妻と嫁の要望で早川の海の駅のようなところへ出かけた。
秋の晴れた週末は西へ車を走らせるのは悪手で、ましてやこの手の店は観光客相手で不味い刺身を法外な値段で食わされるから僕なら絶対に行かないが、思いの外西湘バイパスが空いていて目的地までは難なくついた。
でも、店はやっぱり酷い人だかりで、日頃から美味い魚を喰っている人間が行くべき所じゃないのに、詰まらない計画を立てた妻を呪ったが、とにかく頭が固くて、思い込んだら絶対に曲げないやつだから付き合った自分が悪かった。
夜、娘夫婦が来て高橋家全員で会食をした折に、長男が、こうなることは分かっていたが、妻は実際に駄目だと分かるまで納得しないから行ったんだと卓見を披歴した。
なるほどなあ、僕より長男のほうが血が繋がっている分だけ妻のコントロールの仕方に長けていて、教えられた。
僕の場合は妻と口論になってしまうが、それは無益なことで、実際にやってもらって自ら愚策を悟ってもらう方がいい。
まあ、妻と二人だけなら、僕はいかないよで終わっていたんだけどね。
その後小田原で「だるま」に寄ってみたが、予約がすごく入っていて、更にフリで来た客が30人以上店の前でたむろしていたので、駐車場に車を停めて降りる間もなく直ぐに大磯へ向かった。
緊急事態宣言が解除されて、素晴らしい秋の天気の終末、予約を入れなければ美味い昼飯はありつけないのは常識だ。
予約を取らない大磯の鳥屋「杉本」へ向かったが、駐車場が空いていて、店に行くと1組待っているだけだったので待つことにした。
思いの外早く席に案内されて、焼き鳥と鳥わさで燗酒3本、きじ焼き丼を食べて満足した。
「マーリ・モンターニャ」へ寄って、ディエゴの白をナッツのつまみで飲んだ。
妻と息子夫婦がお礼の品や調味料などを買っていた。
何組かお客が来ていたが、ワインは2本売れただけで、女の人がやけに、ナッツ、ドライフルーツ、塩の量り売りを買っていた。
4時ごろ家に着いて、ほろ酔い気分でのんびりと欧陽菲菲と金子由香利を聴いて過ごした。
散歩に行かなきゃいけなかったが、怠くて止めた。
8時に娘たちがやって来るので30分ほど前から落花生とチキンラーメンを肴に、ホワイトホースを飲みだし、鱈の唐揚げでギリシャの白を飲んだが香りが割と強くてね、思いの外合わなかった。
大磯の帰りにマサで買った小田原の鰹を肴に「夜明け前」を冷で呑み、今年は鰹が豊漁で小田原で随分上がって、美味い鰹がずっと喰えたいい年だった。
サーロインステーキが焼き上がったのに合わせて、ギリシャの赤を飲んだが、樽香があって、牛肉にはうってつけだった。
和牛もも肉も味はいいんだが、筋があったなあ、きっと、この前喰ったやつのダチだね。
妻が作った人参サラダに蜜柑を絞って加えて、干しブドウをトッピングして、そいつをほうれん草の上に盛り付けたら、色鮮やかで良かった。
味のほうも好評だったなあ。
その内妻がメカジキと塩麴漬けの鶏でグリーンカレーを作ったが、娘と僕で一斉に「何で茄子を油通ししないんだ」と非難したのが面白かった、娘とは料理の思想が一緒なんだよね。
実は長男も舌がよく料理が上手いんだけど、妻は舌が悪い。
その仕返しで、僕の耳の悪さを音痴だと非難するんだけど。
リーさんのオリーブ入りのカンパーニャや柿の種を肴に、ワイン、ホワイトホース、カクテルと入り乱れて飲み、前夜のアルバムをみんなで観たりしていたら0時を過ぎていた。
イナリヤト食文研のワインとビールはこちらからご覧になれます
秋の晴れた週末は西へ車を走らせるのは悪手で、ましてやこの手の店は観光客相手で不味い刺身を法外な値段で食わされるから僕なら絶対に行かないが、思いの外西湘バイパスが空いていて目的地までは難なくついた。
でも、店はやっぱり酷い人だかりで、日頃から美味い魚を喰っている人間が行くべき所じゃないのに、詰まらない計画を立てた妻を呪ったが、とにかく頭が固くて、思い込んだら絶対に曲げないやつだから付き合った自分が悪かった。
夜、娘夫婦が来て高橋家全員で会食をした折に、長男が、こうなることは分かっていたが、妻は実際に駄目だと分かるまで納得しないから行ったんだと卓見を披歴した。
なるほどなあ、僕より長男のほうが血が繋がっている分だけ妻のコントロールの仕方に長けていて、教えられた。
僕の場合は妻と口論になってしまうが、それは無益なことで、実際にやってもらって自ら愚策を悟ってもらう方がいい。
まあ、妻と二人だけなら、僕はいかないよで終わっていたんだけどね。
その後小田原で「だるま」に寄ってみたが、予約がすごく入っていて、更にフリで来た客が30人以上店の前でたむろしていたので、駐車場に車を停めて降りる間もなく直ぐに大磯へ向かった。
緊急事態宣言が解除されて、素晴らしい秋の天気の終末、予約を入れなければ美味い昼飯はありつけないのは常識だ。
予約を取らない大磯の鳥屋「杉本」へ向かったが、駐車場が空いていて、店に行くと1組待っているだけだったので待つことにした。
思いの外早く席に案内されて、焼き鳥と鳥わさで燗酒3本、きじ焼き丼を食べて満足した。
「マーリ・モンターニャ」へ寄って、ディエゴの白をナッツのつまみで飲んだ。
妻と息子夫婦がお礼の品や調味料などを買っていた。
何組かお客が来ていたが、ワインは2本売れただけで、女の人がやけに、ナッツ、ドライフルーツ、塩の量り売りを買っていた。
4時ごろ家に着いて、ほろ酔い気分でのんびりと欧陽菲菲と金子由香利を聴いて過ごした。
散歩に行かなきゃいけなかったが、怠くて止めた。
8時に娘たちがやって来るので30分ほど前から落花生とチキンラーメンを肴に、ホワイトホースを飲みだし、鱈の唐揚げでギリシャの白を飲んだが香りが割と強くてね、思いの外合わなかった。
大磯の帰りにマサで買った小田原の鰹を肴に「夜明け前」を冷で呑み、今年は鰹が豊漁で小田原で随分上がって、美味い鰹がずっと喰えたいい年だった。
サーロインステーキが焼き上がったのに合わせて、ギリシャの赤を飲んだが、樽香があって、牛肉にはうってつけだった。
和牛もも肉も味はいいんだが、筋があったなあ、きっと、この前喰ったやつのダチだね。
妻が作った人参サラダに蜜柑を絞って加えて、干しブドウをトッピングして、そいつをほうれん草の上に盛り付けたら、色鮮やかで良かった。
味のほうも好評だったなあ。
その内妻がメカジキと塩麴漬けの鶏でグリーンカレーを作ったが、娘と僕で一斉に「何で茄子を油通ししないんだ」と非難したのが面白かった、娘とは料理の思想が一緒なんだよね。
実は長男も舌がよく料理が上手いんだけど、妻は舌が悪い。
その仕返しで、僕の耳の悪さを音痴だと非難するんだけど。
リーさんのオリーブ入りのカンパーニャや柿の種を肴に、ワイン、ホワイトホース、カクテルと入り乱れて飲み、前夜のアルバムをみんなで観たりしていたら0時を過ぎていた。
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