タイトルは皆さん知ってますよね。
丈夫な箱や容器の中に
品物を入れて埋めておいて
何年か後に掘り出して
中身を確認するというものですね。
最近、ニュースで大人がそれを掘り出して
自分の子どもの頃を
なつかしんだというニュースを見た。
そのときに浮かんだのが
doironの子どもの頃、
確かそんなことをやった
ことがあるぞという記憶だ。
しかし、それをどんなシチュエーションで
どこに埋めたのか、さっぱり思い出せない。
何十年か後に
これを開ける自分はどうなっているんだろうと
わくわくした記憶だけが
生々しく残っているが
周辺の記憶が消滅してしまっているのだ。
子どもの頃からだと50年近く経っているわけだから
まあ、無理もないし、思い出したとしても
そのものは50年の歳月の中で
土に還ってしまっているだろう。
ところで、最近
春の退職に向かって
少しずつ、机の片づけをはじめているのだが
今日、引き出しの奥に
ひとつの箱を発掘した。
捨てるに捨てられないもの
思い出の品なんかを入れてあるもので
人事異動のたびに
こっそりと開封することなく
引き出しの奥を転々としてきたものだ。
片付けの途中で開けてみたら
懐かしいものがいっぱい出てきた。
昔行った神社のお守り。
どこのかわからない鍵についてる
MISIAのキーホルダー。
doironの初給料の明細。
髪の毛ふさふさの写真。
山のお土産バッジ。
と、まあ細々と一見しょうもないが
思い出のたっぷり詰まったものが
入っていた。
32年も働いた職場だから
その箱はまさにタイムカプセル。
しばし、時間を忘れて
眺めてしまったdoironなのでした。
このブログも、始めてから6年半。
振り返って昔のブログを読むのも
ぼちぼちタイムカプセル化しつつあるなあ。