ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

奥飛騨慕情 ネイチャー編

2006年09月20日 22時28分56秒 | 自然

夏の間
登山者や観光客、湯治客で賑わった温泉郷も
9月の声を聞くとひっそりとなる
夏の間、
たくさん生まれた自然の命
消えていくものは消え
命を継ぐものは
多くの実りを残す季節


これはアケビ
岩湧山や槇尾山には
少し山の中に入り込めばたくさんあるけど
ここでは、街路樹なんかにも
平気でツルを伸ばしている
下手したら
電柱のワイヤーに巻きついたりもしている

高地の温泉郷の9月を彩るのはこれ

秋桜(コスモス)
この花も
あちこちに咲いている(植えているのかな)

ロープウェイの終点くらいまで上がると
かなりの深山の植物を見かける
しかし、この辺りの花は
森の谷間の暗いところに
咲く花が多いので
コンパクトデジカメでは
なかなか撮影が難しい


ズダヤクシュ


カニコウモリ

そしてこれは珍しいんやないかなあ

クマザサの花

竹は花をつけると枯れるというけど
笹もそうなんかなあ

行く前から、今の季節は
これが定番やろと思っていた花



アキノキリンソウ

林の中で一番目に付いた花でした

森林限界が近くなる頃
現われたのは



シモツケソウ

そんな地味な花が続く
森林帯を抜けた時
一番先に目に入ったのが


西穂山荘のテント場で見つけた
ハクサントリカブト
有毒植物として名高いこの花も
花の少ないこの季節には
とても景色を華やかにしてくれる

この花も、開いていれば
華やかな花のひとつ

オヤマリンドウ

それからこれはゴゼンタチバナ

この花は葉が4枚のものと6枚のものがあり
花は6枚の葉にだけつく
だから、実のなるのも6枚葉のもの

そして、岩場に咲く
これぞ高山植物というのを
二つ


トウヤクリンドウ


イワツメクサ

高山植物といわれるもので
花をつけてたのは
この二つくらい
残っている葉から見て
イワカガミ
イワウチワ
ミヤマギキョウ
ミヤマキンバイ
なんかは豊富にありそうだ

今度来る時は
も少し花のある季節に来ないとね
仕方ないから
こんな写真も撮ってみた


何かのふんやね
よく見ると
植物の種もたくさん混ざっているから
草食動物やね
けっこう大きかったから
何やろね~

それともうひとつ
旅の終わりに撮影した
ソバ畑


全然ネイチャーじゃないけど
この地方ならではの
この景色
ネイチャーって
「ありのまま」の意味もあるからね

おしまい