キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

母の通院

2020年10月31日 | Weblog
下手の横好きというのは一体どういったことなんだろう。
好きなことはずっと関わっていられるから、いやでも巧くなるから下手ではなくなるもんだろう。
それでもやっぱり下手でどうしようもないってことがあるわけで、さしずめ僕の音楽好きなんかがその典型で、音痴だから歌をうたっても絶対音階を持っているやつから、気持ち悪くずれていると言われるし、それが妻だから余計腹が立つんだけど、鼻歌を気持ちよく歌っていてそういうこと言われるの想像してみてよ。
これだけ好きなんだから楽譜を初見でスラスラ歌えたらなあなんて夢見る。
事は音楽だけではなく文学においても同様で、例えば連歌なんかの席で絶句したりする悪夢を観る。
音楽にしろ連歌にしろ、皆さんとコミュニケーションを取りたいってのが最終的な望みなのかもしれない、その関係性から音や言葉の見事なハーモニーが生まれるわけで、お互いにその微妙なやり取りの関係が何とも楽しいわけだ。

今日は母を平塚市民病院へ連れてゆく日で、8時半に弟とめぐみの里で待ち合わせてた。
何時もより手続きとか診察に時間が掛かり、施設に帰って来たのが12時になってしまった。
去年の10月に大腿骨骨折をして平塚市民病院で手術をし、七沢温泉リハビリセンターに替わり、1月にめぐみの里にやって来たから、家を離れて1年が過ぎたわけで、コロナの影響があり外出で家に帰ることも出来ない。
母と家を出てから1年経ってしまったんだねと話をした。
今回の通院で手術後1年の経過観察が終わった。
目出度い事だが、これで面会が再開しない限り会うことが出来ないので、困ったことでもある。

弟とさくら通りの寿司屋へ行き、昼を食べた。
ちらしを食べたが、ショウケースにあった本鮪の蛇腹を褒めたら、親方が中トロを切ってくれたので贅沢な昼飯になった。
お返しでもないんだけど、牡蠣を剥いてもらって食べた。
弟が家に帰ってから、牡蠣が美味かったとわざわざメールしてきた、良かったよ。
1時間親方と話をしたが、大磯の出だと言うのがチョット意外だった。
秦野と言うと山の人って感じがあり、そこへ浜の人が来ているのが意外なんだが、車の時代の今、浜も山も無いか。
今週は3度鮨を喰ったが、今日が一番満足した。

家に帰って「プレシネ」を途中から観た。
昨日と違い昼酒を呑んで酔っていたせいでもなかったが、初めて観る映画で、しかもイタリア語だったので良く分からなかった。
別に英語が分かるわけじゃないけど、マカロニウエスタンはチョット趣が違うので分かり難いんだな。

妻の還暦に母がお祝いをすると言うので、銀行に行きカネを下した。
お前には幾らやったんだと訊くから、3万円だよと言ったら、それしかやらなかったのかと驚いていて、だから何に使ったか分からない内に無くなったよと言ったら、そうだろうなと変に納得していた。
10万円やりたいが、お前それでいいかと訊くから、構わないよと答えたが、給付金を10万円もらって、スピーカーやCDをチョッコチョコ買っているうちに無くなってしまったから、金額の多寡より安物買いの性が問題なんだね。
弟にお前どうしたんだと訊いたら、貰ってないよと言うから、全然話にならない。
貰ったことさえ忘れてるんだからね。

Panasonicのラジカセで松任谷由実を大音響で聴いた。
思いの外いい音で、40曲ばかり聴いたけど、じっくり聴いていると涙が滲んでいけない。
年を取ると涙もろくなると言うが、実際そうなんだがどうしてなんだろう。
社会に出ている時の鎧が無くなるから無防備なんだろうかね、とするとその社会は碌なもんじゃないってことだぜ。

晩飯の時に妻に祝儀袋を渡したら、厚い!といって喜んでた。
ポトフ、煮魚、胡瓜と若芽とシラスの酢の物、ポテチ、柿の種、豆菓子、柿、ディエゴの小麦のビール、ティーチャーズ。

9時から「新日本風土記」競馬場のある町、82歳の予想屋のオッチャンが凄く良かったなあ。
10時から「タリオ」浜辺美波が短い脚でふらふら歩く後姿が魅力的だったんだけど、最初だけだったんだな、またあれが観たい。
10時45分から「ドキュメント72時間」丘の上の動物園、川崎の町中にあるとの事だが、東海道線川崎駅の周りに丘は無く、いったいどこにあるんだろうと調べたら、新川崎駅の近くだった。
もっと西北に行くと慶応大学日吉キャンパスがある。
入場無料でありきたりの動物がいるのが良かったな、丘の上なので眺めも良く、一度行ってみたいなあ。
11時15分から題名分からないけど、似顔絵を描く番組を観た。
色々な人が居るなあといつも思うが、特にそういった人を選んでいるんだろうか、観るの3回目だけど病みつきになるね、これ。
いい気分でシャトーボーロンVSOPとEXTRAを飲んだ。
遂にVSOPは空になった。
本気でコニャックへ新たなボトルを買いに行かなければ在庫が不安になって来た。

今朝は5時に目が覚めてYouTubeでニュース解説番組を幾つかサーフィンしたが、トランプ優勢の番組が多かった。
トランプも年を取っているが、バイデンなんてろくでもない拝金主義者の更なる年寄りを出すしかなかった民主党及びディープステイトも末期なのかなあと感じる。
日本の地上波は、またトランプ大逆転て報道するのかなあ、少しはきちんと取材したらいいのにねえ、TV=新聞社も末期だね。

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十三夜

2020年10月30日 | Weblog
朝早くから日が出て素晴らしい天気の一日となった。
日中の強い日差しは暑いくらいで、昼寝のときには部屋が暑くて窓を開けて風を入れたくらいだ。
一方、夕方の月の美しさと言ったらなかった。
海に浮かぶ月も観たが、月光が海に反射して幻想的で素晴らしく、これも晴天で海が凪いでいたから可能になった。

午前中小田原の歯医者へ行き治療をしたが、思いのほか傷んでいて、奥歯を割って2つにして根のところに柱を立て、そこに歯冠を被せることになった。
歯を削ってしまったが今はいい素材があるみたいで、そいつを削った歯に張り付けておくと、あまり不自由しないで飯が食える。
あと数回通うことになりそうだ。

駅ビルの有隣堂へ寄って本を買った。
大塚英志「文学国語入門」星海社新書
聴いたことない版元の新書だけど、発売元が講談社だから、子会社なのかもしれない。
文学国語というのも変な言葉だが、チョット読んだところでは、2022年から高校で実施される新しい教科らしい。
「論理国語」というのも新設されるらしいが、文科省はそれでなくとも評判の悪い省庁なのに、まったく酷いことをする。
小学生に英語など教えず、国語をきちんと読み書き出来るようなレヴェルまでにしたら、文学だろうが論理だろうがお茶の子さいさいなんだけどね。

旭が丘高校へ向かう道の左側、昔、良く通った本屋「八小堂」があった辺りの寿司屋へ入り、海鮮丼をたのみ、「いづみ橋 純米吟醸 恵」をぬる燗にしてもらった。
久し振りにこの酒を飲むが、神奈川県では最も高名で高い酒になった。
2本目は「相模灘 純米吟醸 美山錦」をぬる燗にしてもらった。
こっちのほうがすっきりしていて飲んだ後に旨味を感じて良かったな。
丼は相模湾で揚がった魚を中心にしていて、同じ魚を家で食べているので、それほど感じるところはなかったが、アイテムを絞り、小田原市場で買参権を取得して買い付けているらしく、鮮度を維持する研究をしている。
カウンターが6席、2人掛けテーブル2個を夫婦で切り盛りしている。
思ったより酔いが回っていたが、お堀端を少し歩き、守屋であんぱんを買って帰って来た。

プレシネがすでに始まっていたが、2度目の「十三人の刺客」1963年東映京都撮影所だったので途中からでも観た。
でも、ほとんど居眠りをしていた。
それでも片岡千恵蔵、里見浩太朗、西村晃、嵐寛寿郎、月形龍之介といった時代劇のスターが観られただけで良かった。

5時半まで二階で昼寝をし、次男と散歩に出て月を観た。
十三夜だった。

風呂に入り晩飯を喰った。
メジマグロとマンボウの刺身、豚汁、南瓜煮、蕪と玉葱のピクルス、ポテチ、豆菓子、チーズスナックで散歩の途中で収穫した柑橘+ソーダを飲んだ。

8時に二階に上がり竹内まりやを聴いた。

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青二才よ、若ぞうよ

2020年10月29日 | Weblog
10月も終わり近づいてきちゃったなあ、秋晴れの日は少なくてどんよりしたパリやロンドンを連想させるような天気の日が多かったが、湘南の強みは、この先西高東低の冬型が安定すると晴れの日が多く比較的気温が高いから、いわゆる小春日和が多くなることだ。
もう20年も前になるけど、12月にボルドーから来たワインメーカーを海辺のフレンチへ連れていき、ぽかぽか陽気の中、庭のテーブルでランチを食べたら感激しちゃって、その後会うたびにその日のことを話す。
ざまあ見やがれってことはないが、こっちはワインが羨ましいが、彼はその天気が羨ましくてしょうがなかったみたいでね、ボルドーの暗くて寒い冬を耐えているんだろうなあ。

今朝は5時に起きてYouTubeで時事問題についての解説等を視聴し、7時前に起きて朝飯を作った。
茄子の味噌汁、鶏唐揚げはレンジで温めオーブンで焼いた、ブロッコリー、鰯の丸干し、茗荷生姜蕪の糠漬けを食べた。
昨夜妻が作った菜飯は、僕が糠漬けに使った蕪の茎を廃物利用したもので、思いの外美味かったので褒めた。
それが残っていたので食べようと思ったが、その前に満腹になってしまった。

曇り空の中遠回りをしてJA湘南へ向かった、元々朝のサイクリングが目的なので、なるべく遠回りをしたほうが目的に適っている。
店に着いたら既にお二人並んでいて、あなたはいつもお早いですね、とオバサンに声を掛けられた。
無花果、小菊、赤芋の親子を買った。
帰りの農家の直売所でピーマン、これが新鮮で素晴らしく見ていて惚れ惚れとした、と蜜柑を買った。
先ほどのオバサンが、二宮の蜜柑は美味しいですね、愛媛のは水っぽくて、と正当なことをおっしゃったので大きに気を良くしたが、果物はやっぱり酸と糖のバランスだよね。
かつて大磯がミカン栽培の北限と言われた。

今日は寝起きから安富祖貴子を聴いているが、夜の女(売春婦じゃないよ)と思われる彼女の野太い声を爽やかな朝に聴くのもいい、しかも読書は杉浦日向子だから、書評とはいえ端々の言葉が印象的で美しく、気風がいいから、世の中女で持ってるんじゃないかとつくづく思うね。

昼飯は茸のクリームスパゲティで随分量があった、サラダが無かったので水菜をトッピングして、パルメザンを振りかけて食べたが、ゴリゴリする歯ごたえを感じて、水菜の茎かと思ってよく見たらレンコンだった。
昨夜、レンコンをニンニク風味でソテェした料理があったが不評で、残ったのを刻んで入れていたのだ。このアイディアは良かったよ。
アールグレイ、食後に無花果。

プレシネは1942年米映画「CASABLANCA」、プレシネだけでも3度目じゃないかな、最初が学生時代で、その後TVで一度見ているから、通算5度目か。
"Here's looking at you, kid."「君の瞳に乾杯」は名文句として有名だが、未だに何故君の瞳に乾杯になるのか良く分かっていない。
でもまあ、惚れた女にそう言って乾杯をしたね。
「目は口ほどに物を言う」と言うが、視線が合うとか、まなざしを感じるとか、瞳の奥をのぞいてとか言うが、恋は目だよ。
5度目だったけど、また機会があれば観たい。

4時過ぎに次男を誘って大磯方面へ散歩に出た、帰りは真っ暗だった。
晩飯は板わさ、薩摩揚げ、鯖水煮、もつの野菜炒め、南瓜と薩摩芋のポタージュスープ、南瓜煮、豆菓子、ポテチ、クッキー、スダチソーダ、柿。

7時過ぎに2階に上がりZARDを聴く、読書は杉浦日向子「江戸の旅人書国漫遊記」。
9時過ぎに風呂に入り、11時半に読了、多分65冊の本が取り上げられ書評が書かれている、多分というのは数えている最中に気が散ってどこまで数えたか分からなくなったからだが、大きくは違わない。
その内持っている本が8冊だから、読書の傾向はかなり違う。
こんなの読んでるのかと吃驚するような本もあるが、それゆえ杉浦日向子であるのだろう。
この本の書評を書いてもしょうがないので、一番印象に残った言葉を書く。
「シェイクスピアのソネット」のところでの、
   ”青二才よ、若ぞうよ。せいぜい遊園地に飽きたら、おいで
だが、杉浦日向子の面目躍如、気風のいい啖呵に惚れ惚れする。

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洗濯日和

2020年10月28日 | Weblog
今朝は3時頃に一度目が覚めて、二度寝をして目が覚めたら7時だった。
こんなに寝たの久し振りで、もっとも昼寝を加えるともっと寝ているが、慌てて起きて朝飯を作った。
冷蔵庫の水出しの出汁に茄子を入れて味噌汁を作り、長ピーマンをオリーブオイルで炒め、肉豆腐を温め、鰯丸干し、ブロッコリーで朝飯にした。
相変わらず食い過ぎだが、アルコールを控えているので体重は減らないが、身体の動きは快調だ、二十歳の頃のようにとはいかないが。

南沙織を聴きながらPCの前で少しお仕事をして、とは言ってもおカネを頂戴するお仕事ではないので、おつとめと言うべきか。
少し早めにJA湘南へ出かけたが、その前に未亡人になった知人の娘の家を探した。
寂しがっているから慰めてやってくれと頼まれたが、美人なんで過剰になりがちに気をつけようっと。
そんな事で何時もより遅くなったが、店の前に着くと既にオバサン達が7,8人並んでいた。
知人もいたので話しながら待ち買い物をした。
最近知り合うのはもっぱらオバサンばかりで、少し年齢層を下げてオネエチャンとは言わないが、オネエサマくらいとお話ししないと、性欲をつかさどるホルモンの分泌が促されず老けるばかりだ。
ブロッコリー、蜜柑、柿、白菜、蕪を買った。
胡瓜も出ていたが、やはり季節外れになって美味くないから、蕪を糠床に入れることにした。

信濃路のオッサンツアーの電車を予約したが、今JR東日本では50%オフのキャンペーンをやっていて、20日前までに申し込めばその恩恵に浴することが出来る、凄い。
でも、変更が出来ない欠点もあるから、周りの皆さんが平穏に暮らし、自身も健康に気を付けないと。

朝曇っていいたが日が出てきたので、昨日母から預かった木綿の手袋の洗濯をした。
「木綿のハンカチーフ」という松本隆と筒美京平の名曲があったが、「木綿の手袋」という楽曲は寡聞にして聴いた事が無い、きっと歌にするなら「絹の手袋」だろう。
「絹の靴下」という曲はあったね、夏木マリ。

昼飯は妻が薩摩芋を蒸かしたので、鰹の塩辛、バタ、叉焼、蜂蜜などを載せて食べてみたが、古典的なバタが一番美味かった。
先週の「孤独のグルメ」で、生のピーマンにつみれを入れて食べるのを観た妻がやりたがり、マサで出来合いのつみれを買って来て長ピーマンで食べてみた。
生ピーマンは歯触りが良くて甘く、中々美味いもんだと思ったが、妻はピーマンは過熱しなきゃダメねと言った。

プレシネは1971年の英映画「Nicholas and Arexandra」だったが、3時間超の長尺で、ほとんど居眠りしていた。
ロマノフ王朝の終焉を描いたものでラスプーチンやロシア革命の中心になったユダヤ人レーニンやトロツキーなどが出てくる。
日本が極東で戦っていた頃のことだ。
しかし、革命というのは秩序が乱れてどうしようもないものだが、ディープステイトにとって1%の金持ちが99%の貧乏人から非難されないためには世界を2分しておくことが必要で、しかも争いが無ければ金儲けが出来ない訳だから、争いごとを起しそれを支援する。
そのために酷い目に逢わされる民衆はたまったもんじゃない。

映画が終わったのが4時だったので、次男を誘って散歩に出た。
北へ向かい、西友で色鉛筆、ナイフ、綿の手袋、ジン、つまみを買った。
家に帰ると頼んでおいたCDが2枚とも着いていた。
一昨日頼んで今日だから2社とも対応が早い、Amazonは配送の速さを業者に強く求めているらしいけど、価格でない部分でアドヴァンテージを取ることは商いの永遠の課題だね。

石原ケイ「パンドラの匣」2005年「女は女」2012年原版は1978年のLPをPCに取り込み、風呂に入ったら、晩飯になっていた。
鶏唐揚げ、最近これをよくやる、肉豆腐、蕪と玉葱のマリネ、鰹刺身、ブロッコリー、ポテチ、豆菓子、クッキー、チョコレートなどを肴にジン+スダチ+ソーダを3杯のみ、ティーチャーズ、杏酒の古酒を飲んだ。

イッピンで笠間焼を観て、8時に2階に上がり新着の石黒ケイを聴いた。
「女は女」のジャケットの写真はすっげー可愛い、目が眠り目で山口百恵に似ている。
オバサンになった今とはそりゃあ違うよね、でも歌い方は今とあまり変わらない、オバサンが歌っているみたいで、20歳のオネエチャンの歌とは思えず大人(色)っぽい。
「パンドラの匣」は1989年に引退して結婚をしていたが、16年振りに音楽活動を再開して出したアルバム、12曲中2曲が新曲。
先日読んだメリーさんの評伝にあった「港のマリア」を聴きたくて買ったが、1982年にメリーさんに関する歌が3曲発売されていて、そのうちの1曲だ。
ジャケットの写真は40代と思われるが、もう今と同じ雰囲気だ。

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秋も深まった

2020年10月27日 | Weblog
最近TVにYouTubeが映るようになっている機種が当たり前になっていて、もっとも光ケーブルがらデータを取っているから不思議じゃないんだけどね。
新し物好きの弟も当然持っているが、コンテンツのほうは旧態依然で地上波のニュースを観ているから、偏向報道の弊害から抜け出していない。
それでも近頃お年寄りが、高橋洋一が内閣官房参与になったわねえ、などと話すのを小耳に挟むから吃驚りする。
一度YouTubeで世論誘導など偏向の無い面白いニュース解説や時事問題の討論などを視聴してしまったら、地上波のニュースはバカバカしくて戻れないのは年齢に関係ないことだろう。
もちろん情報量が多いから、その中から質の高いものを見極める能力が必要になるけど、そこは今迄生きてきた経験が物を言うわけで、物事に対して多角的な角度からの情報に接することが出来るから、特別な知識がなくとも、見識で判断すると真実が見えてくるものだと思う。

その高橋洋一がメインの新たな番組を持ったので、15本ばかり纏めて視聴したが、MMTに関して僕が20年前から言ってたことをパクッて自分で発明したみたいに言ってるが、最初5,000兆円の国債を発行しても財政破綻しないと言っていたのに、そんな事をしたらインフレ率が数十%になって駄目だろうと指摘したら、インフレ指標を2%とか4%を上限になどと言いだした。
その程度のもんだよと一蹴していたのが印象的だったな。

バブルについても、あの時異常に価格が上昇したのは、土地と株価だけだったから、土地取引と株取引を規制する法律で対応すりゃい良かったのに、アホな日銀総裁が金融緊縮で対応したから酷いデフレになってっしまった。
舵取りを間違えると、国民が塗炭の苦しみを味わうことになる、リーダーというのは責任重大なのに自分の事しか考えない偏差値だけ高い小人がなるようになった、システムに問題ありだね。

JA湘南へ行き、無花果、長いピーマン、ブロッコリー、茄子、菊を買った。
14:00からの母とのリモート面談のために12:30に出かけ、ヤマダ電機で充電器を買い、えどっこ鮨でちらしを食べた。
秦野のさくら通りにある寿司屋で、前を通るたびに気になっていたが、ランチ各種990円という安さ故か、思いのほか混んでいた。
若い人が開業したのかと思っていたら、握っているのはオジサンで、昭和59年からやっているとのことで意外だった。
凄く美味いというわけではないが、客が入っていて種も回転していて、とにかく鮨でしかもこの値段だから良しとしなきゃあいけない。

母は身体の痛みが酷くなり随分弱気なことを言っていた。
91歳になるともう身体が自分で思うように回復しないから、絶望的な気分になることは自分を振り返って考えてみればわかることで、年と共に思うようにならないことが増えるものだ。
先回からリモート面談が終わると、二階の窓から顔を出して手を振るようになったが、今回も同じ窓から顔をのぞかせた。
話が出来るわけではないが、画面で観るのとは違い生き生きした顔だ。

帰りに渋沢のBOへ寄った。
何度か思いもかけないCDを入手したが、欲しいものは何もなかった。
本もどれを買おうか迷うようなことも無く、1冊だけ買った。

杉浦日向子「江戸の旅人書国漫遊」河出書房新社 2017年
見た目はあまり良くないが、46歳という若さで亡くなった漫画家にして江戸文化研究科のこの人が好きで、聞くところに拠れば、男っぽい性格で革ジャンを着てバイクに跨っていたというから、お江戸でござるの和服姿に捕らわれた印象とは大いに違う。
僕は2017年にはすでに隠居していたから、本屋へ行く頻度も低く、こんな本があったことを知らなかった。
経歴を調べてみたら、2005年に亡くなっていて、もう15年も経つのかと愕然としたが、伊東四朗とのやり取りが昨日のように思い起こされる。
この本は書評集で、理科系の本が多いので驚くが、元々理数系が好きな少女だったらしく、とにかく実態が掴みにくい、きっとそこが魅力なんだろうけどね。

4時に大磯方面へ散歩に出たら、久し振りに年長の知人に会ったので話し込んでしまった。
今は隠居生活だが、会社の社長だった人で面白い話を沢山持っていて、重複も多いが、そういった詰まらないことに茶々を入れず、話すままに聴いていると愉しい。

家に帰ると風呂に入る暇もなく晩飯になった。
肉豆腐、鰯丸干し、ブロッコリー、豆菓子、チーズ、スダチのソーダ割り。
次男がダイエットをしていて晩飯を喰わないか、野菜だけのことが多いので、ようやく妻が料理を少しだけ作ることに思い至ったようで、アイテムは少なくなったが、肉豆腐は大鍋に一杯だった。

8時から「ワイルドライフ」で東伊豆に押し寄せるショウサイフグとそれを狙うウツボを観た。
川奈あたりのゴロタ場に初夏の大潮のとき、ショウサイフグが押し寄せてゴロタに上がって産卵をするが、それを狙ってウツボがやって来て何匹も陸に上がってショウサイフグに食らいついていた。
魚でさえ同じ所に同じ時期にやって来るのだから、人間も天の動きに左右されているんだろうけど分り難くなっている、それでもこうやって何もせずに隠居している内に宇宙のリズムを感じるんじゃないかと思っているが、それは死ぬときに体現するのかな。

9時からプレシネを観た。
1997年米映画「CON AIR」、色々なタイプの犯罪者が一堂に飛行機で移送され、ハイジャクするが、個性的な風貌の役者が揃ったので面白かった。
個性を謳う日本の教育はのっぺらぼうで見分けのつかない画一的な人間を製造するが、企業でロボットとして使うのにはいいが、付き合っていて全く面白くない。
ああ世の中にはこんなやつがいるんだと、吃驚するような人間と出会うことが生きてるってことじゃないのか。

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お外で読書

2020年10月26日 | Weblog
朝から秋晴れの素晴らしい天気だった。
こんな日は散歩に出るに限る、大磯方面へ葛川沿いに歩いた。
セイタカアワダチソウとコスモスに紋白蝶が乱舞していた。
少し遠出をして、プリンスホテル下の窯元へ寄って陶器を眺めようと思ったら、「勝手にうつわの日」をやっていて、大磯町では中止にした「うつわの日」を有志が勝手にやっているという体裁をとったらしい、お客が随分来ていた。
登り窯で焼きヒビが入り、真鍮で埋めた大きな角皿が魅力的だったが、持ち帰るのに不安があり諦めて、パスタに丁度よい茶と無地の市松模様の丸皿を買った。
大磯落語茶屋に寄り、珈琲を飲んで長野旅行の話を聞いた、えきねっとだと交通費が半額だったと驚いてた。
ホテルも安くなり、さらにクーポン券が付いたので喜んでいたなあ。
費用は兎も角、信濃路は紅葉と雲海が素晴らしかったようだ。

天気が良かったせいで気分がよく、石黒ケイのアルバム「女は女」と「パンドラの匣」をオーダーしてしまった。
別にCDを聴くわけじゃないので、各社がやっている音楽配信サービスのほうが安いんだけど、オジサンは実体のあるものを持っていないと不安なんだよね。
本も紙の本じゃないと読む気がしないし、といっても資料なんかはPCの画面で読んでるのにねえ、要は好きなものを独占したいのかなあ、でもそれが本やCDじゃね。

昼は妻がマサから出来合いの天丼を買って来たので食べたが、美味くなく腹がくちくなるからがっかりするよね。
到来物の栗虫羊羹を食べてお茶を飲んだ。

午後は二階で昼寝をしたが、ぽかぽかして気分が良かったなあ。
「池波正太郎『自前』の思想」を読んでいるが、小説を読んだことが無いので話が通じない個所もあるが、池波の面白さは、歌舞伎や演劇鑑賞、美食、吉原、博打によって培われ、裏と表の世界を行き来し、世間とのやり取りに拠り磨かれた自前の精神であるらしい。

5時前に薄暗くなったが散歩に出た、途中で次男に会い、一緒に西のほうへ歩いた。
近所のカメラマンと会い、最近散歩で会わないと思ったら、仕事が増えてきて忙しいらしい。
若い人たちは仕事がなくちゃいけませんよ、特に自由業の人はね、良かったなあ。

家に帰ったら、妻がジャガイモと葱、しこ鰯の塩漬けにクリームソースを入れ、チーズを載せたのをオーブンで焼いていた。
メジマグロの刺身、ブロッコリー、豆菓子、胡瓜と茗荷と生姜の糠漬け、柿の種でスダチソーダを飲んだ。
メジマグロは本鮪の子供だが、ちびの割に脂がのっていて美味かった。

夜は須藤薫と石黒ケイを聴いて過ごした。
それでも「池波正太郎『自前』の思想」を読了しちゃった。
新書なのでポケットに入れて散歩に出て、海岸や公園のベンチで読んだりしてたら、本がぐしゃぐしゃになってしまったが、この季節お外での読書は気分がいいぜ。

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ボージョレヌーボー到着

2020年10月25日 | Weblog
昨日、TVを観ていたらボージョレヌーボーが日本に着いた。
今年はコロナの影響で輸送の遅れを慮って例年より10日ほど出荷日を早めたとのこと。
秩父のシャアインマスカットを西武鉄道の特急の客席に乗せて、池袋の百貨店まで収穫から3時間半で運び、40房を5分で売り切ったニュースもやっていた。
何れも商魂の逞しさを感じるが、前者は年々売り上げが落ちていて、後者は年々売り上げが伸びているのではないか。
ボージョレヌーボーの問題については何度も書いているので、ここで諄く繰り返さないが、要は品質ではなくケレンで販売したことで、最初は物珍しくて売れたが飽きられた。
西部鉄道は、企業として生産性の高い人間を都心に運んでいたが、運輸の原点であるモノを運ぶことに思い至ったのではないか、今後も秩父辺りの農産物を運ぶと言う。
都心に住んでいると朝取りの野菜や果物を食べる機会は少ない、その美味さを味わうためには多少のコストを支払う価値がある。
一方、促成製造されたボージョレを、飛行機で運ぶコストを支払ってまで飲む意味はないと思うのだが。

朝からずっと竹内まりやと安富祖貴子を聴いていたが、竹内まりやの「駅」は何度聴いても涙が滲む、荒井由実の「心ほどいて」「守ってあげたい」ZARDの「こころ開いて」も涙が滲んでくる楽曲だが、そういった歌があるってことは、人生に悔いがあるってことだ。
一方安富祖貴子は日本人離れした野太い声で魂を揺さぶる、年齢不詳だが今40代だろう、アルバムは8年間出していないがIive活動はしているら、まだ当分愉しめる。

午前中、郵便局、中南信金に寄ってからJA湘南へ行き、宿根アスタア―、ココスモス、茄子、ブロッコリー、スダチを買った。

昼はちらし鮨、ショゴ、鮪、帆立、卵焼き、干瓢、海苔、大葉。
合わせ酢にスダチを使ったのは褒められるが、何しろ過剰なので、鮨をスダチの香りが支配していた。

4時半に多い大磯方面へ散歩に行き、風呂に入り、晩飯。
白菜、茸、春雨、鶏団子のスープ、烏賊刺身、ブロッコリー、柿の種、チーズ、スダチソーダ。

7時半から11時半まで「洞窟おじさん」を観た。
大好きな尾野真千子が出ていたので観たが、後半まで出てこなかった。
2015年のドラマだったから、まだ34歳でふっくらとしていた。
実話をもとにしたドラマらしいが、オジサンの自然観察能力は凄かったな。
オノマチを眺めながらのシャトーボーロン・EXTRAとVSOPが進んだこと、好みの女を眺めているってのは実にいいもんですなあ。

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7ヶ月のご無沙汰

2020年10月24日 | Weblog
今日はこれから横浜へ出かけて、6月に本を出版したかつての上司とお会いして、コロナの影響で遅くなった出版祝いの食事をする。
きちんと調べてみないとハッキリしないが、というのもここの処記憶力が低減して、実際に起こったことなのか頭の中での出来事だったかの区別が出来なくなってきている。
これは多分長く生きてきたので記憶が大量に頭の中に詰まって、整理整頓ができにくくなっているんだろう。
ともあれ、曖昧な記憶をたどると3月24日に横浜に行ったのが最後と思う。
とすると、7か月振りという事で、1981年に横浜で働き出し、直ぐにハワイ駐在になったが、帰国した1982年7月以来、最長の横浜離れという事になる。
今までこんな風に考えたことも無かったが、一日1回伊勢佐木町を歩かなきゃ気分が悪いって浜っ子もいる。
横浜に行きたくてうずうずすることも無かったから、真正浜っ子じゃないにしろ、35年間通った街なので、お出かけがチョット嬉しい。

コロナが無ければTJLが毎週火曜日に開催されていたから、月に一度くらいは聴きに行ったのだが、聴けなくなるとCDで聴いているだけではやっぱり詰まらない、生演奏を聴きたいなあと思う。
音楽はやっぱり生ものだね。
今日は少し早めに行き、伊勢佐木町BOで本とCD、関内のユニオンでジャズのCDを眺めてみたいと思っている。
会食の後はなるべく早めに大船に出て、松竹撮影所跡のBOでCDと本を眺めたいと思っている。
結局、お外へ出かけても本屋巡りをするだけで、行動はひどく限定されている、美人のオネエチャンと会ってラブホは無理にしても、バーで飲んでお話をするくらいのことがあってもいいのになあ。
そういったお相手がいないことも無いけど、事前に連絡をして待ち合わせて云々という段取りが面倒くさく感じるからもう無理だ。

関内駅に10:38に着いて、街へ出てみると雨が上がっていた。
馬車道のディスクユニオンへ行ったが閉まっていた、ちゃんと調べればよかったが開店は12:00からだった。
馬車道から吉田橋を渡り伊勢佐木町へ、BOで本とCDを眺めたが、山田稔、ドナルド・キーン、林千勝、西邊邁と4冊の欲しい本があった。
全部買うと7,000円ほどになり、しかも嵩張って重いので、どれか1点か2点に絞らなきゃいけなかったが、結局選ぶことが出来ず買えなかった。
タイプの違う美女が4人現れ、今晩誰か一人を選ばなければならなかったとしたら、いっぺんに4人も現れた運命を呪うよね。
この内のどれ(誰)でもいいんだけど、その1冊(1人)だけったなら絶対に手ぶらじゃなかったんだけどね。

結局、本は買えずにCDを買った。
安富祖貴子「THE BLUES」2011年
5枚目のアルバムで、この翌年、日本語の「マイブルース」を出して、その後はアルバムの発売が無い。
24日夜、那覇でLIVEがあり、母のリモート面談が月曜になければ行ったんだけど、このアルバムが棚にあったこと自体僥倖で、何だか因縁を感じたなあ。

有隣堂で軽く新刊を観て、銀行でカネを下して、待ち合わせ場所の関内駅北口にチョット早めに行ったら、既に来られていて、利休庵へ向かった。
菊正宗の燗をたのみ、天婦羅と蕎麦を肴に2合呑んだ。
最後にここでよく食べたカツ丼を探したらメニューから消えていて、若大将に訊いたら裏メニューにあるとのことで頼んだ。
トンカツ専門店のカツ丼より美味い。

吉田橋を渡り、文明堂で珈琲と名物のどら焼きの皮を食べた。
感じのいいオネエサンがいて気分が良かったなあ、最近珈琲のお代わりが無料になったとのことで、2杯飲んだ。
元上司とは出版した本の事や近況などを話しや、ここで別れたが、流石に85歳で身体が若い頃より二回り小さくなったが、未だ気力と知力の衰えはなくお元気だった。

関内から大船へ向かい、駅を出たら雨が降っていた。
雨の大船をBOまで歩き、中々風情があってよかった、雨の大船って初めてじゃないかなあ。

佐高信・田中優子「池波正太郎『自前』の思想」集英社新書 2012年
こんな本あったんだな、今まで気が付かなかったけど、もってるなんてことないよなあ。
自前の思想ってところに引っかかる、杉浦日向子が書いてたのに大いに共感したのを記憶しているけど、まさかね。
最近、親しんでいる保守派の人たちからすると佐高信はとんでもないヤツで、確かにガチガチ左って感じだからね、それでも西邊邁との掛け合いはやけに面白かった。
立ち位置の違いはあるにしろ、よく勉強なさってます。
田中優子は悪名高いサンデーモーニングによく出ているけど、浮世絵の男根は顔の長さと等しいと言う公理を書かれていて、そういうとこが好きなんだな。

竹内まりや「インプレッションズ」1994年
本当は1999年のを買わなきゃいけなかったんだけど、思わずあったので買ってしまった。
竹内まりやのファンでも何でもなかったが、何故か「Quiet Life」を持っていて、それは大阪のホテルで偶然聴いた「家に帰ろう」が気に入って買ったアルバムだったが、「インプレッションズ」は2年前に初めて聴いて名曲だなあと思った「駅」が入っている。

BOを出たら雨が止んでいた。
大船駅中の本屋で電車の時間まで時間を潰すのが愉しみなんだけど、電車を1本遅らせて本屋サーフィンを15分間愉しんだ。
寺田寅彦「読書と人生」角川ソフィア文庫
これ、この文庫で毎月出てるやつで、これが6冊目だ。
こういうのって買いだすと止まらないんだよね。

多田将「すごい宇宙講義」中公文庫
宇宙には全く興味がないが、妻が大好きなんでお土産に包んでもらった。
「空前絶後の分かりやすさ 贅言不要のおもしろさ!」って実に見事な惹句が帯にあり、すっかりこれにやられてしまった。

6時前に家に着いたが、二宮駅からは雨が上がっていた。
CDをPCに取り込んでいたら、飯が出来たと言われ、風呂に入る間もなく晩飯を食べた。
鮭のソテー赤ワインソース、ほうれん草の海苔巻きと胡麻和え、やけに辛いもやしスープ。
昨日、数種類の唐辛子を炒めてからし味噌を作っていたが、外から玄関に入って咽るくらいだったから酷く辛いわけだ、人間の喰いもんじゃない。

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平凡な一日

2020年10月23日 | Weblog
林千勝を読んですっかり感心してYouTubeで氏の出てくる番組を観ているが、「日米戦争を策謀したのは誰だ!」が出た直後の1年前の番組が多い、当時はまったく知らなかったなあ。
ディープステイトについては馬淵睦夫が盛んに言及していたが、林は陸軍の研究から、近衛文麿に行き、フーバーに行ったようなので、ユダヤと共産主義者と近衛、ルーズベルトとの絡みに気がつくまで時間が掛かったのかもしれない。
ディープステイトと日本の関係は古く、ジャーデン・マセソンの日本代理店のグラバー商会が幕末に武器弾薬を売り、その後も日本相手に大いに儲けた。
ディープステイトは、戦争が一番儲かることを知っていたから、戦争当事者の両方に武器を売り、戦費を貸した。
反ユダヤのヒトラーにも貸しているから、拝金主義にはブレがない。

夜明けが遅くなった分起きるのが遅くなったが、目覚めには関係なく、4時前には音楽を聴いていた。
6半過ぎに起きて朝飯を食ったが、昨夜の残りのポトフとピーマンの肉詰めトマトソース煮を温めて、糠床から胡瓜を出しただけでらくちんだった。

JA湘南へは早めに行ったが、出品が少なかった。
春菊と蕪を買った。

「万葉集講義」を読んだが、後半チョット詰まらない、でも、明日には最後まで読み切れそうだ。
音楽は松原みきの1枚目、3枚目、7枚目のアルバムを聴いた、この3枚が好みだし特に良いと思う。

昼飯は春菊とレタス、柿のサラダ、スパゲティに肉詰めトマトソース煮を掛けて食べた。
とにかく作ってある量が膨大だから、昨夜、今朝に続いて3度目で食傷気味だったが、パスタに良く合う。
食後はクッキーとアールグレイ。

プレシネは1964年の「大殺陣」で2度目だったが、このチャンバラ映画は迫力があって面白い。
世直しのための暗殺に向かう大坂志郎が、妻と子供を殺してから向かうシーンが日本的で実にいい。

4時から大磯方面へ散歩、5時にはすっかり暗くなっていた。
風呂に入り晩飯、ポトフ、これもいささか飽きた。
蕪と油揚げの炒め煮、ショゴ(カンパチのガキンコ)の刺身、神経締めをしたやつとのことで、ひどく美味かった。
焼き豆腐と蛸ボール煮、これも美味かった。
散歩の途中で収穫した柑橘にソーダを入れて2杯飲み、妻が買って来た花柚子で更に2杯飲んだ。
柿の種、豆菓子、ポテチを肴にした。
アルコールが無いのにすっかり飲んでいる気分になる。

7時半に2階に上がり、ZARDを聴いた。
「万葉集講義」を読みだしたら直ぐに眠くなった。
少なくとも万葉集は日本人の睡眠導入に役に立っている。

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寒露、蟋蟀戸にある

2020年10月22日 | Weblog
久し振りに朝から快晴で気分がいい、最近昔のブログを読んでいるが、ここ数年の10月のブログを読むと、毎年同じように10月なのに天気が悪いなあと嘆いていて、どうも10月というのは思い描いていたイメージとは異り、快晴が少ないようだ。
季節は今、寒露、蟋蟀戸にある。
秋寂ぶという言葉が身に染む。

朝飯は韮卵炒め、塩鮭、焼売、胡瓜糠漬け、シメジとエノキの味噌汁、里芋のそぼろ煮。
マルのトイレの掃除をして2階に上がり窓から外を眺めると、柿が完全に色づいているのに、あの喧しかったヒヨドリがいない、そういえばここ数日姿も見ない。
メジロがやって来て愛らしい姿を見せてくれればいいのにそれもいない。
何処か別のところに餌場を見つけたのだろうか、チョット気に掛かる。

昨夜は2004年に行われたZARDの全国コンサートの映像を視聴していたが、時々坂井泉水が歌いそこなうのでドキドキしちゃう、それにきっとあがっていて音程が♭気味で、娘が歌っているみたいで心配で愉しむどころじゃなかった。

JA湘南へ行き、茄子、胡瓜、蜜柑、柿、椎茸、リーフレタスの苗をかった。
椎茸を笊に広げて日に乾し、ゴーヤを引き抜いてリーフレタスを植えた。
この2年位この連作パターンだが、冬の生野菜が無い時に、サンドイッチを作るのに便利だ。
今まで使う時には株ごと引き抜いていたが、JAでオバサン達に、外側から欠いて使うのよとご教示いただいた。
確かにそのほうが無駄なく使える。

小腹が空いたので、蜜柑と柿を食べていたら、妻がマサから帰って来て、牡蠣とカマスを買ったのでフライにしますかという、昼ならいいんじゃないと賛成したら、張り切って作りだした。
牡蠣は小さくて思った程ではなかったが、今期初だからね、初物喰い寿命が延びると言うから、茄子のフライが美味かった。
食後にメロンパンとクッキー。

プレシネは「Love is a many-splendored thing」邦題「慕情」1955年米映画を観た。
僕が生まれた年の映画で、その頃の香港が観られて嬉しかった。
木造の海上タクシーが良かったなあ、原題は「恋は素晴らしきもの」を誰が「慕情」にしたんだろうね。
ヒロインのジェニファー・ジョーンズが故郷の重慶の家に帰る場面で、そのころの中国の親族の対応を観て、少しだけ共産党支配前の文化の高さを感じることが出来た。
革命というのは駄目だなあと改めて思ったね。

1時間ぐっすり眠って大磯方面へ散歩に出た。
西の空に筆で描いたような雲があり、夕焼けが美しかった。

風呂に入り、晩飯、ポトフでキャベツ、玉葱、人参、エリンギ、南瓜、ジャガイモと野菜をたっぷり食べた。

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