キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

大晦日の餅つき

2021年12月31日 | Weblog
8時前から炭を熾しお湯を沸かして糯米を蒸す準備をしたが、炭が本格的に熾るまで1時間かかった。
40分から1時間の蒸し時間と聴いていたが、良く分からず十分蒸してから臼に開けたら焦げていた。
まさか蒸米が焦げるものとは思っていなかったのでビックリしたが、羽根釜間を使っていなかったので、外側から熱気が当たりそこが焦げたのと、火力を気にしていたので強くなり過ぎていたのかも知れず、蒸気は上記は100度以上になるから、おこげが出来てもおかしくは無いんだけどね。
あるいは付近を使っていれば、外側の感想と焦げは回避できたのかもしれない。
手返しは39年前までは母がやっていたが、今は渋沢の施設で車いすの生活だから、餅つきを経験したのは僕だけで、最初にこねるのと手返しをやった。
上から打ち下ろすのは長男と次男が交互にやったが、持久力は無かったが、力はすごくあったな。
徐々に要領を得ていい餅が出来上がるようになった。
6臼目をお供え餅とあんころ餅にして食べたが、こしがあって実に美味かった。
十勝産小豆を時間をかけて煮込んだだけあって、餡の味もよく甘さの具合も良かった。
終わったのが1時半と長丁場になったが、かくして39年振りの餅つきはつつがなく終了した。

39年前の大晦日の餅つきの夜の出来事について、母は心を痛め、以来餅つきは縁起が悪いと封印してきたが、実は、その出来事は僕にとって大きな転機となった。
その出来事自体はそれほど悪いことではなく、その後の僕のとった行動が悪かったために最愛の人を失ってしまっのだ。
その人を忘れるようにして生きて来て、人生の最後に来て、やっぱりそれが大きな後悔となって、今までの人生が嘘っぽいものと感じるようになった。
人生には一生後悔することもあるが、それもその人の人生で、それを受け止めるしかないってことだ。
今日の餅つきは、そんな事の踏ん切りがついたということか。

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いよいよ餅つきだ

2021年12月31日 | Weblog
今朝は宮世話人の仕事があり、9時に八坂神社へ行って、幕を張ったり、榊を切ってあげたり、新年を迎える準備をあれこれとやった。
思えば30日になっていて、残すところ今年もあと二日、今年の時間だけの事ならいいが実際には生きていられる日数が刻々と減っているわけで、そういった意味では新年がやって来ても目出度くもなんともない。
それでも一年を区切って生きていかないと余計だらだらの一生を過ごすことになるから、大げさな行事を執り行ってメリハリをつけるんだよね。

昼に仕事が終わり、家に帰ってスパゲティーミートソースを食べて、アールグレイを飲んだ。
なおちゃんにもらった焼き芋も食べた。

妻に小豆を買って来てもらったので、ストーブの火で煮た。
2時間という時間をかけたので中々いい餡が出来上がった。
竈の準備をと思い、前に庭からレンガを運んで裏の道に竈らしきものを作ったが、個数が足りず、不安定で何とも頼りないものだった。
裏の人がそれを見て、こんな玩具じゃ駄目だよといって、がっしりしたブロックを4個貸してくれた。
それで作ってみると立派な竈になり、細かい部分を煉瓦で補い機能的な竈にした。
火力の強い炭も届き、これで準備は整った。
後は糯米に浸水をして明日の朝を待てばいいわけだ。
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店番の後、歌った

2021年12月30日 | Weblog
流石に1時過ぎに寝ると4時に目が覚めることは無く、今朝は6時前に目が覚めた。
直ぐに中森明菜のカヴァーアルバムをかけて布団に入ったままで聴いていたが、多分40代で録音しているが、声が太くて低く色っぽい。
若い頃から歌が巧かったから、益々良くなっているが、ここ数年は音楽活動をしていないらしい、演歌の気持ち悪いバアサン達がTVを占有しているが、この人の50代の歌をTVで視聴してみたいと思うのは僕だけじゃないはずだ。

7時に台所へ降りて朝飯を食べたが、昨日の味噌汁が残っていてそれを温め、煮た鰯を軽く焼いて、白菜の漬物を桶から出し、風呂吹き大根をレンジで温めて食べたので、準備に10分もかからなかった。
「マー姉ちゃん」が2回連続で放送されたので、南方へ転出する前の田中健と熊谷真実の鹿児島での急な結婚式と新婚旅行代わりの市内観光の場面を観た。
中国戦線にいた陸軍を南方へ送り込んだ頃にはすでに負け戦が明らかになった頃で、途中の輸送船で沈められるか、南方で病死か餓死する運命にあった。
そのまま中国に残った陸軍は目の前の戦いに負けなかったので、敗戦が信じられなかったらしい。

今日は今年最後の日で、JA湘南へ向かったが、野菜も花も昨日程は無かったな。
今日売れ残ると潰しが利かないってことなのか、チョットがっかりだ。
大根2本と赤芽芋と菜花を買った。
家に帰って大根を新聞紙にくるんで納戸へ保管した。
風呂吹き大根は、正月だろうと何だろうと喰いたい。

部屋の片づけをした、一つには未だ見つからない実印兼銀行印を探すためだが、今日の所は発見に至らなかった。
一体何処へ行っちゃったんだろう。

昼は、2時から店番が迫っていて、妻がマサへ肉の日の買い物に出かけ大量の肉の処理があったので東華軒の弁当とサンドイッチを買って来たので早めにそれで済ませた。
食後、倉庫へ寄って餅つきに必要なものを載せてから店へ行った。
4時過ぎまで割とお客が来てくれたが、その後7時までばったりと客足が途絶えた。
まあ、僕自身暗くなったら家で飲み始めるのが暮れの習いだったから、さもありなんと思った。

7時に店を〆て、一度家に帰ったから娘の家に行き、娘のダンナの母親とその妹と一緒に会食をした。
この妹という人は元歌手で、村井邦彦の引きでデヴューの予定だったが、結局一人でのデヴューは出来ず、南こうせつのバックコーラスでドサ周りをしたというから、かなりのもので、一緒に「勝手にしやがれ」「恋は水色」など4,5曲歌った。
面白かったねえ。
ダンナがF1の解説などをやっていて、その道では高名な人らしく、BGMに「横浜フォール・イン・ラヴ」をかけていたら、日野美歌の「願わくば桜の下で」の作詞もやっていて、多彩な人だったんだね、葬式には日野美歌も来てくれたと、大いに話が弾んだ。
「夜明け前」「丹沢山山廃」ジョージアのワイン、シャトー・ムベールなどを飲み、刺し身、豆のスープ、豚のパテ、チーズなどを肴にして11時半まで大いに騒いで帰ってきた。

ゆえに今朝は二日酔い気味である。

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鰯か鯖か

2021年12月29日 | Weblog
JA湘南は今日明日で年内の販売が終わるので、何時もより早く9時半開店となるので、早めに出かけたが、熱心なオバサンが既に並んでいた。
正月用の野菜と花を調達するので、皆さん真剣な面持ちで待っていた。
花は葉牡丹、水仙、狼狽、菊などが大量に並んでいた。
大根、白菜、赤芽芋、ほうれん草、葉牡丹を買った。

図書館が昨日から休館になったのでチョット寂しい。
家に帰って、餅つきの準備で物置を探ってみたが、臼と杵しかなかった。
流石に寒いので冬物を出すついでに、納戸の天袋を見たら、母がしっかりとビニールに包んだ蒸し器が3個仕舞ってあった。
母は整理整頓片付けが天才的に優れていたが、40年前に仕舞った蒸し器と竹の簾が去年仕舞ったように綺麗な状態であったのに感動した。
柄杓と一升桝もあり、これで大体の道具は揃ったが、羽根釜を捨ててしまったので、それに代わるものを探したら、日頃妻が揚げ物に愛用している鍋が蒸し器の直径とほぼ同じで使えそうだった。
これで竈を煉瓦で作ればいいわけで、火力の強い炭をふんだんに使いたいので、価格の安い形成炭をAmazonで頼んだ。
釜のお湯を沸かすだけで、直接焼き物をする訳ではないので品質にはこだわらない。
そうこうしているうちに糯米10㎏が倉敷から届いた。
手書きの礼状と無洗米の扱い方が書いてあり、こういうの今までなかったから何だか身近に感じ、場所を調べてみたら海岸に近いところだった。
明日は2時から7時まで「マーリ・モンターニャ」の店番をするので、午前中に家の掃除と竈が巧く設置できるか試してみないと。

昼飯は饂飩にすると妻が云うので、昨日からストーブで煮込んでいる豚肉と卵を載せて喰おうということになり、葱と三つ葉を添えて食べたが、うどんが何時もと違うところで買ったらしくイマイチだった。
午後は少し掃除をと思ったが、午前中に秋物と冬物を入れ替えたので疲れていて、結局「ジェラシックパーク」を観てしまった。
発想は面白いが、スピルバーグ以降映画が詰まらなったと云われるが、スリルを作る手法が多用されていて白けた。
まあ、そういったものに強く反応する観客も悪いのかもしれないけど。

3時を少し過ぎていて、妻は西友から大量の買い物をかかえて帰って来て、窓ガラスを拭きだした。
僕は階段の掃除をチョットだけして散歩に出た。
出掛けにアナタは全然役に立たないと云われたが、実際掃除はひどく苦手なんでね。
夫婦そろって苦手だから家の中はしっちゃかめっちゃかなんだ。
南へ歩いて葛川に沿って土の道を東へ歩く、好みのコースを大磯プリンスのテニスコート下まで行き、北へ向かって落語茶屋に寄り、直ちゃんに店に来たお客に落語茶屋を紹介したことなどを話し、店のカードと焼き芋を2本もらって帰ってきた。
今、この辺りには茅ケ崎あたりから多くの人が、美味しい店や変わったところを目指して自転車でやって来ていて、そういったチャリダーに落語茶屋はうってつけなんだ。

4時半に帰って、ゆっくりと好みの曲を集めたTAKA1を聴きながら、少しPCでの作業をやっていたら、妻が来て、鰯と丸々太った鯖を買って来たが、晩飯はどっちがいいというので、脂の乗った鯖も捨てがたいが、朝、塩鯖を焼いて食べたから鰯を焼いてくれるよう頼んだ。
風呂に入って、出る頃には晩飯が出来上がっているから、鰯焼きならやっぱり酒だなあなどと考えていたら、はたして晩飯が出来ていた。

鰯の塩焼き2尾、菜花の山葵和え、風呂吹き大根、カマンベールチーズ、ナン、ベーコンとチーズのパン、「宮の雪純米」の燗、ダニエルの白赤、9+の赤2種、シャトー・スオウのサルファー・フリーを飲んで、8時にグラスにたっぷりタリケのホワイトアルマニャックを注いで2階に上がってTAKA2を聴いた。

大磯と二宮図書館のジャズの所有アルバムを調べていたら今日も1時になってしまった。

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餅つきをやるぞ

2021年12月28日 | Weblog
昨日は年賀状を完成させて出したので心のつかえが外れたのか随分飲んでしまった。
妻が古本ワイン市で試飲用に開けたワインを2本買い取ってきたので、テーブルの上には7本ばかり飲みかけのワインが林立した。
それでもメインが烏賊の刺身だったので、「宮の雪本醸造」を燗して呑み始めた。
その他には菜花の山葵和え、烏賊のげそと赤芽芋煮、この二つが古典的な料理のせいで作り方が確立していて美味かったなあ。
本やネットで見かけたつまらない料理人のレシピは酷いものが多く、例えば昨日の昼にカリフラワーと茹で卵のスパゲティーとやらを喰わされたが、これがまったく酷いもので、まあ、多くの情報から本物を見極める目が要求されているともいえるから、真に受ける妻が悪いんだけど。

僕が酒を飲んでいる隣で妻は、カマンベールチーズとブルーチーズを出してきて、シャトースオ―のサルファーフリーなどを飲み、やっぱいボルドーは美味いなあとか洒落たことを云っていたが、カタロニアの赤4種類ほどを順番に飲み、夫々の味わいを1時間ばかり堪能して、私寝るからご飯を掛けて置いてと云い残して2階へ消えてしまった。

残ったチーズでダニエルの赤を飲みだし、一応すべての赤とダニエルの白を飲んで、やっぱり〆はハードリカーでと、シャトー・ボーロンを納戸で探し、運よくというか悪くというか、目の前に洗って置いてあったブランデーグラスで飲み始めたら、1時半になってしまった。
泡盛の古酒、ホワイトアルマニャックなどと飲み進めたわけだが、納戸に妻が隠し持っているポップコーンやコーンスナックなどを探し出してきてつまみとした。
TVは全く詰まらないので、JBLのスピーカーで好みの音楽をかけていたのもいけなかった、ストーブを背中に背負っていたのも長引いた原因の一つだが、とにかく冬の夜長は飲み過ぎる。

今朝は6時半に目が覚めて、シメジと舞茸ととオフの味噌汁を作り、塩鯖を焼き、白菜の漬物を出し、お隣からもらった卵かけご飯用の卵を割って朝飯を喰った。
あれだけ飲んだのに二日酔いになっていないのが驚きで、2階に登って来て、こうして机に座ってブログなどを書いていると、チョット頭が心地よくクラッとする程度だ。

31日に1982年以来となる餅つきをやるつもりだ。
もち米は確保して10㎏が今日着くが、竈、蒸し器などを捨ててしまったので、その替わりとなるものを考えなきゃいけない。
杵と臼は物置に置いてあるが、あんころ餅を作るには小豆を買って煮ておかなきゃいけないし、のし餅を簡便に作るには大きなポリエチレンのビニール袋が必要だ。
バーべーキューをやるレンガを上手く組んで竈の替わりにし、薪が無いから炭で代用、火力があるかなあ、それより蒸し器が問題か、となるとガスコンロで普段使っている蒸し器でやる手もある。
まあ今日一日、納戸や天袋、物置を探してどのようにするか検討してみよう。

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「祇園塚古本&ワインいちば」最終日

2021年12月27日 | Weblog
いよいよ古本とワインの販売も最終日を迎えた。
一度4時前に目が覚めたが、4時半までYouTubeを視聴して再び眠り、6時半に起きた。
昨夜妻が早く寝てしまったので、5合の米を炊飯器に掛けていたが、水を多めにしたらチョット柔らかく炊けていた。
舞茸と豆腐の赤だし、塩漬けの鯖を焼き、白菜の漬物で食べた。
どうも朝を目一杯食っていると、それが昼夜にも続き、常に目一杯食っているようだったが、やや朝飯を減らしてみると、なんだか少し飯の量が減って来て痩せたように思える。
朝は、今後も味噌汁と漬物と魚にしてみようと思う。

販売の最中は足元に七輪を置いて暖を取りながら、何か煮炊きしてい織るが、今日はおでんをやろうと思い、ワクワクまで小田原の練り物を買いに行き、西友で竹輪と竹輪麩を買い足して、帰りに図書館でCDを借りた。
The Chick Corea New Trio 「Past,Present&Futures」2001、Harbie Hancock And Chick Corea「the Piano Duo Live」1992、Wayne Shorter Quartet 「Beyond the Sound Barrier」2005、Wayne Shorter「the Blue Note Years」1964~70、 「alegria」2003、Louis Armstong「Satchmo What awonderfulworld」1998
ちなみにサッチモのアルバムには、今やっている朝ドラに出て来る「On the Sunny Side of the Street」が入っている。

大根が無かったので、赤芋の皮を剥いておでん種にし、梅と鰹節で結びを作った。
11時前に倉庫について、すでに妻は佐木に歩いて出かけていたので、シャッターを開けてセッティングをしていた。
本を並べ、七輪五火を熾し、持参の井戸水をポットに入れて沸かしお茶を淹れた。
昼前だったが結びを食べて、ラム肉を焼いて食べたが、これが絶品だった。
その後、おでんを作った。
日差しはあったが気温が低かった。
それでも年末の日曜日、結構お客が来てくれてワインが売れた。
本の方も文学好きのオバアサンが見えて、4冊ほど良い本を買って行ってくれた。
その後も本好きのご夫婦が見えて6冊ほど多彩な本を買ってくれた。
ワインの好きな方は、車で前を通り過ぎざま有機ワインの販売という看板を観て、先のCVSに車を停めて買いに来てくださり、纏め買いをしてくれた。
ご夫婦がサイクリングの途中で見かけて、やはり纏め買いをしてくださった。
重いのに背中に背負ってね。
こういうの嬉しいね。

昼下がりの暇な時を狙って国府分館へ行きCDを借りた。
「伝説の歌姫 李香蘭の世界」2015、山口淑子(李香蘭)「何日君再来」2015、2014年に亡くなっているので、それを機に発売されたものだね。
晩年の国会議員の頃の派手な顔立ちの中年女性を覚えているが、若い頃の写真は美貌といった言葉が当てはまる美人だ。
Toquinho「Sonho Dourado」2000?、「Toco Toca」1998、Vinicius & Toquinho 1998,ブラジルの男性歌手で、「イパネマの娘」が入っているので、サンバとボサノヴァだろうと当てをつけて借りてみた。

途中で雪が降って来て凄く寒くなったが、七輪とホットワインのお陰で寒さが凌げた。
ヨーロッパのクリスマスシーズンには路上でのホットワインが風物詩だし、ドイツのアイスワインの収穫には白のホットワインが定番だけど、寒い時には熱燗、ホットウイスキー、ホットカクテルなど温かい酒が嬉しいね。

5時に撤収しておでんを自転車のかごに入れて帰って来て、「宮の雪本醸造」を燗して呑んだ。
年賀状を作らなきゃいけなかったが、李香蘭やサッチモを聴いちゃった。

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「祇園塚古本&ワインいちば」2日目

2021年12月26日 | Weblog
朝4時前に目が覚めたが、枕元のJBLSpeakerを倉庫に置いてきたので音楽が聴けず、YouTubeで最近の政治情勢についての番組を視聴した。
もう新聞を止めて長く、今、新聞がどのようなことを書いているのか知らないし、バラエティ番組のようなTVの政治討論についてもバカバカしいので観ない、軽々にそれらの媒体が駄目だとは言えないが、ネットの世界とはかなり違った論調であることは分かり、そこからの情報が必要ないことだけは何となく分かる。

7時前に起きて、シメジと舞茸と豆腐の味噌汁を作り、鯖の塩漬けを焼き、風呂吹き大根を温め、白菜漬けを出し、納豆を食べた。
朝のうち雨が降っていたが早い時間に止み、9時過ぎに自転車で西友に炭を買い行ったが売ってなかった。
炭は夏の季節商品のようだ、帰りに図書館へ寄ってCDを引き取った。
「小林明子ゴールデン☆ベスト」2004、これは何と言っても85年の「恋に落ちて」が聴きたい、友人と草野球のチームを作り、その後に良く酒を飲み更にカラオケで歌ったが、当時流行っていた曲で唯一歌えた。
The Best of Bud Powell 1997Bud、Bud Powell selected by Chick Corea 1998、Chick Corea and Gary Burton in Concert,Zurich,October 28,1979, Chick Corea solo piano Expressions 1994
バド・パウエルからチック・コリアへ流れた選択ですね。

11時前に自転車で会場の倉庫へ出かけた。
妻はその前に歩いて出かけたので、着いた時には鍵を開けた直後だった。
2日目なので段取りもよく、古本とワインを並べて短時間でスタンバイした。
PCからJBLSpeakerへ小泉今日子、中森明菜、杏里、ZARDを流した。
バーナーで炭に火を点け、先ずはお湯を沸かしお茶を淹れて飲んだ。
その頃には12時になっていたので妻が作った結びを食べた。
その後にシチューを温めてトーストを焼いて食べた。
もちろん白ワインを5種類ほど試飲をしながら食べたが、このシチューを煮込むのも4日目で味が馴染んで実に美味かったね。
その後、白のホットワインを作ってみた、カルダモンと丁子に加えシナモンを入れてみた、割といいがやっぱり赤の方が香辛料の刺激にマッチしていいような気がした。
後半は専ら赤のホットワインを作った。
流石に土曜日のクリスマスなので、昨日CVSでバイトしている大学生が、この日は特別で皆さん財布のひもが緩んで忙しいと云っていたが、ワインはかなり売れた。
知人も激励に来てくれ買ってくれたしね。
本は全く売れなかったが、知人の大学生の息子が推理小説が好きとのことで、かつて熱中した清水辰夫20冊ばかりと半七捕物帳などを差し上げた。
5時頃シチューとトーストを食べに次男がやって来て、すっかりシチューが終わり、片付けをした。

午後、お客様が途切れたところで国府別館に行きCDを借りた。
須藤薫ベストセレクション1986、矢野顕子「Elephant Hotel」1994、山本潤子「J’s」2006、ネーネーズ「オキナワ」2000、「Dikka」2016
須藤薫は2枚組のゴールデン☆ベストを持っていて、すべてそれに収録されていた。
矢野顕子はあまり好まなかったがジャズの名盤に「Welcome Back」が上げられていたので、それ以来気にしている。
山本潤子は一時物凄く声が魅力的になったことがあり、YouTubeで惚れ惚れとして聴いていたが、2014年から休養していてチョット心配。
ネーネーズは良く知らないが、この二枚のアルバムのメンバーは全く違う。
若い頃、田端義夫の「島育ち」「十九の春」を聴いて沖縄の音楽が好きになり(正確には奄美諸島の音楽なのかもしれないが)、沖縄民謡のCDも持っていて時々聴いている。

妻は次男と一緒に歩いて帰ってきたが、すっかり疲れたようで晩飯も食わずに寝てしまった。
もっとも帰る前に次男と一緒にシチューを食べていたので、晩飯は切実ではなかったろう。
僕は途中で生ハムやサラミとチーズなどのつまみでワインを飲んだが、小腹が減っていたので中華麺にひき肉と舞茸、葱、壬生菜で餡を作って載せ食べた。

今日は寒波が襲ってくるので寒い一日となる予想だったが、朝起きて観ると酷く寒い。
日は出るのが救いだが、気温は上がらないようなので七輪が大活躍しそうだ。
炭は昨日、娘の所のやつを持って来てくれたのでふんだんに使える。
いよいよ今日は最終日なので、寒さに負けずぜひお越しください。
ホットワイン(無料)を作ってお待ちしています。

「祇園塚古本&ワインいちば」
日時 12月26日(日)11:00~17:00
場所 大磯町国府本郷924-3 イナリヤト食文研倉庫前
   バーミヤンの北側







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「祇園塚古本&ワインいちば」初日

2021年12月25日 | Weblog
「祇園塚古本&ワインいちば」の初日を迎え、朝からバタバタしていた。
ホットワインとスープを温め暖をとるために七輪、炭、消壺、バーナーなどを用意し、簡単な料理の準備もあったし、朝、西友にアルコールの消毒液、除菌ウエットティッシュ、ホットワイン用の蜂蜜なども買いに行った。
その帰りには図書館へ寄り、CDを借りた。
「小坂明子ベスト」2004、「あなた」は太った上品な女の子が夢見る結婚生活を別れた恋人とのことをもとに作った歌で大ヒットした。
1973年の事で、音楽の才能のある娘が眩しく羨ましく感じた。
杏里「R134 Ocean Delights」2003、「a day in the summer」2008、杏里は「悲しみがとまらない」以外ほとんど聴いた事が無かったが、この娘に似た女性に惚れられて、そういうこともあったんだなあ、それで記憶に残っている。
吉田美奈子「Gosh Pont Box meets Yoshida Minako」2002、「Pont Box meets Yoshida Minako」1998、ポンタがドラム奏者であることは知っているが、それ以上に詳しくはなく、とにかく吉田美奈子とジャズアルバムを作ったのがこれだ。
吉田美奈子も1975年のアルバムを聴いてそれっきりで、きっと美人じゃなかったからあまり表に出てこなかったのだろうが、しぶといファンが多く古いCDは高い。

娘が10時半に車で迎えに来て、荷物を積み込んで倉庫である会場へ向かったが、妻が倉庫のカギを忘れて来て、娘にブツブツ言われながら取りに戻ったので、その簡に国府別館へ行きCDを借りた。
本田美奈子の2枚は既に借りたやつで、山口百恵の2枚の内1枚も既に借りていて、西田佐知子も借りたやつだった。
なんと5枚借りたうちの4枚が既に借りたやつで、残る1枚は山口百恵「歌い継がれてゆく歌のように」1993だった。いやはや。

本を出して並べていたら、阿川弘之「亡き母や」が3冊出て来たが、家にもう1冊あるから、同じのを4冊も買っていたんだよ、それも新刊で。
既にその頃からボケは始まっていて今更驚くことも無いが、好意的に考えれば山口百恵と本田美奈子が好きなんだよね。
本は兎に角お好きな方に廉くお分けしたいので、思いっきり安くした。
5時過ぎまでやって本のお客はお二人で、二人とも若いかただった。
10冊くらい買っていただき、御代は990円だったが、好きな方に渡ったので嬉しかった。
古本屋のオヤジに憧れていたが、本の前に座って道行く人と車をのんびりと眺めているのは、思った通りの悦楽だった。

ワインの方も大して売れなかったが、ワイン好きな方が来て下さり結構試飲をしてくれた。
こっちの方もワインを通してああだこうだと話しているのが愉しみだから、もうそれだけでいいんだよなあ。
ワイン好きの若夫婦が二度も見えて色々試飲をしていただき、最初に来た時に結構いいワインを2本お買い求めいただいた。
二度目にはおつまみを持って来てくれてね、とにかく好きな方に広く楽しんでいただくことが嬉しい。
お客様は若いかたたちが多く、試飲をして気に入ったワインをお買い求めいただいた。
あるかたはシードルが気に入り、クリスマスイヴを心行くまでシードルで過ごすと、随分喜んでおられた。そういうの見ると、凄く嬉しくなっちゃう。

昼は妻が作った結びを食べ、シチューを温めてトーストと一緒に食べた。
3時ころまで日差しが強く暑かったが、その後冷えて来て七輪の火が有り難く、その頃からホットワインが美味しく感じるようになった。
カモミールと丁子と蜂蜜、ダニエルの赤をポットに入れて七輪に掛け、その配合や温度を色々試してみたが、結構美味しいホットワインが出来たね。

5時を過ぎて暗くなるころチョット混んで、5時半ころまでやっていたのかな、その後片づけをして歩いて帰ってきた。
妻が途中でマサに買い物に行き鰹の刺身を買ってあったので、「宮の雪本醸造」を燗にして呑んだ。
出来合いの餃子と牡蠣フライも買ってあり、スティックブロッコリーとほうれん草の卵炒めを作った。

今朝は早朝雨が降っていたが、これから上がる予報なので、今日は曇り空の中での販売になる、さて土曜日のクリスマスはどんなことになるのだろうか、チョット愉しみではある。
本日もよろしく。


「祇園塚古本&ワインいちば」
日時 12月24日(金)~26日(日)11:00~17:00
場所 大磯町国府本郷924-3 イナリヤト食文研倉庫前
   バーミヤンの北側





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結構忙しい一日だった

2021年12月24日 | Weblog
今朝は寒いが天気はいい。
5時に目が覚めて中森明菜を聴き、7時前に起きてかつ丼と味噌汁を作り、白菜の漬物で食べた。
今朝のトンカツはやけに厚手で、ボリュームがあったな、2日目にして医者からの食べる量を減らせというアドヴァイスは無効になった。
食べている途中でマルがやって来て、訴えかける目でこっちを見ている、母の居間の雨戸を開けて外を見させろということだが、「マー姉ちゃん」が終わったところで、立ち上がって玄関へ向かうと嬉しそうに先導した。
愛いやつじゃ。

何時ものように二階へお茶を持って上がり、ビル・エバンズを聴いていたが、今日は午前中に母の処へ要望のあったカーディガンとボールペンを届けることになっている。
カーデガンは黒に金の刺繡のなかなかいいやつで、これを着て年末年始過ごしたいらしい。
ここ数十年お正月におめかしをして過ごすなんてことを想ったことも無いが、92歳にしてそういった気持ちがあるのはやっぱり女だからだろう。

昨日の朝、新たに白菜を漬けたし、昨日大根を煮込んで風呂吹き大根に仕込んだし、4日程前には大根を切って庭に乾したので、今日JA湘南に行かなくても、葉物もあるし用が足りるだろう。
二宮の図書館は駐車場が無いから寄れないし、午後は病院へ血液検査に行くのと、国府分館へCDの引き取りに行かなくちゃいけないから、車でさっと行って届け物を置いて、洗濯物を引き取ればいい。

10時に車で渋沢の母の施設まで行ったが、途中の中井の山中から眺めた富士が見事だった。
冠雪をしていて青空にくっきりと映えていた。
届け物をしたら偶然母が髪を切りに階下へ来ていて、看護師が気を利かせて玄関へ連れてきてくれたので、1年振りに間近で会うことが出来た。
けっこう元気そうだった、母も喜んでいたので良かった。

帰りは何処へもよらずに家に帰って来て、病院へ行ったが15人ばかり待合室にいたので直ぐに諦め、図書館でCDを借りた。
The Orijinal Recordings of Chrlie Parker 1999, The Best of Modern Jazz Quartet 1999, The Essence of Thelonius Monk 1982、Thelonious Monk Plays the music with Duke Ellington 2000, 1955年録音、Thelonious Monk and Sonny Rollins 1953と54年の録音

昼飯は妻が炒飯を作った。
ベーコンとソーセージと卵の炒飯で美味かった。

明日からの古本ワイン市のために、本を運び出して車に乗せ、会場の国府の倉庫に下ろした。
机のチェックなどをして、必要なものを書きだして備えた。
ヤオマサに寄り、烏賊と鯨を買った。
妻が買い物をしている間に国府別館でCDを借りた。
村上"ポンタ”秀一「Welcome to My Life」1988、30人以上の仲間が参加して作ったアルバムで、最後の「嵐を呼ぶ男」で9人がソロドラムを敲いているが、2番目が森高千里で、これが何しろ目玉だったね。
後の4枚は中森明菜「Unbalannce Balance」1993、「Cruise」1989、「Fumme Fatale」1988、「Cross My Palm」1987
中森明菜は82年にデヴューしていて、いわゆる金屏風事件が89で、その時にはシングルの売り上げが落ちてない、落ち込んだのは93年で、87年から89年のアルバムを聴いたが、この中からシングルカットされていないので、シングルとアルバムは全く違う考え方で作っていたんだろう。
当時は中森明菜をあまり見たことなかったので、その辺事情はよく分からないが、ファンなら知っているんだろうね。

4時になったので病院へ行った。
案の定空いていて、血液検査の結果を見たら、肝臓の数値が以前より悪く、中性脂肪は思ったより良く300半ばだった。
以前は1,000を超えていたので、平均値の倍以上だが良くなったなあと思う。
血糖値が高いと指摘されたが、すべては肥満が原因で、その原因は暴飲暴食にあることは明らかだ。

風呂に入って2階で音楽をいじっていたら、妻は佐木に晩飯を済ませて母の居間に移動してTVを観ていた。
烏賊と鯨の刺身、菜花のわさび和え。烏賊のげそ焼きを肴に「宮の雪本醸造」を燗して呑んだ。
チーズパン、ラム肉、鯨をストーブで焼いて、妻が買って来て空けたカタロニアの赤を飲んだ。
この造り手は、シャッター商店街の空き店でワインを造っていて、腕が良く実にいいワインを造るが、そこの一番安い赤で、それでも単純なフルーティな赤ではなく掴むものがある。

今朝は朝飯の後、中森明菜の手持ちのアルバムを聴いているが、「天城越え」が一番いいような気がする。
今日はいよいよ古本ワイン市の当日です。
告知もしてないからお客様もまばらで、寒さとの戦いのような気もするけど、お近くの方ぜひ来てください。

「祇園塚古本&ワインいちば」
日時 12月24日(金)~26日(日)11:00~17:00
場所 大磯町国府本郷924-3 イナリヤト食文研倉庫前
   バーミヤンの北側








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祇園塚古本&ワイン市場

2021年12月23日 | Weblog
昼はまたも妻がトンカツを揚げ、しかもチキン、ヒレ、ロースと3種類、たっぷりと揚げてあったが、さすがに連続してのかつ丼が憚られたのかカツサンドになった。
庭のリーフレタスが順調に育ち、これもふんだんにあったので、多少は健康的な方に傾いたかもしれないが、カロリーの絶対量が多すぎる。
牛乳を温めて、チキンカツとヒレカツを使ってサンドイッチにして食べた。
食後にアールグレイを淹れて飲んだ。

少し休んでから妻の車で「マーリ・モンターニャ」へ行ったが、本来定休日なので人影もなく30分が過ぎ、図書館へ行ってCDを借りた。
今日も1枚LPが入っていて、借りると同時に返却することになった。
つい、CDかLPかの個所を見落とすが、RecordPlayerを持っている人にとっては垂涎ものだよね。
これだけLPの在庫があるならいっそRecordPlayerを買うのも手だな。

今日はPCとSonyのBluetoothSpeakerを持って来たので、クリスマスの雰囲気を醸し出そうと企んでいた。
このソニーのスピーカーは7色の光が点滅する遊び心搭載の優れモノなのだ。
その分音質に注力しろって意見もあるだろうが、暗い部屋でこれを眺めていると結構楽しいもんなんだよ、音も味同様周りの環境に影響される。
これでクリスマスソングを流し、5時過ぎの店内で輝けば、それっぽい感じが出るだろう。
実際、かつてのSonyの栄光を知っている老齢のご婦人が懐かしそうに眺めていた。

借りてきたCDは、bill evans torio「torio '65」1989、録音は1965年のものだ。
もう2枚ビルエバンスで、Bill Evans with Philly Joe Jones「Green Dolphin Street」1986、録音は1959年と1962年のものと、Monica Zetterlund「Waltz For Debby」2011、録音は1964年ストックホルム。
このモニカ・ゼタールンドは1枚アルバムを持っていて、駄作と酷評する人が多いが、スウェーデンの歌姫がニューヨークで録音したものだっだ。
これはビル・エバンズが地元にやって来ての録音だからリラックスして本領発揮しているんじゃないか。
小田和正「自己ベスト」2002、これには「秋の気配」は入っていて、これが目当てなんだ。
日野美歌の「横浜フォール・イン・ラヴ」に入っていて、本人の解説によれば、高校生の頃胸が締め付けられた曲、何度も聴いている内に実にいい曲だなあと思うようになった。

今朝は5時に目が覚めて音楽を聴いていたが、何時ものように7時前に起きて朝飯を作った。
昨日、医者から食べる量を減らすように言われたばかりなので、チョットだけ気にしてシメジと豆腐の味噌汁、鯖の味噌煮、白菜漬物で食べた。

9時半にJA湘南へ行き、大根と赤芽芋を買い。
帰りに図書館で「圭子の夢は夜ひらく-藤圭子Hit Collection-」1999、「田端義夫全集」1999、「筒美京平(作曲家研究名作選)」1999、淡谷のり子「別れのブルース」1998、「渡邊はま子全曲集」1999、「和田弘とマヒナスターズ全曲集」2003とチョット渋いところを借りた。
藤圭子は5曲歌詞を見ないで歌えたから身体に染み込んでいるんだなあ、娘の方には全く興味が無いから、歌は世に連れってやつだね。
田端義夫は父が好きで、2枚組のベスト盤を持っているが、SP原盤のCD化なのでノイズが酷くてね、このアルバムは後年歌い直したやつで聴きやすい、でも、当時の雰囲気はやっぱり原盤だなあ。
筒美京平に収録されているのは日本Colombiaに属している歌手のもで、伊東ゆかり、堺正章、平山三紀、ヒデとロザンナ、庄野真代、河合奈保子などだった。
淡谷のり子のアルバムは買おうと思っていたが、知っている楽曲が「別れのブルース」だけなので逡巡していた。
渡邊はま子も2枚組の全集を持っているが、田端義夫のケース同様で、このアルバムの方が音質がいい。
ちなみにこれに収録されている「蘇州夜曲」と淡谷の「別れのブルース」は日野美歌の「横浜フォール・イン・ラヴ」に入っている。
マヒナスターズは、もう何と言っても「お座敷小唄」で、小学生の頃母方の祖母に教えたが、彼女は99歳まで生き、事あるたびに「おまえたちに教わったと」僕と弟に話した。思い出深い曲だ。
人が歌謡曲を歌うと馬鹿にする妻も、この曲だけは手拍子をして歌うことがある、本当に歌謡曲が嫌いなのか?

家に帰ったら、先生から毎年恒例の「女城主 大吟醸」が届いていた。
2年前に脳梗塞を患い、直ぐに復帰して酒も呑めるようになっておられたが、7月に「マーリ・モンターニャ」の開店祝いにおいでになった時にお会いして以来ご無沙汰している。
お元気の事と推測するが、来年はぜひ一緒に吞まなきゃあね。

それにしてもお客が来ない、寒いと外に出るのが億劫になるけど、ここへ来てワインを引っ掛けりゃあ暖かくなるんだけどなあ。
4時まで、PCでCDなどの整理をしていたが、カタロニアの樽熟成の赤を1本買って、持参したソーセージ入りのパンを肴に飲みだした。
時合なのかお客さまがやって来て、内容が書けないのが残念だが、色々なことを話して面白かった。
閉店の7時前にもお客がやって来て、一通りワインの試飲をしてくれた。
どうも敷居が高いみたいで、入り難いと聞く、とにかく入ってもらい試飲をしてワインに馴染んでもらうことが肝要なんだけどね。
試飲をさせながら押し売りのように販売している会社があるので、用心している人もいるみたい、全く売れないと存続が危ぶまれ困るが、長くワインで食を食んできたお返しに、なるべく多くのかたにワインを愉しんでもらうのが目的なんだよね。

7時に店を〆て、まあほとんど妻が片付けをやったんだが、通りのはす向かいのタイ料理屋「マッサマン」でチキンのヌードルを食べた。
妻はパッタイを食べたが、女はこれが好きだねえ、というよりそもそもタイ料理が好きだな。
僕はもう飲んでいたのでいいが、妻は早く飲みたいので、一品を食べて素早く帰ってきた。
2階で音楽を聴きだしてしまったので、良く分からないが、妻は次男を相手に台所で飲んでいたが、小一時間後に何か軽く食べようと降りていったら、飲み終わって風呂に入るために登ってきた。

この週末、国府の「バーミヤン」の隣の倉庫前で、僕の本の販売と同時にワインの試飲販売をする「祇園塚古本&ワインいちば」を開催する予定でいたが、酒類の臨時販売免許が下り、いよいよ実行することとなった。
どうも寒波がやって来て寒いらしいが、下記の要領ででやってますので本好きのかた、クリスマスとお正月にワインを飲もうなんて考えてる方お立ち寄りください。
お車の運転をなさらない方は試飲ができますのでお楽しみに。
妻がやけに張り切っていて、入れ込んでいるけど、車の交通量は多いけど、そんなに人通りがあるところじゃないので、寒さ対策が第一になるんじゃないかなあ。

「祇園塚古本&ワインいちば」
日時 12月24日(金)~26日(日)11:00~17:00
場所 大磯町国府本郷924-3 イナリヤト食文研倉庫前


イナリヤト食文研のワインとビールはこちらからご覧になれます









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