キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

夏の読書週間

2016年06月30日 | Weblog
豊田穣「中島知久平伝」光人社NF文庫 2014年、須賀敦子「霧のむこうに住みたい」河出書房新社 2003年、「失敗の本質」中公文庫 1991年初版 2011年44版、武田百合子「日日雑記」中公文庫 1997年を買う。

後の三冊はチェンマイ送り。
しかし、失敗の本質はロングセラーだ、これ一冊で日本の弱点の全てが分かる名著である。
須賀敦子と武田百合子は私の好みの女流作家だ。

文庫各社が夏の読書週間のようなキャンペーンをやっているが、自分で読書に熱中しなくちゃいけない。
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エンゲル係数は余命のバロメータ

2016年06月30日 | Weblog
朝霧雨が降る。

昼、野毛の福家まで行き、「たる」を届ける。
その足で、桜木町駅を越えてコレットマーレの紀伊国屋書店へ行く。

関川夏央「人間晩年図巻(1995-99年)」岩波書店、大佛次郎 「ちいさい隅」の四季 大佛次郎のエッセー」神奈川新聞社の2冊を買う。

「人間晩年図巻」は予定通りの購入、この朝はやく90から94が読み終えた。
しかし、この後直ぐに00から04が出るのであろうか、そうなると14までさらに3巻が続くことになり、
多大なる出費だ。
岩波書店の黒い策略に完全に引っかかってしまう。

大仏次郎のエッセー集は、横浜ならではのものだろう。
横浜に関する日記は持っているが、これはかなり昔に神奈川新聞に連載していたものの抜粋らしい。
大判だが上下に段位なっていて読みにくい、だが持っておくべき本であろう。

昼飯は、久し振りに「宵山 むらさき」で穴子重をたべた。
親方、中村さんの他にオバサンがいた。
親方の言に拠れば好調らしい。

夕刻茅ヶ崎へ営業に出かける。
買ってもらうワインより、呑み代のほうがずーっと多いのだが、割に合わないと思うなかれ。
どうせ何処かで飲んで財布を軽くするなら、うちのワインをやってくれてるところで呑もうじゃないか。

しかしエンゲル係数は、年々高くなってゆく、もうそろそろ飲み食いの量が減ってきてもいいのだが、飲み食いが出来なくなったら人生終わりだよとは、先日亡くなった先輩の言であった。





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ユーミンの湘南

2016年06月29日 | Weblog
山田風太郎「人間臨終図巻」が80年代で終わっているので90年から書き始めたのが関川夏央で、昨日有隣堂で95年からのが出ているのを見て驚いたが、今朝その本を読み終えた。
なかなか良かったので次のも今日買うだろう。

次に読み出したのが岡崎武志「ここが私の東京」最後の松任谷由実を読んだが、知らないことが多かった。八王子生まれのユーミンが謳って初めて湘南の暗さが明示されたとの指摘は卓越してましたね。
お見事!!
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まる

2016年06月28日 | Weblog
昨日今日と天気がいい。
最近の梅雨は長続きしないからこれで終わるのかもしれない。
まあ一度や二度の雨はあるにしろ。

駒でチラシを喰う。
鮪、鰈、蛸、鯵酢、帆立であったが、今日は今一であった。

日陰を選んで駅前まで行き、芳林堂で本を見る。
先日さくら書店で見ておいたので、買うものが決まっていたが、それが無かった。
橘玲「「不愉快なことには理由がある」集英社文庫、池上彰×佐藤優「希望の資本論」朝日文庫、兵藤裕己 校注「太平記 二」岩波文庫の3冊を買う。

近頃。橘玲の本を其処此処に見かけるが、どうも売れているようだ。
売れてる本を買うのは嫌だが、前に勝ったのを少し読んだら面白かったので、後2,3冊は読んでみるつもりだ。
池上彰さんの本は避けているが、別に理由があるわけではなく、売れているからなんだけど、佐藤優を買うことにしているので購入した。

太平記二は鎌倉へ新田義貞が攻め上がり、建武の新政がなるところなので、神奈川県人としては、舞台が
身近なので読んでおこうかと・・・。

家の猫が尿毒症で入院したと家人から連絡があった。
スコティッシュホールドなので、妙な格好が可愛いのだが、回復して欲しい。
まるチャン頑張ってくれよ。
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夏野菜が美味い

2016年06月27日 | Weblog
朝、WAKWAKまで散歩したが、ようやく夏野菜が出揃った。
胡瓜、茄子、隠元、枝豆、玉蜀黍、新馬鈴薯、花を買った。

西友で鰯、本鮪、ジャガリコ、オールフリー、爽を買った。

今日もノウゼンカズラ、葵、グラジオラスが綺麗だった。

夜、鰯のムニエル、野菜サラダ、鮪刺身、隠元、枝豆、玉蜀黍、馬鈴薯、チーズなどを食べ、
ジョゼッペのアンフォーらワイン白、シャンパーニュ・バロン・フエンテ、ジョセッペの790
カベルネソーヴィニョン2008を飲んだ。

午後から零時まで仕事をしたので、食事が息抜きになり楽しかった。
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アオミズクのいない夏

2016年06月26日 | Weblog
朝、東に向かい散歩をした。
紫陽花は瑞々しさを失い終盤になっているが、ノウゼンカズラが盛りを迎えている。
夏の花は盛りが続くものが多いような気がする。
葵もよく見かける。

久し振りにアオミズクの公園に行ってみたが、カメラのオジサンが一人もいないのでアオミズクが居ないことが分かった。
それでも毎年巣をかけていた樹を仰いだ。
去年も見損なったが、もう子育てをここでしなくなったのだろうか、あるいは既に巣立ってしまったのか。

近頃は、もっぱらカワセミを観て喜んでいたが、俳句の季語の本を読んでいたら、カワセミが夏の季語だとあって、そんなものかなと思っていたら、先週城山公園の裏を流れる血洗川で見かけた。
個人的な経験では、圧倒的に春に見かける。

午後からは今日までに仕上げなければならない原稿を書いていたが、中々捗らない。
深夜までやって疲れたので、今朝は気分転換に散歩をして目と脳をリフレッシュしたい。
昨日手に入らなかった、朝どれの枝豆を手に入れて食べたい。
痛風のためビールを控えているので、この夏はカバとシャンパーニュで食べている。
ビールが優れている点は、アルコールがワインの半分で、苦味が強く清涼感があり、軽いことだろう。
日本の夏と日本人の好みに合っている。

我がイナリヤト食文研のワインとビールはこちらからご覧になれます
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ヤングリッチ

2016年06月25日 | Weblog
早い昼を生香園で五目焼きそばで済まし、青山の客先でワインをやろうという若い人と会って話をした。
金をもうける奴は違うなあと、感心した。
俺は、こうすりゃ金持ちになるなと目の前にその機会があっても、果たしてそれが面白いかと自問し、面白いことのほうをやってしまうので、金儲けには向かない。
それでいて三億円くらい手元にあったらなあと思う。
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床屋鮨屋本屋

2016年06月24日 | Weblog
昼、床屋に行き、井桁でチラシを喰い、芳林堂で、佐藤優・宮家邦彦「世界史の大転換」PHP新書、内田樹・姜尚中「世界最終戦争論」集英社新書、金田一秀穂「日本語大好き」文芸春秋を買う。

これで掛かった時間が一時間、如何に床屋が早いか分る。
もっともカットだけで頭を洗わない、これは昔ハワイにいたときと同じだ。
ハワイの床屋は掃除機で切った髪の毛を吸い取ったが、ここはやらない、したがって時々体中がちくちくした。
過去形で書いたのは、それに懲りて徹底的に切った髪の毛を濡れたタオルで取るようにしているからだ。

チラシの種を思い出さなきゃいけない。
皆さんに自慢するわけではなく、老化を少しでも食い止めるための策なのである。
鮪3切れ、蛸2切れ、卵焼き2切れ、穴子2切れ、蟹2個、白身魚種不明だが美味、海老、帆立煮、ホッケ、青柳、絹さや、山牛蒡、ガリ、今日は酢の魚が無かった。

夜、大学時代の友人と会い、現況を話す。
彼も定年になり再雇用で働いているが、責任がなくなったので実に楽しいとのこと。
シャンパーニュを開けて祝杯を上げる。
途中で飽きてきたのでウイスキーソーダに替える。
やっぱり昭和30年代生まれはウイスキー世代なのである。

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日本共産党

2016年06月23日 | Weblog
家を出るときは止んでいたが、桜木町の駅を出たら降っていた。
梅雨空である。
恒に折り畳み傘を持っているべきなのだろうが、それが面倒だ。

昼、かつ半まで行ったが混んでいた。
二階に上がりミックスフライを食べたが、帰る頃には二階もフルハウスになった。
フライは今日も揚げすぎで美味くなかった。

帰りに伊勢佐木町BOに寄り本を眺めていたら、娘に頼まれていた村上春樹訳「ロンググッドバイ」早川書房 2007年が単行本であった。
値は200円と安いが、重さと嵩がありチェンマイ迄の郵便代が高いだろう。
俺は40年前にハードボイルドに嵌まり、ダシール・ハメットからレイモンド・チャンドラー、ミッキー・スピレーンと進みエド・マクベインで止まった。
この本は別の訳者の「長いお別れ」で読んだが、先に馴染んだものの常で、この方がしっくりと来る。

夜、麻婆豆腐、胡瓜糠漬け、大根と油揚げの味噌汁、杏仁豆腐を食べて、テレビを観ていた。
共産党の小池さんと云うのは、柔軟性とユーモアがある。
日本共産党は未だに共産主義の実現を目指しているのだろうか。
早く放棄して政権を取りに行けば良いのに、そうすりゃあ子供染みた事は言わなくなる。
但し、党名を変えなきゃいけないけど。
とと姉ちゃんを観るのが楽しみだが、好みの木村多江より、大地未央が圧倒的に綺麗で魅力的だ。
今まで一度もそんなこと思わなかったんだけどね。
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マスターオブワイン

2016年06月21日 | Weblog
マスターオブワインはやはり見識があるし、話を聞いていて面白かった。
ソムリエを講師にするセミナーは面白くない。
勉強をしていない人がほとんどで話に厚みがないのだ。
この日ドイツのマスターオブワインはソムリエ上がりの女性ロマーナさんであったが、良く勉強をしていて、使う言葉が独特でちょっと武田百合子を彷彿させた。
大橋さんの解説も良かった。

マスターオブワインになるのだから勉強をしているのは当たり前だと云えばその通りだが、そんなにソムリエ作ってどうするのと言われてる日本で、名誉職のシニアソムリエを止めて上級コースをマスターオブワインにすれば良い。
ロマーナさんは、私の質問に正確に答えてくれ、頭の良さも感じたが、愉快な人だ。
後で名刺交換をして少し話をした。
ミュンヘン生まれだといっていたが、ドイツの厳格さは感じなかった。
ミュンヘンはそういう気質なのか?

夜、久し振りに鳥伊勢に行く、薬研、葱肉、ぼんぼち、ツクネ、ハツ、手羽先を食べ、大関樽燗を三杯呑む。
家に帰って中世に関する歴史の資料を読む。
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