キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

父の日だったのか

2024年06月16日 | Weblog
家に帰ってきたら長男が来ていた。
父の日のプレゼントに十割蕎麦をもらったので、さっそく茹でて食べたが中々美味かった。
酒を飲んだ後に蕎麦なんて気が利いている。

マティーニの話をしたが、僕なんていい加減だから、ジンにベルモットを垂らして氷で冷やせばいいと思っていて、オリーブがあれば付ければいいし、ジンが無ければウオッカか焼酎で代用すればいいと思っている。
でも、きっとそれぞれに異なった名前がついているはずだ。
拘るのであれば、グラス、氷の質やジンとベルモットのブランドと好きな品種のオリーブを常備しておけばよい。
他人任せじゃ細部まで好みに出来ないから、必ず自分で作ること。

立川のオーセンティックバーで飲んでいるらしいが、酒に興味を持ってくれただけでこんなに嬉しいとはね。
頭でっかちになって楽しさを見失うことなく、長く楽しく酒と付き合ってもらいたい。
自己消費用にとの条件が付いて輸入許可になった、ディエゴのベルモット赤白を大切そうに持って帰った。


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あっという間に時間が過ぎた

2024年06月16日 | Weblog
15:06二宮初の電車で大磯に行き、旧道を歩いてイナリヤトへ行った。
日差しが厚く足がもつれて大変だったが30分チョットで着いた。
皆さんデザートを食べている人が多く、数人は後からやって来て早めのディナーをご一緒した。
最初は冷えたムスカデを飲んだが、つまみが欲しくなってセットメニューを頼んだ。
野菜の前菜7種の盛り合わせで、日本のイタリアンはこれが出て来ることが多いが、好きなプレートだ。
カレー味の人参、ジェノベーゼの隠元、ズッキーニ、豆、後なんだったけっか、どれも美味かった。
ソーセージを頼んだので、サン・シニアンのサルファーフリーのベルメンティーノを頼んだが、このワインは白身の肉を食べるにはうってつけだ。
最後はラザニアで、NZのピノ・ノワール、サン・シニアンの赤を飲んだが、フルーティで繊細な味わいのピノより、割とどっしりしたサンシニアンのほうが合ったな。
デザートはプディングとチョコレート味の菓子で、カルバドスの6年物を合わせて飲んだ。
まだ若くてフルーティーな感じが6月の季節に合っていた。

娘の同級生でアクセサリーを作っている子や、有機野菜をイナリヤトで売っている女性など、思えばかなりの人たちが顔見知りで、気がついたら19:20であった。
片付けを待って、車で家まで送ってもらった。
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変則食事会

2024年06月16日 | Weblog
昼は僕が娘のところの食事会に出かけると思っていたようで、グリーンカレーを作るらしい。
生憎、イナリヤトの食事提供は午後からで、僕はあまり喰いたくないがグリーンカレーを食べ、一休みして3時頃の電車で大磯まで行き、そこから散歩してイナリヤトまで行こうと思っている。

食事は一斉スタートではなく、行けば先日茅ケ崎ナイトクルージングをご一緒した若い夫婦が、野菜の盛り合わせ、肉か魚、ラザニアを提供してくれるらしい。
娘に拠ればソーセージを作ってあるらしく、そいつと冷えた白ワインなんかいいんじゃないかな。
来月からマーリモンターニュがあったところでワインバーを始め、軽い料理も提供するらしい。
夫婦それぞれイタリアンで働いていたから、ワインのつまみになるようなイタリア料理じゃないかと、そちらも楽しみにしている。

妻はついこの間までは楽しみにしていたが、カネが無くなり止めることにしたようだ。
計画性が無いし、家計簿を付けたこともなく、ひどいどんぶり勘定で40年近くやって来たのでね、改善される見込みは無がが一応厳しく注意する。
でも、敵もさるもの、まるで聞いていない。

グリーンカレーを食べたのは久し振りだったので美味かった。
嫌いじゃないんだが、気を許すと毎週これを喰わされるから、美味かったとか、甘い顔はしないようにしている。
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胡瓜と茄子

2024年06月16日 | Weblog
昨夜、ようやく雨が降った。
もう6月も16日になっているから、例年なら梅雨の真っただ中、暑いは蒸すはで嫌になっちゃうが、それを思うと過ごしやすくてありがたい。
だが、降るべき雨が無いとこまる筋もあるはずで、特に作物の生育が気にかかる。
走りの茄子が買えて、連日朝飯にオリーブオイル炒めを食べているが、どうも例年より出荷量が少ない。
夏は茄子と胡瓜があればそれでよく、一夏飽きずにオイル炒めと糠漬けを喰っていられる。
今朝もこの二品に、鯖の塩焼きとシメジと豆腐と葱に味噌汁を食べた。
夜酒を飲みすぎなければ、もっと痩せてもいいような献立なんだが、去年癌でこの世を去った友人の「太れないっていうのは気持ち悪いもんだぜ」を思い出した。

今年、演歌歌手の冠二郎と小金沢昇司が無くなている、お二人のファンではなかったが、TVで時々見かけた。
落語家では小染とざこばが無くなっている。
紙切りの正楽は10年前に何度か野毛にぎわい亭で観た。
直接でなくとも見知った顔が居なくなるというのは、若い頃思っていた以上に寂しいものだ。
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宗族のこと

2024年06月16日 | Weblog
昨夜も酒が過ぎて無為な時間を過ごしてしまったな。
残された時間が短いのに随分と贅沢な時間の使い方をしている。
まあ、若い頃色々とやって来たから、今になってやるべきこともないと云えばないんだけど、最後まで学んで習うことをしていたい。

「小室直樹の中国原論」はいよいよ宗族の解説に入って面白くなってきた。
確かに前に一度読んだけど、その本が見当たらず、今読んでいるのは先日平塚のBOで購入したものだ。
日本は母系社会(マトリ・リーニアル)だと思っていたが社会学的に言うと違って、マトリ・ローカルで、母のいるところに家族が住むということらしい。
中国人が世界中で孤立せずに一族の支援を得られるのは、この宗族のお陰で、初見の相手でも同じ一族の人間に逢えば最大限の協力を惜しまない。

その点日本人は、僕が1981年にハワイにいた頃も彼の地で日本人だけの村社会を作るが、裏で足を引っ張り合っていてね、それが嫌でお偉いさんとは離れて気の合う若い日本人と、親しい韓国人とで遊びまわっていた。
もちろんその連中が仕事の便宜を図ってくれたけどね。
中国人は、親しかった女友達が仕留めてね結婚したけど、その後日本へ帰って来てしまったから、余り付き合えなかった。

深く付き合ったのは日本へ帰って大分経ってからで、彼女は湯島でホステスをやっていたが、やり手でね。
自分のクラブを作って、その後中華料理屋も経営した。
その裏には同じ一族がいたのかもしれない、そうでなければあんな短期間に3軒も店を持つことは出来なかっただろう。
日本人のパトロンを捕まえただけでは、クラブ1軒止まりだったろう。
山口百恵似の顔に見惚れていて、迂闊にもその辺りのことを聞かず仕舞いだった。

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