘が残っているようであれば、
テープなどを貼り付けて取り除く必要がある。
と、そのような知識を踏まえて、
実は先日ミセスdoironが
このイラガに左手親指の付け根を指されたのです。

以前から義母さんが
庭にヒガンバナがほしいと言っておりました。
あの真っ赤な色や
根に有毒成分を含んでいることで
忌み嫌われたり、
真っ赤な炎が燃えているように咲くことから
植えると火事になると言われて
嫌がられたりする花なんですが、
義母さんは好きなんだそうです。

この花の遺伝子は
全国どの花も同一であることから、
もともと中国から持ち込まれた一株から
増えたものだとされているのですが、
それにまつわる話はまた別の機会に書くことにして、
そんなヒガンバナが神社の裏の道沿いに
小さなつぼみをいっぱいつけていたので
それを採取して
義母さんに持って行ってあげることにしました。

ミセスdoironを引き連れて、
採取する株をみつくろってもらい、
スコップでえっちらおっちら掘っているときでした。

背後で、「痛っ!」という声が聞こえたので振り返ると、
手を押さえているミセスdoironの姿があった。

もたれかかろうと、
手をおいたブロック塀にいたイラガに刺されたようです。
ちょうどヒガンバナも採取できたので、
あわてて家に帰り、患部を水で洗って
棘が残ってないか確認し、
薬を塗ったのですが、
みるみる親指が腫れ上がってきました。
おまけに熱も帯びてきたようです。

ですので、
そこにすかさずオシッコを・・・
かけるわけはありません。

そんな時にはアロエを塗りつけるのがいい
というのが、doironの知恵袋です。

腫れ上がった指が痛々しく、
その日の家事全般当番が
doironに回ってきたのは
ご想像の通りです。

花泥棒のバチが当たったんでしょうかね。

それにしてもにっくきはイラガだ!

 


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