昨日は鎌倉まで出かけましたが、初めて東慶寺を訪れました。北鎌倉の高名な寺ですが、なぜか線路をはさんで反対側の円覚寺にはたびたび足を運ぶものの、こちらへは縁がありませんでした。駆け込み寺として名高い尼寺、昨日は茶会があり着飾った女性を随分お見かけいたしましたが、茶会が終われば皆さんお家へ帰って行きそうなかたばかりでした。鎌倉に和装はことに良く合います。お茶はちょうど風炉への切り替え時に当たります。尼寺のやさしい庭には十二単が群生して紫の花が盛り、この花が圧倒的に印象深かったですね。小林秀雄、里見順、西田幾多郎、和辻哲郎などが眠っている静かな寺でした。
浄智寺も初めて訪れました。阿弥陀如来、釈迦如来、弥勒如来の現在過去未来をあらわす三世仏が本尊。お寺の方に詳しく説明を受けたのですが、余り記憶に残っておりません。つくづく先日購入した“仏像の見方”を読んでおけばと悔やまれました。浅学の不幸、積読のたたりですね。早速昨夜読み始めましたが、後の祭りというやつです。
鏑木清方美術館では美人画の特別展、美人に眼が行きがちですが、この描く事について高い技術を習得した画家にとって、描くことより描かないことが重要だったようです。余白を楽しむ余裕が必要のようです。鎌倉に来るたびに観させていただいておりますが、好きな画家をこんなに気軽に観れるなんて本当に幸せなことです。
夜は、日中の日差しが強く歩き疲れたので、早めに風呂に入りゆっくりと内海隆一郎さんの「鰻の寝床」を楽しみました。新橋界隈で戦後から食い物屋をやっている人たちのお話し、天婦羅屋、寿司屋、おでん屋、洋食屋、中華屋、牛丼屋、鰻屋、揚げ物屋、焼肉屋が登場する垂涎の人情話。内海さん何で蕎麦屋をはずしたんだろうと思いながら、満腹のうちにも安らかな眠りについた次第です。
浄智寺も初めて訪れました。阿弥陀如来、釈迦如来、弥勒如来の現在過去未来をあらわす三世仏が本尊。お寺の方に詳しく説明を受けたのですが、余り記憶に残っておりません。つくづく先日購入した“仏像の見方”を読んでおけばと悔やまれました。浅学の不幸、積読のたたりですね。早速昨夜読み始めましたが、後の祭りというやつです。
鏑木清方美術館では美人画の特別展、美人に眼が行きがちですが、この描く事について高い技術を習得した画家にとって、描くことより描かないことが重要だったようです。余白を楽しむ余裕が必要のようです。鎌倉に来るたびに観させていただいておりますが、好きな画家をこんなに気軽に観れるなんて本当に幸せなことです。
夜は、日中の日差しが強く歩き疲れたので、早めに風呂に入りゆっくりと内海隆一郎さんの「鰻の寝床」を楽しみました。新橋界隈で戦後から食い物屋をやっている人たちのお話し、天婦羅屋、寿司屋、おでん屋、洋食屋、中華屋、牛丼屋、鰻屋、揚げ物屋、焼肉屋が登場する垂涎の人情話。内海さん何で蕎麦屋をはずしたんだろうと思いながら、満腹のうちにも安らかな眠りについた次第です。