昨日は驚くことが多かったね。
フランスのワインメーカが、この人僕の知人のメーカーのところで若い頃働いていて、ガイヤックに帰って家業のドメーヌを継いだんだけど、日本にワインを出したいと知人に話し、僕のところに白羽の矢が立った。
今商品開発をやっているところで、あなたのライバルになるワインがひな祭りの日には届くと云ったら、電光石火のごとくワインを送ったらしい。
こんなに素早いフランス人を今まで知らない、ワインがどうのこうのというよりそのスピードに感服した。
今日は二月の末日で、色々なことの締切日になっているものだから、心せわしい、リストの提出を求められているが、個人データが揃っておらず未完成で、果たして今日中に完成するのだろうか?
朝から強い日差しが差してすっかり春めいているが、気温はまだ冬の名残があるもののストーブが要らないくらいだから随分と緩んでる。
7時に台所に降りて朝飯の支度をしようとするとマルが水を新しくしろとテーブルの上に乗って待ち構えている。
毎朝のことだが猫は新しい水が好きで、しかも妻が冬の間温めてやっていたものだから、お湯を加えて猫舌でも飲める温度に調整しないと見向きもしない。
猫は舌を後ろ巻きにして水を吸い上げて飲み、器用なもんだと見ているが変わっていて面白い。
水が飲み終わるとニャーと泣いて外の風景を見せろとせがむ、窓や障子を開けて外が見えるようにしてやる。
台所、居間二箇所、南の廊下の各所を2,3回巡回しないと気が済まないようで、暫しの間うろうろしている。
最終的な居場所は日が当たる廊下のソファーの上で、妻が過保護で毛布でくるんでやっている。
昼飯を食べていると台所にやって来るが、日が当たっていればほぼ昼の間はそこに陣取っている。
年を取ってからは寝ている時間が多いようだ。
今12歳だが、去年庭に脱出してハクビシンが持ち込んだヴィルスに感染し、腎臓などを傷め死にそうになったが、人間でいえば70歳くらいらしく、スコティッシュホールドの平均寿命に達しているから死んでもおかしくなかった。
妻の必死の努力で元気になったが、引き換えに妻は貯金も全部はたき素寒貧になった。
妻は抱いたり頬ずりをして嫌がられているが、養老先生のマルが18歳まで生きたことを拠り所に、後6年は一緒に居られると心穏やかになったようだ。
だが、時々心臓がドキドキし、血圧が高く、それでも酒煙草過多の肉食を辞めないから、猫の心配をするより本人が先にくたばって仕舞わないように養生すべきと思う。
昨日の昼に妻が作った小松菜、豚肉、蒲鉾、もやしを餡にし、蒸し麺をフライパンでカリカリにしたのに掛けた焼きそばが絶品だった。
夕方次男と散歩の折に、この焼きそばに対する評価を聞いたら、珍しく素材がシンプルで美味かったとのこと、何時もは過剰に具材が入りごった煮の様相を呈するので、味が同じなんだよね。
今回は寒さを浴びた小松菜の滋味が際立って良かった。
午後はPCワークをやっていて、100年遅れているので詰まらないことにものすごく時間を取られたが、それでもPC音痴のジジイにとっては達成感を感じた。
夕方、次男と一緒の果樹公園の河津桜見物に出かけ、夕日に映える濃い桜を愛でた。
山中のメジロが桜の蜜を吸いにやってきていて賑やかだった。
駅を渡り海岸道路へ出て東へ歩き帰って来た。
晩飯は貝の刺身の盛り合わせ、牛筋と大根人参蒟蒻の煮込み、紫色の菜花、出来合いのローストビーフと焼き鳥だった。
肉好きの妻が不味いと云って焼き鳥を残したが、本当に不味かった。
美味いものの意見は大いに異なるが、不味いものでは一致するんだね。
妻は燗酒を呑むつもりだったので、僕がローストビーフや牛筋煮込みで赤ワインを飲んでたら、酒を漬けないのかと催促された。
「白鶴純米」をストーブで湯煎して呑んだが、期待していた焼き鳥が不味くて酒も進まないようだった。
貝盛り合わせは帆立貝柱、北寄貝、ミル貝だったが、出来合いのものでしかも解凍だったので酒がすすまなかった。
結局、塩豆と柿の種を出してシツコク吞んじゃった。
9時からのプレシネを観るので、それまで台所のストーブの前で、グラッパを飲んで待っていたが、いざ観るとなったらすっかり酔いが回っていて気がついたらエンディングだった。
最初の方を観て、物語の展開と結末が予想出来たが、デテールを楽しむのが映画だから、酒は味わえたが映画は味わい損ねた。
イナリヤト食文研のワインとビールはこちらからご覧になれます
フランスのワインメーカが、この人僕の知人のメーカーのところで若い頃働いていて、ガイヤックに帰って家業のドメーヌを継いだんだけど、日本にワインを出したいと知人に話し、僕のところに白羽の矢が立った。
今商品開発をやっているところで、あなたのライバルになるワインがひな祭りの日には届くと云ったら、電光石火のごとくワインを送ったらしい。
こんなに素早いフランス人を今まで知らない、ワインがどうのこうのというよりそのスピードに感服した。
今日は二月の末日で、色々なことの締切日になっているものだから、心せわしい、リストの提出を求められているが、個人データが揃っておらず未完成で、果たして今日中に完成するのだろうか?
朝から強い日差しが差してすっかり春めいているが、気温はまだ冬の名残があるもののストーブが要らないくらいだから随分と緩んでる。
7時に台所に降りて朝飯の支度をしようとするとマルが水を新しくしろとテーブルの上に乗って待ち構えている。
毎朝のことだが猫は新しい水が好きで、しかも妻が冬の間温めてやっていたものだから、お湯を加えて猫舌でも飲める温度に調整しないと見向きもしない。
猫は舌を後ろ巻きにして水を吸い上げて飲み、器用なもんだと見ているが変わっていて面白い。
水が飲み終わるとニャーと泣いて外の風景を見せろとせがむ、窓や障子を開けて外が見えるようにしてやる。
台所、居間二箇所、南の廊下の各所を2,3回巡回しないと気が済まないようで、暫しの間うろうろしている。
最終的な居場所は日が当たる廊下のソファーの上で、妻が過保護で毛布でくるんでやっている。
昼飯を食べていると台所にやって来るが、日が当たっていればほぼ昼の間はそこに陣取っている。
年を取ってからは寝ている時間が多いようだ。
今12歳だが、去年庭に脱出してハクビシンが持ち込んだヴィルスに感染し、腎臓などを傷め死にそうになったが、人間でいえば70歳くらいらしく、スコティッシュホールドの平均寿命に達しているから死んでもおかしくなかった。
妻の必死の努力で元気になったが、引き換えに妻は貯金も全部はたき素寒貧になった。
妻は抱いたり頬ずりをして嫌がられているが、養老先生のマルが18歳まで生きたことを拠り所に、後6年は一緒に居られると心穏やかになったようだ。
だが、時々心臓がドキドキし、血圧が高く、それでも酒煙草過多の肉食を辞めないから、猫の心配をするより本人が先にくたばって仕舞わないように養生すべきと思う。
昨日の昼に妻が作った小松菜、豚肉、蒲鉾、もやしを餡にし、蒸し麺をフライパンでカリカリにしたのに掛けた焼きそばが絶品だった。
夕方次男と散歩の折に、この焼きそばに対する評価を聞いたら、珍しく素材がシンプルで美味かったとのこと、何時もは過剰に具材が入りごった煮の様相を呈するので、味が同じなんだよね。
今回は寒さを浴びた小松菜の滋味が際立って良かった。
午後はPCワークをやっていて、100年遅れているので詰まらないことにものすごく時間を取られたが、それでもPC音痴のジジイにとっては達成感を感じた。
夕方、次男と一緒の果樹公園の河津桜見物に出かけ、夕日に映える濃い桜を愛でた。
山中のメジロが桜の蜜を吸いにやってきていて賑やかだった。
駅を渡り海岸道路へ出て東へ歩き帰って来た。
晩飯は貝の刺身の盛り合わせ、牛筋と大根人参蒟蒻の煮込み、紫色の菜花、出来合いのローストビーフと焼き鳥だった。
肉好きの妻が不味いと云って焼き鳥を残したが、本当に不味かった。
美味いものの意見は大いに異なるが、不味いものでは一致するんだね。
妻は燗酒を呑むつもりだったので、僕がローストビーフや牛筋煮込みで赤ワインを飲んでたら、酒を漬けないのかと催促された。
「白鶴純米」をストーブで湯煎して呑んだが、期待していた焼き鳥が不味くて酒も進まないようだった。
貝盛り合わせは帆立貝柱、北寄貝、ミル貝だったが、出来合いのものでしかも解凍だったので酒がすすまなかった。
結局、塩豆と柿の種を出してシツコク吞んじゃった。
9時からのプレシネを観るので、それまで台所のストーブの前で、グラッパを飲んで待っていたが、いざ観るとなったらすっかり酔いが回っていて気がついたらエンディングだった。
最初の方を観て、物語の展開と結末が予想出来たが、デテールを楽しむのが映画だから、酒は味わえたが映画は味わい損ねた。
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