2度目の西部劇をプレシネで観ているうちに雨が止んだ。
一日音楽を聴いて映画を観て本を読んでいるだけでもいいが、外へ出ないと足腰が萎えていよいよ籠りがちになってしまう。
多分生まれ付きそれが性に合っているのかも知れない。
若い頃、旅に出たくて、ある日突然、自転車に簡単なテントを積んで、中央構造線を北上して糸魚川に出て、能登半島を一周して南下して、名古屋から帰って来たことがあった。
若い頃は故郷を離れて知らない所へ行ってみたくなるものだと思う。
だが、仕事で国内海外問わずあらゆるところへ出かけたせいか、仕事を離れて旅をしたくなったことが無い。
せいぜい毎晩どこかの店でおだを上げるのが関の山、ところで、”おだ”って何だろうと急に気になりだしたが、どうも”お題目”のことらしい。
まあそれはそうとして、今じゃ好みの作家の本があれば何日でも読んでいられる。
どうも年を取ると内向するようだ。
庭の木の剪定は雨で木々が濡れていて出来ないから、取り合えず、雨の切れ目を利用して自転車でひとっ走り行ってこようと思う。
