雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

隅の老人の事件簿

2009-03-10 21:21:16 | 
最近は毎日が変化のない同じ日々です。
このブログを書き出して3年経ちました。
パソコンの前に座れば何か書くことが
浮かんできました。
でもここにきて書くことが無くなって
しまいました。
何か変化があるまでしばらくの間
書くことがある時、書きたいと思う時に
書くことにします。
そう言いながら毎日書いているか、あるいは
一月に一回ぐらいになってしまうのか
わかりません。
読んでくださっている方、すみません。

今日は本の感想を書きます。
バロネス・オリツィ著"隅の老人の事件簿"です。
"シャロック・ホームズのライヴァルたち"と
いう副題が付いています。
シャーロック・ホームズの人気にあやかって
書かれたもののようです。
1901年に最初に書かれたとありますから
百年も前のものです。

喫茶店でいつものお気に入りの席で
食事をしていた新聞記者のポリーの
向かえにいつの間にか老人が座っていて
事件の話をしだすという形式の短編集です。

シャーロック・ホームズのおもしろさには
断然負けます。
ポリーがいるにはいますが、隅の老人が
一方的にしゃべるという感じです。
いくつかの話はなんとなく結末がわかって
しまいます。

最後の話はちょっとひねってあります。
書いてしまうのは止めます。

著者が女性だというのをあとがきで知りました。
「紅はこべ」の著者だそうです。
「紅はこべ」、聞いたことはあるけど読んだ
ことはありません。活劇物みたいですから
子供のころに読んでおけばよかった。
今読んでもおもしろさがわかるかな。