キュヴェ タカ/cuvee taka 「高橋哲夫 湘南日誌」

湘南気儘な隠居暮し ー散歩に読書、映画、酒、そして時々釣り-

天高く

2013年09月30日 | Weblog
日曜日の午前中にわくわく広場に行き野菜を買った。
茄子、胡瓜、獅子唐、唐辛子、韮、茗荷、オクラ、途中の農家で栗を買い、充実した買い物ができた。
昼に獅子唐、オクラ、唐辛子、茗荷を使ってスパゲティーを作ったが美味かった。
食後のアールグレイも美味く感じる季節になった。

秋の空が抜けるように高い、食欲と読書の秋は謳歌しているが、スポーツの秋を長い間忘れている。
昔のように100メートルを11秒で走ったら爽快だろうなと思うが、20秒もかけてちんたら走るんじゃ詰まらない。
あまり無理をして肉離れでも起こしたら笑いものになるんので、週末の一里の散歩で満足しておきましょう。

午後大磯まで歩き、東海道線で平塚まで出掛け、パン屋のオネエサンから、餡パン、鶯餡パン、白餡パン、三色パン、ベーコンチーズパンを買う。
BOで、扇谷正造「犬を連れた奥さん」グラフ社 1990年、新藤兼人「小説田中絹代」読売新聞社 第一刷昭和58年 第23刷昭和61年、内田樹「疲れすぎて眠れぬ夜のために」角川書店 平成15年、大岡信「光の受胎」小学館 1995年を買う。
駅ビル5階のさくら書店で、丸谷才ー「文学のレッスン」新潮文庫を買う。

扇谷正造さんは、高校の時講演に来てくれた。
話の内容は忘れたが、川端康成をコウセイと発音して、クラス内でしばし皆その真似をした。

新藤兼人の田中絹代は版を重ねている本で、随分読まれたらしい。
田中絹代人気はそれほど凄かったんだ。

内田樹は先日鷲田清一さんとの対談が面白かったので購入した。
人気の高い人だけに古書で手軽に読めるところが嬉しい。

大岡信さんのものは久し振りだ、二昔以上前に鳴るが、朝日新聞のコラム「折々のうた」もの凄い評判だった。
後に岩波新書で買った覚えがある。

丸谷さんの文学のレッスンは単行本で持っているかもしれないが、本の山の中から探すのが大変なので買った。
本棚を新たに買って蔵書を整理したほうが結果的に廉くつくのだが、それが出来ない人間がいる。

今日は9月の晦日、いよいよ明日から10月、秋たけなわだ。
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相模湾の魚

2013年09月29日 | Weblog
昨日散歩がてら東海大大磯病院へ父を見舞い、ヤオマサで買い物をした。
近所の農家の野菜を出しているコーナーには欲しいものがなかったが、魚のところに江ノ島の、鯵、伊佐木、エソ、黒鯛、ホウボウ、若子、墨烏賊とふんだんにあり、嬉しくなって鯵と墨烏賊を買った。
夜刺身にしたが、鮮度が抜群によく美味かった。

近頃スーパーマーケットも近所で朝揚がった魚を如何に仕入れるかに腐心していて、三浦半島から伊豆半島までの各漁港から直送される相模湾の多彩な魚が手に入るようになってきている。
地場スーパーも大手スーパーに負けない手法を漸く掴んだようだ。
商売繁盛は価格訴求一辺倒ではないことを分かって来たようだ、エライ。
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ワインも飲んでます

2013年09月28日 | Weblog
火曜日、夕刻から来客があり、ワインを飲みだした。
会社での試飲で、バロン・フエンテ・ピノ・ノワール、ブラッスリー・ド・ヴェズレーのホワイト、ペール・エール、ダークビア、ピエールブレ・ペルナン・ベルジュレス2010、ドーブネ・ボンヌマール2000を飲み。お客様がお持ちになった昔の造りの白波を前黒麹と白金酒造の高級品と比較しながら飲んだ。

場所を移して野毛の福家での会食で、ピエールブレ・オーセイ・デュレス2010、ドメーヌ・クールベ・シャルドネ2010、エンゲラ・キュヴェ・タカ2012、アナケナ・タマ・ピノ・ノワールを飲んだ。
ファミリーカラオケではタリケ・アルマニャック・フォルブラッシュ15年を飲み、ランプでモヒートとマンハッタンで〆た。

シャンパーニュに始まり、フランスの有機ビール、ワイン、焼酎、アルマニャック、カクテルと酒類業者として欠落しているのが、酒とウヰスキーくらいか。
特に印象に残ったものは、ピエールブレの白二種類、有機ビールのペール・エール、キュヴェ・タカであった。

ピエールブレの赤も繊細で軽く味わい深くて好みの蔵だが、この白も実に良い、繊細でバランスが良い。
2010年の秋にたるに詰められたばかりのこの二種の白を試飲し感銘を受け、昨年瓶詰めされたものを再度試飲して購入した。
2010年は果実味が豊かで白ワインが早くから飲める年のように感じる。

ブラッスリー・ド・ヴェズレーのペール・エールは奥行きのある味わいで柑橘系の風味もあり、多面的な味わいが楽しめる。
秋にお勧めのビールだ。

エンゲラのキュヴェタカは自画自賛になってしまうが、実に良く出来ている。
本来濃くて強いワインが出来てしまうモナストレルを如何に軽快にして、このブドウが持っている旨味を出すか、そこに木樽の風味を軽くつけて味わいに複雑さを出し、しかも価格は出来るだけ抑える。
1,300円でこれだけ楽しめるワインはめったに無いだろう。
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都内へ

2013年09月27日 | Weblog
高樹のぶ子「飛水」を読了した。
この世からあの世に続く恋物語、死んだらそれっきりと考えてる私にも、不倫の恋をあの世で成就させる女の思いの深さが切ない。
奥深い山の物語が海育ちの私にも懐かしい。

昨日も都内に出たが今日も出掛ける。
暢気な横浜とは違い、寄せ集めの都会は人との距離の取り方が異なり大変だなと感じる。
それだけ無用のストレスのなかでやっていかなきゃいけないので長生き出来ないだろうと思う。
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雨の横浜

2013年09月26日 | Weblog
昼に駒まで鮨を喰いに出ようとしたら、昼飯から帰った会社の人が、雨降ってるよとのこで傘をもって出たが止んでいた。
駒でチラシを食べて外へ出たら雨が降っていたので、傘を持っていった甲斐があった。

信濃屋で夕方の来客用に、ドライフルーツ、ナッツなどを買い、9月は悪いですねという店長と少し話をした。
どこのインポーターも9月10月で値上げをしてきていて、店の価格を上げるべき時期とその金額に苦労しているようだ。
サン・クリスピーノはどうしてるかと聞いたら598円のまま順調に売上を伸ばしているとのこと、リピートが多いので値上げをするのが怖いとのことだが、既にうちからの価格が上がっているので、せめて650円にしたらいかがかと話した。
生詰めなので他のパックワインと比べて格段にフレシュでフルーティーなので、お客様は離れないと思う。
正当な利益を取っていただきたい。

芳林堂へ行き、宮島達男編「アーティストになれる人、なれない人」マガジンハウス・ポケット、鳥居邦夫「太る脳、痩せる脳」日経プレミアシリーズ、清水義範「学校では教えてくれない日本文学史」PHP文庫の三冊を買った。
近頃BOで古本を100円で買うことが多いので、三冊で2,500円もしたので驚いた。
いけませんね、こんなことじゃ、毎月30,000円を限度に新刊書を買うと決めていた頃の覇気が無くなっています。

以前、嵐山光太郎が新書の題名についてその流行を分析していたが、今回の二冊は全く同じスタイルのネーミングだ。
これ今時の流行なのだろうか。
いや、かなり以前からあったな、「40歳から伸びる人、伸びない人」と言う本が出て、俺は大丈夫だろうかと心配した後輩に行く末を相談されたことがある。

清水さんの本の題名も最近良くあるパターンだ、曰く「病院では教えてくれない・・・」とか。
権威のあるところでは教えてくれないものを、こっそり市井の研究家が物事の本質をあなたに教えちゃいますってパターンですね。

まあ、題名のことをとやかく言っているより、問題は内容です。
ところが積読主義の私の場合、こう云い切れないところが何とも情けありません。

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健康診断

2013年09月25日 | Weblog
先週末に買った本、平塚BOで山藤章二「世間がへん」講談社2000年、平松洋子「わたしの沖縄食紀行」集英社BE文庫2005年、小沢昭一「ちりぎわの花」文藝春秋2002年、渡辺文雄「どこへ行っても美味珍味」発行同朋舎 発売角川書店 1999年
小沢さんの本は文庫で持っているが、大きな文字がいいという母のために買った。
渡辺文雄も母ようだ。

平松洋子さんは近頃連続的に本を出されていて乗っている。
2005年の頃の平松さんを読んでないので楽しみだったが、沖縄の食い物に馴染みもあってぐいぐい惹き込まれた。
女性らしい清潔な文章が素敵だ。

山藤章二さん昔ブラックアングルを集めた。
吉行淳之介や山口瞳、井上ひさしのエッセーの挿し絵でお馴染みだ。
似顔絵とブラックジョークは冴えてるのに、テレビでの話は余り面白くなかったな。

今日は健康診断のため、昨夜から酒を断っている。
朝飯も喰えないので実に情け無いが、バリウムは美味くないが腹が膨れるから空腹は凌げる。
あの白い塊が体内から出た頃にはワインを飲みだすことになるだろう。


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二冊の本

2013年09月24日 | Weblog
昨日の夜は茅ヶ崎BOで買った本を読んだ。
永井光雄「AV女優」ビレッジセンター出版局1996年、世評の高い本だが、優れた本だった。
AV女優のインタビューなんだが、視点が優れてる、エロなところが全く無いのが残念だが、人間と云うものを肯定的にあたたかく、しかもきっちり書いている。
世間に迎合したジヤーナリストの覗き見主義とは違い、生きる勇気を感じる。

高樹のぶ子「飛水」講談社2010年もちょっとだけ読む。
立原正秋を読んでいるような感じがした。
考えてみると恋物語読んでないな、感性の老化を防ぐには恋愛小説を読まなきゃいかんね。
高揚したり切なかったり、日常ではそんな気持ちにならないもんね。
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中秋前後

2013年09月23日 | Weblog
中秋の名月の夜、関内から南東の空に月を眺めた。
ビルの間に観る月は趣が減じるので、ちらっと観てから鳥伊勢に入った。
ヤゲン、葱肉、ハツ、ツクネ、銀杏を焼いてもらい、冷奴、枝豆を肴にスーパーニッカ水割りを飲んだ。
一杯目はハイボールにしたが、明らかに水割りが美味い、秋が深まってきている。

二宮駅を降りて南の空高く煌々と輝く月を眺めながら家路を歩いた。
途中セブン・イレブンでオールフリーと柿の種を買った。
酔い覚ましにオールフリーを飲んで、ベッドに横になりそのまま窓を仰ぐと見事な月が輝いていた。
少し眺めていたが眠ったようだ。朝四時に起きて西に傾いた黄味を帯びた月を眺めた。
既にぼんやりとしていて夜半の輝きはなかった。

十六夜をどこで眺めようかとあれこれ考えるが、この中秋の前後は月のことが気になり寝不足になる。
早く月のことを忘れてぐっすり眠りたいものだ。

今朝は北風が吹いて寒いくらいに温度が下がっている。
秋も深まって来ている、北国では冬に向かって気分が滅入るそうだが、この辺りでも寂しい気分になる。
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J Store

2013年09月22日 | Weblog
太田縄のれんの近くにこの店はある。
一見すると薄汚い食料品店でタイの食料品を扱っている。
だから、知らない人は中へ入って料理がいただけるとは思わないだろう。
食堂部分には廉そうなテーブルを三つ繋げて十個くらいの椅子が置いてある。

ここが料理屋を兼ねている情報を得ていたので、中へ入ったが先客が二人でその三個分の長いテーブルを全て使って食べていた。
皆さんタイ人なので家族的で和気藹々だ。
トイレを借りている間に、その女性客二人が隅へ寄って、スペースを作ってくれたばかりでなく、二台ある扇風機をこちらに向けていてくれた。
素晴らしいおもてなしにグットくる。

パッタイとグリーンカレー、ライスを頼んだ。
パッタイは乾し海老の匂いが強く、麺は一塊になるくらいべたッとしていたが、実に美味であった。グリーンカレーのほうも、なんだか知らないが香りの強い葉っぱが入っていて噛み切れないのだが、香りのメリハリが利いていて味わいも素晴らしくタイ的であった。
と言ってもタイに行った事はなく、多分そういうモンだろうと感じさせるに十分本格的な感じを受けたと言うことだ。
二人での昼食には充分で、合計1,900円は妥当な価格だが、ランチをやってくれると更に来やすい。

夜来て呑むのにもいい。
グループ会社のシーハーが400円で置いてあるので、そいつを呑みながらスパイシーなタイ料理を食べていれば、三四千円で腹も脳も満足するだろう。
横浜にかつての日活映画のような三国人が跋扈する中華街や倉庫街のイメージを求めてくると、余りにも明るいのでがっかりするおっさんがいる。
そのような人に、この店は別世界の入り口であるかのような気分にさせるムードを持っている。

帰りに大岡川対岸の黄金町アートポップバザールへ寄り、植草甚一の「ハリウッドのことを話そう」と「いい映画を見に行こう」晶文社 2004年を購入した。
流石にこの名前を聞く頻度も減ってきたが、今月もちくま文庫で出ているし、俺達オッサンには相変わらずの人気のようだ。

ここの地域も銘酒屋を一掃して明るくなったが、閑古鳥が鳴いていてはいつの間にかセックスゾーンに逆戻りしてしまう。
それが悪いことだとも思わないが、ファッションマーサージが乱立するんでは詰まらない。
折角アートを呼び込んできたのだからその文化を育てようではないか。
しかしかつての黄金町は魅惑的な異界であった。


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十四夜

2013年09月21日 | Weblog
先日、利休庵に行ってサッポロ黒ラベルを味わい、その後蕎麦焼酎の蕎麦湯割を飲んだ。
この蕎麦焼酎は信州佐久の千曲錦酒造のもので、ラベルがいかにも渋くていい。

ここでは酒を注文すると海苔の佃煮が先ず出てくる。
酒と同時か燗酒などの場合は、どうかすると酒よりも速く出てくる。
そのため、一杯咽を潤した後で箸がさまようことが無い、いいもてなしだ。

最近は酒の肴五種セットを頼むことが多い、刺身がヒラマサ、甘エビ、帆立、煮物が牛筋と大根、鮪の佃煮、玉子焼きとチーズフィッシュケーキ、マッシュポテトに色々なもののカクテルと多彩であった。
谷中、河童、人参、セロリと味噌。
枝豆、絹担ぎ、玉蜀黍。
この三品を肴にそこそこ呑んだ。
〆は重ね蒸篭、この時期まだ新蕎麦ではないが、近々香り高い新蕎麦が出てくるだろう。

この夜は十四夜、帰路酔眼に見事な月が煌々と秋空高く冴え亘っていた。


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