ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

義捐金

2011年03月18日 22時06分18秒 | weblog

「義援金」とも書きますね。
東北地方太平洋沖地震の被災者のために
様々な動きが出ている。
中には慌てて救援物資を送ろうとする人も
多いが、今は現地の輸送体制というか
燃料不足でトラックの動きが鈍く
被災地まで届かず混乱しているらしい。

もちろん、避難所で足りないものも
たくさんあるので、人手や物が少しでも
多く必要なんだろうけど、
現地の要請を受けて動くとき以外は
闇雲にこちらの思いのみで
やたら物を送ったり、現地に行くことは
二次的な混乱をまねくと言うものである。
ここは冷静な対応をしていかねばならない。

今、集めて送るのに最も適しているのは

お金

ということで、我が社では
物資などの支援体制や
避難者の受け入れ態勢を整えながら
まずは義援金を募ることにした。

社長自らも、ご自分のブログで
義援金の募集を呼びかけている。

そんな社長の思いを実現させねば。
思いは誰にも見えないけれど
思いやりは見える。
AC~

失礼しました。

そこで、doironは胸のところに
「がんばろう東北 義援金受付中!」
と緑色の紙に書いて
札に入れたものをつけて仕事をしていた。
これは、こういうのはいかがでしょうか
という社長への無言のアピールだ。

さっそくそれをつけて、
別件の報告のため社長室に入ったときだ。
doironの報告を受けながらも
社長の目線はチラチラ名札にいってるではないか。
釣りで言えば「アタリ」がある状態である。
「しめしめ、食いついてきたぞ」と
心の中でほくそえむdoiron。
実は社長は絶対食いつくと確信しての
確信犯でした。

報告を聞き終えるとすかさず
胸の名札を指差して
「それ、いいですねえ」ときた。

「きたあああああ」

もうすっかり食いついてがっちり
ハートに針が刺さったようである。
そして
「私にも作ってください」ときた。

待ってました

「うっしゃー」と返事をし
「これどうぞ~」とポケットから取り出して
お渡ししたのが、これ。



それ以来、ずっと胸に付けてくれていて
いろんな人から聞かれるたびに
「いいでしょう~」と自慢されていた。
そしてその人にほしがらせては
差し上げるので、
随行doironのポケットには
いつもこの札が数個入っている。
1個80円。
会社の金で作るのではなく
義援金の一部のつもりで
doironのポケットマネーで
50個作って、ストックしてある。
社長がつけているのだからと
希望される社員も多いので
気前よくあげることにしているが
そろそろ底をつきはじめた。
あとは紙だけ用意して
札は各自で用意してもらうことにしよう。

そんな甲斐あってかどうだかわからないが
我が社で集めた義援金は
すべて合計すると約2000万円に
のぼっている。

被災地のすさまじい被害から見れば
焼け石に水かもしれないが
そこにdoironの一万円も足して
間違いなく被災地に届くように
送ってあげようと思っている。