ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

国際感覚

2010年10月21日 22時41分22秒 | 最近の出来事
最近、繁華街を歩いているときや
旅行で観光地に行ったときに、
周りから聞こえてくる言葉に
やたら他国語が多い。
時には、ここはいったいどこなんだと
錯覚さえ覚えるほど日本語が聞こえなくて、
たまに日本人同士がぼそぼそ話をしているのを聞くと、
妙な親しみを覚えたりさえするものだ。

先日もこんなことがあった。
友達とミナミの繁華街を歩いているときに、
その友達が道を聞かれた。

言葉はどうやら中国語のようだ。
そう思ってみると、
服装も中国人である。

といっても、人民服やチャイナ服を
着ていたりするわけではない。
意外にかの国からの観光客は
派手ないでたちが多い。
そして、なんとなく
日本人の美的感覚からは、
少しずれているのが特徴だ。
男性は妙な色のポロシャツの上に
ジャケットを羽織るスタイル。
女性も今風にレギンスをはいていたりするのだが、
微妙に色使いがおかしいのだ。
たとえて言うなら
ハワイでアロハを無理やり着ているものの、
全然着こなせていない日本人みたいなものかな。

ま、それはともかく、
彼らが聞いてきたのは、
身振り手振り及び言葉の端々から
「通天閣」のことを聞いているようだ。
しかもやたら声が大きい。
まるでこちらが理解できないのが、
聞こえていないからのよう思っているのだろうか。

友達がなんと答えるのかと思っていたら、
「おれ、この辺の者じゃないので」
と言ってるではないか。
確か彼は天下茶屋出身のはずだ。
思いっきりこの辺の者である。

後で聞いたら本当は
「じゃまくさい」だけだったようだ。

尖閣列島を返せとわめく中国に、
「お前らはこの辺の者じゃないやろ。
あっち行け」と
政府にはじゃまくさがらずに
対応してほしいもんじゃて。

ま、そんなふうに、
国際問題の摩擦でさえ
身近に感じる今日この頃。

町を闊歩する外国人たちを眺めながら、
日本人の国際感覚は
ぼちぼち現実に置き去りにされつつ
あるのじゃないかとつくづく感じた出来事でした。

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