キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

今日もまたイチゴについて

2009年06月27日 | Weblog
昨日に引き続き「農耕と園芸」の特集記事からの情報ですが、イチゴを販売するときに留意すべきとても有効な記事がありました。郡山でのアンケート調査ですが、イチゴを買う際に重視すること、①いたみのなさ、②色つや、③価格の順、品種や産地については余り重要視されておりませんでした。これは店頭でお客様の様子を見ているとプラスティックパックをひっくり返し、裏側の痛みを見ている方が多い事や、自分自身イチゴは鮮度のいいものが欲しいですから、実感できますね。売り手サイドには品種や産地に拘りがあるものなのですが、買い手側にはそこに大きな拘りはないようです。男と女がすれ違う意識の差みたいですね。

消費者が知りたい事、①味、②農薬散布回数、③収穫日時の順でした。味については試食をしていただいて対応できますが、農薬散布回数と収穫日は販売時に明示しておく事が親切なようです。これを積極的にやっている販売店をみた事がありませんが、何れICチップが導入されると、定植、開花、収穫日、栽培方法、農薬散布などの情報を商品に持たせる事が義務化されるはずです。

ワインいついてもこのような調査がたびたび行われており、売り手と買い手の意識に違いがあることが分かっています。しかしながら売り手は、販売の最大効率をストレートに求めるわけではなく、ある部分買い手も同じこだわりを持ってワインを選んでほしいというような願望があります。果物もワインも嗜好品ですから、売り手側の意識には共通する部分があり、ただ売れればいいという考えでやっている人は少ないようで、そこが中々面白いですね。

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