6時からマルを偲んで酒を呑んでいる。
若竹煮、鮪焼き、玉葱そぼろ餡掛け、血鯛の刺身、焼きそら豆などを肴に2合ほど呑み、ティーチャーズのソーダ割りに変えて、落花生、おかきなどを摘み、3杯飲んだところでホワイトホースに替えて2杯飲み、芋焼酎に替えて2杯飲んでいるところで4時間経過。
目の前のユリの花の蕾が開き出したからビックリだ。
根元の方から膨らんで笑んでゆく。
音楽は荒井由実を聴いていたが、山口百恵に替えた。
あの時代女は惚れた男に何でもくれたんだなあ、「貴方に女の子の一番大切なものをあげる」ってね。
冗談じゃない、そんな事言われて、はいそうですかって受け取れるもんじゃない、それが男の意地だろう。
だからややっこしくなっちゃったんだなあ。
お互い惚れていて別れちゃう。
今じゃ「いただきまーす」なんて男が増えたから、女の方も警戒して、身も心も捧げてなんて危なくて危なくて、詰まらねえ時代になったが、結果はさして変わらないか。
男と女の間には暗くて深い河があるって、誰か大昔に歌っていたが、3年で別れるように、ドーパミンが止まるようになっているのは、今流行りの多様性だね。
なるべく異なったDNAの組み合わせが生存戦略には欠かせないから、同じ相手に長く執着なんてしていられない。