キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

梅雨が空けた

2016年07月30日 | Weblog
久々に渚亭に行く、冷奴、茗荷鰹節、卵焼き、トマトサラダ、朝どれ鰯団子を肴に濁り酒を日向燗にして飲む。

帰って、都知事候補の桜井誠の政見放送を観る。上の息子が入れ込んでいるが、比較的全うな事を言っていた。
プライムニュースで順天堂と老人ホームの医者が出ていたが、素晴らしい事を言っていた。
私は外科で部品交換をしたが、上手くいったところへは顔を出したが、駄目だったところへは行かなかった。還暦を越えて、それが駄目だったことがようやく分かり、死んで行く人をいかに見守るかが医療であることが分かった。

凛で刺身盛、石持、蛸、鯵、〆鯖、金目とおつまみ盛、あぶりがっこクリームチーズ合え、豆腐味噌漬け、チーズたまり漬け、蛸薫製、糠漬け、ポテサラを肴に、酒を五種類ほど呑んで、龍源に行く。
ハイボールを飲みながら、ワンタン、堅焼きそば、中華丼、ラーメンを食べる。
高浜中学の歴史の先生に茅ヶ崎辺りの歴史を教わる。
茅ヶ崎は湿地帯であったから、辻堂に豪族の末裔と思われる立派な屋敷があり、まとまった一族の墓が沢山ある。
永井路子の「相模のもののふ」を買って、読んでみないといけないなあ。

今日29日の横浜はもの凄く暑い。
梅雨明け直後はことに暑いというが、日の光が極度に強く、暑さより日差しの痛さが気になる。

伊勢佐木町OBで、呉智英「ホントの話」小学館 2001年、花神ブックス1「増補 茨木のり子」1996年初版1999三刷を買う。
何時も娘にばかり本を買っているので、呉智英は息子に買った。
今、桜井誠に夢中になっていて、昨日は錦糸町まで出かけて街頭演説を握手をしてきたという。
大変な入れ込みようだ、右翼でかつては暴力行為を辞さなかった鈴木邦男が、「在特会」の反対に回っている。
先日の東京都知事選の政見放送を聴く限り、まともなことを言っていたが、少しネットで調べてみると、ヘイトスピーチで問題を起こしてもいるようだ。
まあ、こういったことはきちんと良く調べてみないとなんとも云えないが、例えば、軍が韓国人慰安婦を強制的に連れて来たという話を捏造をした吉田という男と朝日新聞は、マスコミという権力で嘘を真実に見せた点で罪が重いと思う。
私の知りえた範囲でのことだが、当時売春婦を募集して買ってくるのには、専門の業者がいて、親の了解を取って、契約書をとり、娘の代金を払って連れて来ていたのが一般的であり、または、本人が自発的に応募してきたこともあったと聞いている。
石原信雄さんが、韓国とこの件について話をしているが、一読をお勧めする。
ちなみに今は、女性が応募してくるのがほとんどで、かつてのようにヤーさんが強制的に伊連れてくるというのは少ないらしい。
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馬肉と麦焼酎

2016年07月29日 | Weblog
茅ヶ崎で新規開拓をしようと、友人と待ち合わせて街を少し歩いた。
飲み屋が集まっている所はそんなに広くないから、20分も歩けば大体南口の飲み屋は掌握できる。
友人が磯料理という建て看板を見つけ、内容を読んでみて、それじゃあ行ってみようかと階段を上り、二階の店に入った。
カウンターに8人ほどが座れ、4人テーブル席と、小上がりで足が掘りに延ばせるスタイルの4人がけのテーブルが二つくっついた席があり、カウンターの窓際に座った。
目の前に百日紅の街路樹があり、ピンク掛かった赤い花が満開で、酒肴の前に眺めが絶品であった。
小田原の鰯の刺身と鯵のなめろうを頼み、佐賀の七田と石川県の酒を頼んで飲んだ。
鰯が脂が乗って新鮮で絶品であった。
馬刺し、枝豆、米茄子を頼み、酒をさらに一合ずつ頼み、馬刺しには麦焼酎を二種類頼んであわせたが、麦の香りが強い壱岐の焼酎のようなスタイルを期待したが、どちらも洗練されていて詰まらなかった。

さらに街を徘徊してはやっていそうなイタリアンを発見した。
ここも二階の店で、すでに路面店はほぼ見知っているので、思わぬ発見は二階に集中する。


梅雨が明けたようで、強い日差しが照りつけている。
伊勢佐木町BOで、谷川俊太郎遍 「祝魂歌」2003年、福田和也「俗二生キ 俗ニ死スベシ 俗生歳時記」筑摩書房 2003年、山田風太郎「秀吉は いつ知ったか」筑摩書房 2008年を買う。

井桁寿司で握りを食べる。
このところ三回続けて握りをたべている。
小肌、鮪、白身、海老、蟹、帆立煮、卵焼き、海苔巻き、蜆の味噌汁であった。

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どう死ぬか

2016年07月28日 | Weblog
昼休み、先ずは、芳林堂で白井聡×内田樹 「属国民主主義論」 東洋経済新聞社、佐藤優 「現代の地政学」昌文社を買う。
内田樹と佐藤優は、本が出たら買うことにしているが、白井聡も注目の学者だ、若い人で優秀な人がどんどん出てきてくれなきゃ困るが、日本は心配要らないようだ。
佐藤優は地政学に関する本をいくつか出しているが、これが集大成であって欲しい。
原節子が大好きで、関連本を買い集めていたが、最後に読んだ、石井妙子のものが白眉で、その前のものは全部捨ててもいいくらいだった。
佐藤優の地政学もこれ一冊で後は捨ててもいいやというのであって欲しい。

その後に馬車道の生香園に行き海鮮焼きそばを食べるが、海老が入ってないのでお運びのオネエサンにその旨を言うと、慌てて作り直してくれた。
次の皿には海老はもちろんのこと、あわびの薄切りまで入っていたのでぶったまげた。
そんなことで、一人半分を優に喰ったので満腹になった。

食事の後、仕事の打ち合わせをしたが、パートナーが高い能力を発揮してくれて、中々いい作品が出来上がりそうである。

木曜日から梅雨明けだと四五日前に天気予報で云っていたが、思えば7月もここまで深くなっているんだ。
しかしこのところ、夜家に帰るときに虫の声を聴く。
虫の声が聞こえれば秋だ、そうなるとソーダ鰹がやってくるので、サーフトローリングをやってみたいが、生憎今週末は一泊で、ボランティアで出かけなければならない。

プライムニュースで観た、樋野興夫と石飛幸三は凄いものだと思ったが、司会の天辺禿のおっさんは、二人の言いたいことが、ほとんど理解できなかったのではないだろうか。
金儲けにあくせくしたりするのは40代まで出たくさんである、還暦を過ぎたら人のために働くものだというのがいい、死までの時間を出来るだけ人のために尽くし、穏やかに死んでゆきたい。
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ありがてえなあ

2016年07月27日 | Weblog
伊勢佐木町のJRAで毎週火曜日13:00からジャズの生演奏が行われていて、毎回変わらず出るのが、女性ヴォーカルで、今日はピアニストと二人でやっていた。
何時もはギターとベースで、この三人とも関内の住人らしい。
何処からギャラが出ているのか出ていないのか分らないが、5回ほど前に行った時にはがらがらだったが、今日は座る席が残り少なく、随分と周知されたなあと感じた。
80%がオジイサン、残りがオバアサンで、若い人はほとんどいない。
オジイサンが多いのは、女性ヴォーカルだからだろう。
これが男性ヴォーカルだったら、オバアサンが鈴なりになるのだろうか、もしそうなると聴きにいけないなあ。
もし、女性ヴォーカルが美人だったらオニイサンが鈴なりになるだろう。
それも嫌だな。
無料なので文句を言わずに「ありがてえなあ」と小沢昭一が風呂に漬かる時と同じように口に出して言わなきゃいけない。

後半を聴いていると昼休みの内に帰れなくなるので、中休みの時に向かいの有隣堂へ入って本を眺めた。
先日、何処かで見かけて買っておかなきゃいけないなあと思って、いや、仕事の資料を読まなきゃいけないと諦めた佐藤優の地政学の本があった。
今日明日は、読む時間が無いから買うのは止めておいた。
先日読んだ、池上彰との対談形式の資本論の本は面白く、ボツボツ流し読みを止めて、色々なことを体系的にまとめていかなきゃいけないなあと感じた。
大器は晩成するのか?

火曜日はジャズを聴くので、昼をJRAの近くの「敦煌」という中華で食べているが、ここが不味い。
先回は青菜そばと半炒飯、今回は酢豚定食と言うべきを八宝菜といってしまったために、喰いたくもない八宝菜を食べてしまったので、いやが上にも不味かった。
若い頃はお世話になった中華だが、安いのには理由があり、化学調味料の味で芳しくない素材を放り込む方式なのだ、しかしそれをやるには年を取りすぎた。
いい素材で天然調味料だけで出来た料理を食べるには、一定の質量の低下が財布に現れることを覚悟しておかなければならない。
お客が昼に支払う金額というものが決まっている以上、シナ商人としても原価に厳しくならざるを得ないわけで、ここも変哲(小沢昭一)の「ありがてえなあ」を発して喰わなきゃいけない。

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娘をチェンマイへ送り出す

2016年07月26日 | Weblog
ここのところ仕事が立て込んでいて寝るのが遅く、朝も遅かったが、久し振りに早く寝て四時に起きたら日暮の蝉時雨が聴こえる。
藤沢周平の恋物語を思い出すが、恋というものは、成就して何時でもセックス出来るようになると三年でドーパミンの分泌がなくなり覚めてしまう。
十幾つから恋をしだして、十五六人の女に恋をして死んで行くのが人間の雄だと考えることも出来るが、悪くない人生である。

「魔羅の肖像」「えろえろ」「熟女の旅」の松沢呉一を読んでいるが、風俗のレポートも若い頃のものは生々しいが、年を取ると風雅な感じになり面白い。
初めて読む安田理央も、AVの歴史を書いているのだが、文章に切れがあり、論理の流れが確りしていて中々のものだ。
松沢の「恐怖の大玉」と安田の「痴女の誕生」を同時に読んでいたら、松沢の本に安田の名前が出てきてびっくりした。

娘が今朝早くチェンマイに帰ってしまうので寂しい。
年を取ると気が弱くなりどんどん寂しくなるようで、女でもつくって気をまぎらわすしかないのだろうか。
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土曜日の散歩

2016年07月24日 | Weblog
「大佛次郎敗戦日記」草思社 1995年、吉川潮「流行歌西條八十物語」新潮社 2004年を買う。

敗戦日記は、確かちくま文庫で持っている。
横浜の事が書かれていたのを記憶している。
西條八十も持っているような気がする。
興味がある良かった本は、棚に置いておくのが勿体なくてつい買ってしまう。
あまり意味はないが、贅沢な気分である。

娘と下の息子と午前中に大磯方面に散歩に行く、薬屋で、液体肥料とうどん粉病の薬を買う。
今年は居間の東の窓にゴーヤを植えてグリーンカーテンにしているが、土が悪く成育が悪い、中々買えなかったが、これで一気に伸びるだろう。
ミニトマトは連作障害で育たず、唐辛子は実を結んでいる。

ヤオマサでは、キハダマグロ、ムツ、鳥手羽元、豚骨付きカルビ、和牛ロース、香菜、米粉の麺等を買った。
杉山では、絹ごし豆腐二丁、厚揚げ、がんもどき五個を買う。

昼は娘がタイ風の麺を作ったが、美味かったので食いすぎた。

午後、仕事を少しやり、平塚へ電車で向かいBOを覗く、目ぼしいものがなく、オネエサンのところで、ベーコンと胡桃パンを買う。
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関内から茅ヶ崎へ

2016年07月23日 | Weblog
昨夜は、娘と友人と3人で鳥伊勢で飲みだしたが、ハイボールの後、大関樽酒燗3杯を呑み、薬研、葱肉、ぼんぼち塩とたれ、皮たれ、つくね大葉巻き、つくねたれを焼いてもらい、エシャレット、枝豆、谷中を食べ、〆はスイカであった。

近くのバーでという話も出たが、同行の女性二人が茅ヶ崎の「凜」の女将に会いたいとの事で、関内から電車に乗り途中下車した。

山崎ハイボール、神奈川の何とか蓬莱、これが奥行きがあり上手かった。菊鷹、もう一つ超辛口日本酒度20問いのを呑んだ。
「久昇」の味に近いおから、いぶりがっこのクリームチーズ合え、うざくを肴にした。

10時半、聡のところへ行き、固焼きそばを肴に、ウイスキーソーダを二杯呑み、ラーメンで〆る。

二宮で下りたら雨が降っていたので、タクシーで帰った。
さすがに午前様であった。

その雨が今朝も降り続き、昼に飯を食いに出るにも傘が必要だった。
親不孝通りの「敦煌」で高菜そばを喰いたくなって、大きく弧を描いてたどり着いたら、この日のランチは葱そばであった
中華そばは、葱そばか高菜そばが美味いと思うが、この葱そばは叉焼ではなく鶏肉だった。
それでも澄んだ塩味のスープで、葱の風味が強く美味かった。

伊勢佐木町のBOで本を見たが、実は昨夕見ていたら、電話で娘に呼び出されて中途半端になっていたのだ。
続きを見る感じで、先ずは機能見ておいた、阿部昭 「日々の友」中公文庫 昭和52年、さすがに本はボロボロであり、時代を感じた。私が22歳の時に出版されたものだ。阿部昭は短編の名手といわれており、何となくこの本も持っているような気がしないでもなかったが、押さえておいた。

井上ひさし 「この人から受け継ぐもの」 岩波書店 2010年は、過去の年くらいに出た井上ひさしの単行本いつしては、多分何も購入していないと思う。
しかし、文庫になって出たときには、かつて愛読した作家ゆえに買わなくちゃという気持ちがあったから、何ともいえないが・・・。

松沢呉一「恐怖の大玉」ポット出版 1999年は、珍しい本で、この人もヘンな人手1958年生まれで早稲田を出ている。
保坂和也とか室井滋とこの頃知遇を得ているが、その後文筆一本であらゆる仕事をした感じがある。
特に風俗のフィールドワークは面白く、フェミニストのクリトリス至上主義を論破したといわれている。
そういうことって中々出来ることじゃない。
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雨が止まない

2016年07月23日 | Weblog
久し振りに、利休庵でカツ丼を食べる。
ここのカツ丼は、豚カツ屋のカツ丼より美味い。
安田理央「痴女の誕生」太田出版、黒田仁郎「ゆすりは物語」東海教育研究所を買う。
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鮨のち焼鳥

2016年07月21日 | Weblog
桜木町の駅を降りたら通り雨の名残があり、ぽつんぽつんと来た。
昼まで社内で仕事をしていて外の天気は分らなかったが、悪くは無かったと思う。

昼、外へ出たときには晴れていた。
芳林堂へ行き、呉座有一編「南朝研究の最前線 ここまでわかった「建武新政」から後南朝まで」洋泉社歴史新書を買う。
この本は色々な研究者が書いているのだが、夫々の立場があって、歴史の解釈が違うので面白い。
しかも、研究者同士の嫉妬などもあるので尚更話がややこしくなって味わいがある。

その後、馬車道へ戻り「井桁寿司」で握りを食べる。
鮪赤身2貫、トロ、帆立煮、鯵、環八、卵焼き、海老、蟹、巻物、蜆の味噌汁。

夕刻、娘と友人と関内で待ち合わせて「鳥伊勢」に行く。
大関樽の燗を呑む。
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2016年07月20日 | Weblog
一日いい天気が続いたので、梅雨が明けたと今夜辺りの天気予報でいうかもしれない。

本来火曜日は、午後1時から伊勢佐木町で早飯を済ませジャズライブを聴かなけりゃいけないのだけど、
休み明けはいつも駒に行くし、暑いので中華を辞めて駒に行った。
今日の魚は、鯖、蛸、烏賊、青柳、鮪であったが、美味くなかった。
特に鯖がいけませんでした。残念!

慌てて伊勢佐木町まで歩いたが、暑いこと、折り畳みの椅子に座ったら一気に汗が噴いた。
前半の4曲を聴き、中入りに入ったが、最後の「イパネマの娘」は、ボーカルが男と女で歌詞が違うらしく、
聴き慣れたのは男が歌うやつらしい。
このヴォーカルは女性なので、初めての歌詞を聴いたが良くなかった。

有隣堂で本を眺めたかったので、後半には帰らなかった。
買うべき本も無かった。

何だか調子が悪かったが、予定通り、「敦煌」で高菜ソバを食べて行きゃ良かったと反省した。
朝飯に、長茄子のソテー、ゴーヤチャンプル、胡瓜の糠味噌漬け、豆腐と若布の味噌汁を食べたので
何となく高菜ソバがいやだったのかもしれないと気が付いた。
朝、鰹のたたきを食べるのを忘れたのだ。
まあ、余りわけのわからない理由だが、これだけ暑いときちんと考えるのも嫌になる。

そうこうしていたら、行きつけの店からいい鰹が入ったと連絡があり、今日一日の不運を挽回できるかもしれない。
帰りは勇んで途中下車して鰹を食べることにした。
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