キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

カンパリオンザロック

2024年06月09日 | Weblog
妻は酔っ払って生協でカップ麺といなり寿司を買ってきて、カップ麺を食べて寝てしまった。

昼に焼いた鮪のカマを焼き直して、冷奴を作り、胡瓜を糠床から出し、黒はんぺんを焼いて、ジンビーム、WH、ティーチャーズの順にソーダ割りを作って飲み、YouTubeで気になる記事をチェックしていたら、8時まえに待望のカンパリが着いた。
雨の中、配送業者の方ご苦労なことであった。

残念なことにソーダが切れてしまったが、オンザロックで早速飲んだ。
以前と違い瓶の形状が変わっていたが、風味も独特な香りが感じられ、チョット変わったかなと思った。
それでもこの味が好きで、西島三重子の「寝物語」を聴きながら、学生時代やミラノのカフェやイタリヤの友人が持ってきてくれた1リットル瓶を家でガブ飲みした事などを思い出していた。

酒一つをとっても様々な場面と時代と人が濃厚に絡み付いていて、そいつを肴に幾らでも飲めそうだ。
年を取るってじつにいいなあ。
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ワインとカレーのマリアージュ

2024年06月09日 | Weblog
娘の店でカレーとワインのマリアージュの会があり、カレーの作り手の若い女の子が二人でデモをして、出来上がったカレー何種類かと色々なワインを合わせて飲んでみるという会で、食べるだけなら参加してもよかったが、作り方をデモするのを見ているのが面倒で、妻だけが参加したので送り迎えをした。

迎えに行ったら妻はすっかり酔っていて、グラッパのボトルを手に知人二人のグラスにたっぷりと注いでいた。
これが悪い癖で、娘は嫌がっているのだが、酔うと景気がいいのに拍車がかかり、最後にハードリカーをドバドバと注ぎまくる。
鬱屈した性格なので、大体僕の悪口を云って憂さを晴らしているが、その話にユーモアが無い。

昼は蕎麦を茹でて、辛味大根をおろして食べたが、思ったほど美味くなかった。
妻が作って置いた鶏肉とシメジの汁で温かいのを食べたが、鰹の出汁が利いていて、こっちのほうが良かった。
蕎麦湯を飲んで、落花生を食べた。

何時お呼びがかかるか知れないので、たっぷり5年振り以上で「お宝鑑定団」を観た。
母がこれが好きで必ず観ていたのを懐かしく思った。
相変わらずの内容で、飽きられずに長い間続いているってことは、人間の本性に深く絡まっているってことだ。
やや年を取って、かつてのつやっぽさが無くなっていたが、それでもやっぱり中島先生で、チョット嬉しかったな。

ちなみに昔はカレーとワインは合わないと云われていたが、そんな事を云ったら何にでもビールを飲んだり、水割りを飲んでることが批難されなきゃいけない。
確かに繊細なワインの味を損なうかもしれないが、繊細なワインばっかりじゃないし、同色系のコーディネイトは無難だが、補色で際立たせるって手もあるからね。
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エホバの証人のオバサンが2人

2024年06月09日 | Weblog
母のベッドで昼寝をしながら音楽を聴いていたら、中年の女性二人連れが玄関先に姿を現した。
このケースは宗教の勧誘か保険の勧誘なのだが、果たしてエホバの証人の勧誘であった。
コロナの前までは2か月に一度くらい中井からオジサンがやって来て短時間だがお話を聞いていた。
昔勤めていた会社の経理の人が信者で、大学時代の親しい同級生の女性も信者なので、違和感があまりないが、基本的に多くの日本人と同じで、規範があるかあるいは布教に時間を費やさないといけないなどの理由から敬遠している。
キリスト教は世界創世の時から天国に行ける人は決まっていて、現生での行いがどうであろうとそれが覆ることが無い。
仏教は悟りを開いて成仏しないといつまでも輪廻から脱出できない。

基本的な僕の考えは天国も地獄もなく人間死んだらそれっきり、でも神道あるいは原始宗教の、死んだら魂が山の上か木の上に登ってゆくって考え方が好きだ。
これまで相当な数の魂が登って行っているから随分混雑しているんだろうけど、質量が無いから幾らいても困らないんだろうなあなんて考えてる。
そこから子供たちがどんな生活をしているのか眺められたら嬉しいが、僕の場合は孫がいないから、子供たちが死んだら眺めても面白くないので、その時に消えてなくなったほうがいいなと思っている。

何のために生まれて来たのか、何のために生きているのか、何をなすべきなのかといったところが根源的な問いなんだろうけど、親に愛されて子供たちを愛して、その喜びを味わえただけで十分な気がしている。

ちなみにコロナ前に来てくれていたオジサンは、コロナの間は手書きの手紙を毎月ポストに入れてくれ、エホバの証人は勧誘が何より大切なんだが、それにしても心のこもった手紙を態々書いてくれ、信者であろうがなかろうがいい人だったなあと思う。
コロナが終焉する前に、どこかへ引っ越して今後お会いできないという手紙を最後にいなくなった。
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消費税の本質

2024年06月09日 | Weblog
6時に起きて柴田淳を聴きながら朝の読書をしたが、直ぐに朝飯の準備をしなきゃならず大してできなかった。
シメジと筍と隠元と豆腐と青葱の味噌汁、ホッケの干物、高野豆腐、納豆、鯵の唐揚げ、胡瓜の糠漬けを食べた。
しかし朝から腹が減って、これだけたくさん食べられるんじゃ、当分元気でいられるような気がする。

小室直樹の「消費税は民意を問うべし」ビジネス社を読みだした。
これも枕もとの机に積まれていた小室本の一冊で、奥付が2012年4月1日初版になっていて、僕の蔵書印が押されているから2年以内に購入したものと思われ
る。
後半の一部に赤青線が引かれているが、全体を読んだ感じが無い。
元々は平成元年1989年に発売された「消費税の呪い」光文社の題名を変更した再刊だと思う。
35年前に書いた本を今読み、どれだけ有効かで著者の力量が試されるが、小室贔屓としては、きっと本質的な分析をしているから、感心することが多いんじゃないかと思う。
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素読

2024年06月09日 | Weblog
今朝は今までと違い梅雨に走りの気配を感じる。
これはこれでいいものだが、いよいよ遅れている入梅が近づいてきたということか。
昨夜も各種ソーダ割を5杯飲んでかなり酔いが回り10時に寝てしまった。
今朝は3時半に目が覚めて、気になってYouTubeの番組を聴いていたが、最近吉田松陰がブームらしい。
2時間ばかりの番組を視聴したが、小室直樹によって松陰は深く解説されていて、それを浅くなぞる感じだったので途中で眠ってしまった。
松陰は肉親と先生によって幼いころから本を読まされて、10歳の頃にはかなりも物を身に付けていた。
意味が分かっても分からなくても書物を素読葦編三絶することが何より血肉になるんだなと実感としても感じる。
母は時間があると教科書を音読しろと言って、内職の縫物をやっている傍らで毎晩1時間以上読まされた。
それが嫌で嫌でね、先ずそこで彼我の違いを感ずるが、就学前は絵本、小学校に入ってからは図鑑のシリーズと少年少女文学全集を買ってくれた。
特に図鑑は各項目に別れて20冊くらいあったので、毎晩寝床で飽きずに眺めていた。
大学受験の時に生物を取ったが、この時得た知識で十分だった。
そのままそっちの方向に行けばよかったが、中学になるころから興味の対象が人類の雌に特化したために、そこに多くの時間を費やしてしまった。


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