キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

イタリア出張

2013年03月31日 | Weblog
4月6日(土)からイタリアへ出張する。
昨年2月にも行っているが、取引先を訪ねたのはチェビコとモンテチーノの二社だけで、あとは新しいメーカーを探すためのコンベンション参加であった。
そのため、ブレッサン、ぺスカイヤ、カヴァリエにはご無沙汰していて、販売の方にも力が入っていないせいか実績も振るわない。
ヴィニタリーではブレッサンのフルヴィオとエレナ、ぺスカイヤのベッペに会うことになる。
ベッペのところとカヴァリエリへはヴィニタリーの後に訪ねることになっている。

チェビコはサンジョベーゼ発祥の地リミニで、古い館とセラーを手に入れて修理して見学に価する設備にするプロジェクトを進めていたが、出来上がったらしい。
昨年訪れた時は修理を始めたところで、さして魅力がある物件とは思わなかったが、噂に拠れば素晴らしいものに変身したとのことで、それを見に行くことになっている。

また、今年からガンベロロッソでトリヴッキオーレを二年連続で取ったマルケのヴァルトゥーリオを始めたが、北新地のママには好評で5,000円にも拘らずオーダーをいただいた。
オーナーのアドリアノとは大阪、幕張、銀座で仕事をして随分親しくなった。
ここへもチェビコの後に伺う予定だ。

モンテチーノのモンチッチのお兄さんの所へも拠って、日本向けに造ってもらったテンプラニージョの試飲をしなくちゃいけない。
昨年は山の上のレストランで美味い肉を喰わしてくれた。味わいのある赤身の牛肉は神戸ビーフより好きだ。

そのあとはボローニャからトリノまでイタロウで移動する。
イタリアの高速電車らしいが、どうも潮来のイタロウを思い出して、のんびりした乗り物のような気がする。
トリノといえばベッペだが、トリノ空港では過去二回トラブルがあったので今回は鉄道のトリノ駅に着くようにした。

トリノからフィレンツェもイタロウ、ここではチェビコのグループになったトスカーナのシャトーを訪れることになっている。
フィレンツェからローマまでは前にバスで移動したが大した距離ではなかった。
ここもイタロウでの移動だが、1時間半くらいのはずだ。

ローマではカヴァリエリのファブリッツォが待ち構えているはずだ。
一昨年の春小田原の曽我の梅林で寒梅をして以来だから随分久し振りとなる。
ローマの町は大時代で大仕掛けで趣味に合わず余り好みではないが、街角の流行っている食堂で、ローマの人たちが何を食べどのようなのワインを飲んでいるのかを眺めながら食事をするのは楽しい。
メニューにあるワインの中心の価格帯は18ユーロ約2,200円で、しかもそれなりのワインが飲めるから、ついつい何本も開けてしまう事になる。
胃腸と肝臓が若い頃のように頑健なら一週間滞在して、昼夜と飲みまくってみたいとつくづく思う。
良い勉強になることは間違いない。



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黄金町アートブックバザール

2013年03月30日 | Weblog
お天気が良く、桜はやや盛りを過ぎていたが、3月28日は大岡川の花見に最適な日和になり、香清楼で昼を食ってから、右岸のソープランド側を日の出町に向かって歩いた。昭和三年に架けられた日の出町前の橋から黄金町方面の眺めが良く、何時もこの橋に少し立ち止まってその年の桜を目に焼き付けることになっている。

そのまま右岸を黄金町方面に歩き、最初の橋を右に折れて行くとかつての私娼窟の京急ガード下に出る。今では美術をやっている若い人たちにスペースを貸しているが、店の前に古本が置いてあったので近付いて見るとまさに古本屋であった。出るときに聞いたら幾つかの古本屋が本を持ち寄って運営しているとか、埼玉あたりの古本屋の値札がついた本もあった。

矢野誠一「女興行師 吉本せい」中公文庫1992年、矢野さんの本は集めているので持ってないと思うものは買うこと死している。車谷弘「ギンザの柳」中公文庫1989年、この方かつて永井龍男と共に住んで文学修業をしたことがあり、後に文藝春秋で働いている。安岡章太郎「父の酒」文春文庫1994年、追悼出版でこれは見かけていない。安岡さんの本はそのうち無くなっちゃう可能性があるから、とにかく今買っておくことだ。

この三冊を買って支払いをしながらふと上を見上げると、紐でいわえて纏まった本が並んでいた。伊藤整の「日本文壇史」講談社は無いかと視線を右に泳がしたら、18巻大揃いでまさにそこに在った。おろしてもらって草臥れた第一巻をみたら昭和29年発売、紙も向こうが透き通るようなぺらぺらな粗雑なものであったが、そんなことは大したことじゃない。一目惚れの女の欠点を調べ上げてみすみすやり過ごす馬鹿がどこにいる。9巻ずつ紙袋に入れてもらって汗をかきながら会社まで持ってかえった。文庫本3冊で300円、日本文壇史が1,800円で〆て2,100円であった。領収書に書いてあった名前は「黄金町アートブックバザール」、これから通いそうだ。

贔屓目かもしれないが、満開の桜の花に日本文壇史は実に良く映えていた。





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横浜ハーバーサンセット

2013年03月29日 | Weblog
17年前の今日、初めてシーバスを釣り上げた。上州屋で買った酷く重いシーバスロッドにダイワの廉いリール、ラインだけは有名ブランドの高級品12ポンドであった。ルアーは指南書を信じて稚鮎が遡上するシーズンだったのでK-10、9㎝のシンキング鮎カラー、そいつを生ぬるい南風に向かって投げていたら、3ヶ月振りの当たり。同じ場所で3ヶ月前にばらしていたので、太い12ポンドラインにルアーをループノットで直結していた。浜に打ちあがったシルバーブラックの魚体のいとおしかったこと。

「ジーノの家」の10篇のエッセイのうち、まだ最初の三篇を読んだにすぎないが、内田洋子に熱中している。ダブル受賞も伊達じゃない、テルモヴィニフィケーションの嘘っぽい甘さとは違い、端正な文体は辛口だ。女は凄い、男がだらしないからその代わりにしっかりした女が後から後から出てくるのだろうが、精神のタフさに男はおよばない、特に異国の地で輝くのは女ばかりだ。言葉に力がある。「ミラノの太陽 シチリアの月」も欲しくなった。

安岡章太郎「鏡川」最初の2ページを読む。文章とはこう書くものだと、二度繰り返して読んだ。よっぽど売れなかったのであろう、五年ほど前に文庫本が出て、これが二刷である。この先この小説がどのように展開してゆくのか知らないが、2ページだけでも読む価値が十分にある。ひじょうに良いワインでも全く売れないことがあるが、「鏡川」も同じだ。ワインも小説も一人で密かに楽しめばいい。

シンデレラシューの雑誌広告のため「らんぷ」の金子さんのところで撮影を行った。15年ほど前はカタログ販売のためにワインやブランデーの撮影を白山のカメラマンのスタジオで毎年行ったが、久し振りに撮影現場に立ち会ってみると移ろった時の長さを感じる。今ではカメラがデジタルになり、シャッターをPCで切ると直ぐに画像が確認できる。文明というものは良いものだが、便利さによって失われているものもあるはずだ。しかしそれが直ぐに分からないところが曲者なんだ。

ブルーキュラソーとポンカン、ピンクグレープフルーツとラズベリー、タリケ・フォルブラッシュ15年で青と赤の二種、補色のカクテルは鮮やかであった。タリケを入れるとフルーツの単純な味わいに複雑さが生まれる、基本的に蒸留酒がスティルポットから出てきたときには芋焼酎のような香りがあるが、その風味が果実味をお嬢チャン好みから大人の女の好みに変える。
金子さんの作品だが勝手に名前を付けてみると「横浜オーシャンブルー」と「横浜ハーバー・サンセット」かな。


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ダブル受賞

2013年03月28日 | Weblog
昨日の横浜は小雨が降っていた。昼に井桁でちらしを喰ったが、親方の倅が作ったので何時もと少し違った。同じ酢飯と同じ種でも親子で違ってくるもので、息子のちらしは種がいっぱい載っていて豪華絢爛であった。

芳林堂へ行き、この日の朝根岸線の中吊りでみた文春文庫ででている林真理子「いいんだか悪いんだか」を買おうかと思ったが見当たらず、内田洋子「ジーノの家」文春文庫を買った。どうも日本にいる作家は書き過ぎで文体が乱れる傾向があるが、海外にいる人は書く機会が少ないせいか隅々まで気が配られていて端正な文章であることが多い。この方もそうであるらしいことが解説に書いてあったので、須賀敦子の再来なら良いなと買ってみたのだ。最近単行本で「ミラノの太陽 シチリアの月」が出ている。

日本エッセイスト・クラブ賞、講談社エッセイ賞を史上初ダブル受賞した名品と帯に書いてあるが、ワイン業者も、パリ・ワインコンクール金賞、マコン・ワインコンクール金賞のダブル金賞受賞とネックポップに書いて売るんだよね。効果があるのか良く分からなかったが、食いつく消費者が確かにいるようです。





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芋焼酎

2013年03月27日 | Weblog
去年の夏、阿久根の鹿児島酒造へ行って蔵を見学させてもらい、黒瀬杜氏から話を伺った。
ワインの蔵へは数多く行ったが、焼酎の蔵は初めてだったので新鮮であった。仕込みをやっている時期ではなかったので、説明を受けたが製造方法が少し分かった程度だ。今回酒販ニュースで興行技術センター食品化学部主任安藤義則さんが原料芋の品種について書いている。

薩摩芋は色で紫芋系、ニンジン芋系、赤芋系、白芋系の4系統に分けるようだ。

紫芋系 
アントシアニンが多く含まれ、色素の原料や菓子に使われる。焼酎にするとアントシアニン由来のジアセチルが生成され、ヨーグルトや赤ワインのような香りになる。この物質はきき酒用語で「つわり香」といわれ微生物汚染に由来する。

ニンジン芋系 
β-カロチンを多く含み、焼酎にするとβ-イオノンに変り、ニンジンジュースや蒸したカボチャ、パッションフルーツの香になる。 ハマコマチ 紅茶、甘い香の花の香がする。

赤芋系 
焼酎にすると蒸し芋、蜜様、小豆様でどっしりとした後を引く甘さがある。

白芋系 
デンプン用の品種 焼酎はすっきりとした軽やかな香味となる。ジョイホワイト、ダイチノユメはリナロールが多く、柑橘の爽やかな香り。

今では誰でも知っているコガネセンガンは元来デンプン用の芋であったが、一部を焼酎用に使っていた。その後デンプン用には含有率の高いシロユタカなどの品種にとって変った。

麹についても書いていて、こちらも色で白麹、黒麹、黄麹の三つに分かれている。
白麹 穏やかな甘い香と軽く切れのよい甘味。
黒麹 香ばしい複雑な香りと力強い味わい。
黄麹 フルーティーな香りと下にまとわりつく後を引く甘さ。

飲むほうとしてはこのくらいのことを知っていれば十分だろう。

大学時代、千葉の先輩の下宿で飲んだ湯割りの「白波」は臭かった。現在うちで扱っている「唐仁原」は竹炭濾過をしているので芋の香りや雑味が取り除かれ、洗練された風味がいかにも好ましい。
和食に合わせられる芋焼酎が商品コンセプトだが、昨年大阪の割烹で鯛の刺身を塩で食べ、醤油の風味で鯛の香りがマスクされず大いに楽しんだ。はたして「唐仁原」は、鯛の刺身の香りや味わいを洗練された芋の風味で引き立てることが出来るだろうか。先日鯛の刺身と鮨を喰ったが、今年の鯛は桜の開花同様早く旬を迎えているようで脂が乗って美味かった。つい習慣で酒を飲んでしまったのだが。

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花曇花冷え

2013年03月26日 | Weblog
月曜日は前日までのぽかぽか陽気が嘘のように花曇、花冷えの天気となった。折角昼休みには駒で春めいた色合いのちらしを食べて大岡川に花見をしに出かけようと思ったが、小雨がちらつく天気になり予定を変更して芳林堂へ出かけた。

文庫、新書に新たなものは無く、単行本のコーナーを眺めていたら、森まゆみ「むかしまち地名事典」大和書房を見かけたので購入した。更に棚を眺めていると雑多なものが置いてあるところに東京雑学研究会編「雑学事典」東京書籍を発見し、中を見ていたら面白いのでこちらも買い求めた。

期せずして事典を二冊買ってしまったが、森まゆみさんの本は事典というよりいわゆる東京もので、東京の各地が紹介されている読み物である。「雑学事典」の方は東京書籍の編集装丁なので風格があり、前に出ている「雑学大全」と「雑学大全part2」を合わせて縮小愛憎版としたものらしい。1,843の項目についてコンパクトに解説されている。ちょっと感じが山田風太郎の「人間臨終図巻」に似ていて、こういったものを暇な時に開いたページから読んでるの好きなんだよね。2,310円という価も事典にしては安い。要は系統的に本格的な勉強をするの苦手なんだが、毒にも薬にもならないようなことを暇に飽かして面白く読んでるのが好きなんだな。

年を取るに連れて長いものがいやになって、短いものを好むようになってきた。元々長編小説は苦手だが、短篇小説やエッセイ、更にはコラムのようなものが面白い。近頃では短歌や俳句の世界が深く大きく見えてきて気に入っている。人生は些細なことが大切なんだと、言葉ではなく実感として分かりつつある。これも残された時間が少ないからなんだろうか。
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桜満喫

2013年03月25日 | Weblog
日曜日は午前中桜を堪能した。国府の馬事公苑ではアイスクリームを食べながら花見をした。大磯プリンスホテル下の葛川沿いの桜は八分咲きだったが、堤邸下の桜は満開で宴を開いて楽しんでいる人達もいた。
曇り後雨の予報が外れて終日晴れて絶好の花見日和であった。

午後藤沢へ買い物に行ったが、ジュンク堂書店、BO、有隣堂古書店街と全て不発でがっかりした。それでも有隣堂古書店街で伊藤整の「日本文壇史」の初版を初めて見たのがうれしかった。多分全12巻だと思うが5冊だけ置いてあり、大揃いなら買ったんだけどね。

金曜日の話しに戻るが、この日夜七時頃に鳥伊勢電話を入れたら満員で、もうすぐ空くからと芳林堂に行って講談社文庫で出ているはずの丸谷才一「人間的なアルファベット」を買って時間を潰してから店に行ったが、完全な満席でさらに予約もあって諦めた。花見と送別会が重なったのかもね。

利休庵も一杯で一組が待っていたが15分で席に案内された。
英国風パブでスペイサイドとアイラを飲んでランプへ行くと、金子さんが誰かを見送っていた。遠くから「オーイ金子バカヤロー」など叫んでいたら気がついて、いきなり反対の方向へ走り出し送ったばかりの客を追いかけて連れ帰ってきた。
今度お願いした広告を載せる雑誌社の人で、27日にやるシンデレラシューのカクテル撮影の打ち合わせに店明けから来ていたとの事、我々もそれが気になって寄ったのだが、版元、広告主、バーテンが集まり、当日の打ち合わせが出来てしまった。
きっと良いカクテルが出来、良いページに仕上がる事だろう。
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桜が見ごろ

2013年03月24日 | Weblog
午前中わくわく広場まで、葛川沿いを桜を愛でながら歩いた。川の土手に植樹されているのは、ほとんど染井吉野で西友裏に枝下桜が植えられている。
染井吉野は同じクローンのために一斉に咲くらしいが、時限装置がDNAに組み込まれている訳で巧いこと考えたもんだ。多少開花がずれるのは小気象の違いだ。

午後大磯から平塚まで桜を眺めながら歩いた。
何処の桜の木にも桜好きの日本人がまとわり付いていて、これほどまでに桜を愛でる民俗は他にいないだろうとうれしくなる。

平塚のBOで、荻昌弘「快食会談」旺文社文庫1982年、邱永漢「邱飯店のメニュー」中公文庫昭和60年、重金敦之「気分はいつも食前酒」集英社文庫1997年、角田房子「味に想う」中公文庫1992年、壇一雄「わが百味真髄」中公文庫昭和58年、藤本義一「洋酒物語」廣済堂文庫平成4年、村松友視「食べる屁理屈」学研M文庫2001年を買った。
食にまつわるエッセイ7冊だが、一時によくもこんなにあったと感心する。

藤本義一さんは先日無くなった直木賞作家の人と思っていたが、サントリーにいた人であった。そういや同姓同名の人がいたなと思い出した。
どの本もちょっと古くて面白い。

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大岡川の桜

2013年03月23日 | Weblog
横浜の染井吉野も個体によっては満開近くまで咲き進んでおり、オジサン達がその桜の下のベンチで弁当を使いながらカップ酒を飲んでいる。まことに良い風景だが、風景の当事者になった方が100倍くらい良い。

大岡川の川岸を散歩しながら花見をしようと思ったのだが、都橋公園の桜はかなり咲き進んでいるのに、大岡川の岸辺の桜は三分咲だ。川岸散歩は後日にして、久し振り"小川"のジイサンのところへ顔を出した。

暖簾が出てないので休みかとも思ったが、好い加減なジイサンなので暖簾を奥に仕舞って営業していることも多い。昨日もそれで、風があるから暖簾を仕舞ったとのことで、「桜を観てみなさい、桜餅をやろうと思ったのに間に合わない、急に咲いちゃって」と怒っていた。機嫌は悪くなくて、偶にはこれを食べなさいと漉し餡を小麦粉と玉子で作った皮で包んだ菓子を出してくれた。春の園遊会の土産に持たされる菓子らしい。いたって上品な味わいであった。どら焼を10個包んでもらった。

伊勢佐木町に出て有隣堂を覗き、今井亮平「神奈川酒紀行」を買い求める。昨年暮れに出ていたようだが、この日まで存在に気がつかなかった。酒を生業とするものとして恥ずかしい。
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桜の季節は悩ましいい

2013年03月22日 | Weblog
昨日都内へ出たら桜が八分咲きだった。
横浜よりも早く開花して順調に満開に向かっている。

さて、桜に関しては横浜より東京より湘南が遅れをとるのは排気ガスのせいだろうか、二酸化炭素は花芽分化を促す植物ホルモンであるから、その絶対量が都市部のほうが多いことを示すのだろうか。
あるいは花芽分化には低温要求量を満たす必要があるから、温暖な湘南は後れを取るのだろうか。
まあその原因については植物学者に任せるとして、少し間を置いて桜が満開になってくれるので、長い間花見を楽しめるのがいい。
札幌までを視野に入れるとゴールデンウイーク明けまで楽しめることになる。
趣の変わった蝦夷桜がまたいいのだ。

今夜は気温があまり下がらず夜桜見物には格好と、テレヴィのお天気キャスターが喋っていた。
大岡川縁の桜はまだ満開とはなっていないだろうが、機会を失して葉桜をみても仕方がない。
温めた酒を片手にぶらぶらすることにしよう。
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