オリンピックを夜遅くまで観ているのは生まれて初めての経験で、兎に角柔道の結果が気になってね。
格闘技が好きで、高校時代柔道をやっていたが、目が悪くて途中で止めてしまったが、ヤッパリ好きなんだろうな。
今朝、PCをチェックしていたら、スペインのガリコス選手が、永山選手の所へきて、謝罪をしたとの記事があり、いい解決方法だなと思った。
この二人は下手な審判に振り回された被害者なのだから、お互いに反目するすことはない。
マッタが掛ってガリコスが直ぐに技を解けばよかったが、ハッキリと聞こえて解かない選手はいない、コールが曖昧だったんだろうね。
そして、あのケースでは、審判が離れた後の二人の様子を確認してから、落ち着いて裁定をすればよかった。
前にも書いたが、柔道が世界的なスポーツになった事が素晴らしいことで、そのレベルは発祥国である日本が、選手においても、指導者や審判員の技術においても最高峰であって当たり前で、まあ最近はおちおちしている状況でもないようだが、柔道新興国では選手も指導者もレベルは斑だ。
でも、柔道に魅力を感じてやってくれるんだから、選手のレベルや審判のレベルの低さを切って捨てっちゃあローカルスポーツに逆戻りするしかない。
篠原とデュイエとの世紀の誤審も、その後柔道連盟で研究したんだと思うが、今回の
事例も研究課題として、如何にすべきかの指針をしっかり示していただきたい。
そういった意味じゃあ、柔道の発祥が日本であることが分からなくなるようになったときが、本当に柔道が世界のスポーツとして認められる時だ。
日本のお家芸だとの理由で、選手に金メダルを取って当たり前だと大きなプレッシャーをかけているうちは、ローカルスポーツの域を出ないってことだね。
昨夜は男女とも敗者復活戦から3位になったが、すごいもんだなと感心した。
特に女の子は全く強そうに見えなかったが、地味だけどスタミナがあって、こういう女の人には敵わないなあと思った。
女子は長野県出身のカナダ代表と東京生まれの早稲田の在日韓国人の決勝になったが、表彰台の4人のうち3人は日本語でお互いの健闘を讃え合えるんだなあと観ていた。