妻は酔っ払って生協でカップ麺といなり寿司を買ってきて、カップ麺を食べて寝てしまった。
昼に焼いた鮪のカマを焼き直して、冷奴を作り、胡瓜を糠床から出し、黒はんぺんを焼いて、ジンビーム、WH、ティーチャーズの順にソーダ割りを作って飲み、YouTubeで気になる記事をチェックしていたら、8時まえに待望のカンパリが着いた。
雨の中、配送業者の方ご苦労なことであった。
残念なことにソーダが切れてしまったが、オンザロックで早速飲んだ。
以前と違い瓶の形状が変わっていたが、風味も独特な香りが感じられ、チョット変わったかなと思った。
それでもこの味が好きで、西島三重子の「寝物語」を聴きながら、学生時代やミラノのカフェやイタリヤの友人が持ってきてくれた1リットル瓶を家でガブ飲みした事などを思い出していた。
酒一つをとっても様々な場面と時代と人が濃厚に絡み付いていて、そいつを肴に幾らでも飲めそうだ。
年を取るってじつにいいなあ。