キュヴェ タカ/cuvee taka 椿庵酔哲「湘南隠居日誌」

-湘南散歩に読書、映画、酒、そして時々釣り-

化学調味料

2014-05-31 | Weblog
今朝は疲れていたので06:30までぐっすり寝た。
昨夜家についたのが23:00、スーツケースを片付け、オールフリーを飲んで、風呂に入って寝たのが01:00頃だった。
香港は時差が一時間なので楽だ。
旅の疲れが取れれば、それで元どうりになる。

昨日は午前中ホテルでメールの処理をして昼過ぎには空港で昼飯を食べた。
チェックインを終えたところの入国審査の建物の二階が食堂になっているが、エスカレーターを登ると左右に食堂があり、何時も入る左側は列をなしていたので右の食堂に入った。
メニューを見ると高かったが、豚足、豆腐料理、麺を頼んだ。
出てきたものはかなり美味く、豚足などは今まで食べたもののなかで一番美味かった。
メニューを良く見てみると、化学調味料を使っていないと書いてあった。
やはりまともに料理を作るとなるとこうなる。

横浜中華街でも化学調味料を使わない店が多くなってきているが、この傾向は世界中で同じようだ。

ヴィネスポが終わって

2014-05-30 | Weblog
昨夜仕入先メーカーが主催したパーティーに参加して、全ての日程が終了した。
パーティには中国、香港、韓国、東南アジアのバイヤーやソムリエが多数参加していたが、香港中国の若い参加者が乾杯を繰り返しているのを目の当たりにして、なるほどこれが噂に聞く杯を乾す中国式の乾杯かと実物を見られたので嬉しかった。

若い女性が直ぐそばに座っていたが、ワインを勧められても飲まなかったのに、乾杯が始まると若い男の子同様立ち上がって一気に杯を乾した。
このためにワインを飲まずに備えていたんだなと合点した。

私のほうは、三日間にわたり行った試飲の一部が体内に吸収され、その蓄積で肝臓がかなり弱っていて、乾杯をしようと誘われたがお断りする体たらくであった。

ヴィネスポ会場には1,300のメーカーが出展しているとのことだが、当たりをつけて試飲をはじめても、価格が合わなかったり、品質が外れであったり、気持ち良く試飲をして良いメーカーだなと思っても日本にエージェントがいたりと、中々こちらの思うようなワインにめぐり合わない。
じっくり腰を落ち着けて試飲をしながら話が出来るのはそうそうチャンスがあるものではなく、感覚を研ぎ澄ましてブースに飛び込むことが一番肝要になる。
昨日は勘がよく働いて良いメーカー二社にぶつかった。

一つはスペインのバスク地方のメーカーで、シャルドネを三種類持っていて木樽熟成した古いものが素晴らしく、前夜バスクの起源についてムルシアの人と話をしていたので、これは偶然ではなく運命の綾が導いたのかなと思ったりした。
二つ目はガルナッチャを造っているメーカーで、エンゲラのアルバーロやディエゴの友人であることが分かりひとしきり盛り上がった。







今回のヴィネスポ

2014-05-29 | Weblog
ヴィネスポ香港も二日間が過ぎ、今回の傾向が見えてきた。
出展者の多くが中国人バイヤーが少ないことに気がついており、人気があるボルドーのコナーのみが活気を呈しているが、3階のフランスブースでも他の地域は閑散としている。
1階のフランス以外の国が出展しているブースは何処へ行ってものんびりしており、中国経済の状況がワイン業界に与える影響の大きさが伺われる。
聞くところに拠れば、フランスの対中国向けのワイン輸出が40%減じているとのことで、しかも中国人バイヤーが求めるワインは、1ユーロ以下のものが多いという。

昨日までアポをとったところと開発をしようと思った地域のワインを優先的に周り、予定していた仕事がかなり進捗した。
今朝二箇所アポをとってあるところを回り、午後はフリーにブースを回って出会いがしらの幸運を期待したい。
8年前のヴィネスポで飛び込んだドミニオ・デル・プラタが今重要な取引先になっている。
昨日時間を掛けて、スサーナと話をしたが、当時そうであったように、またアルゼンチンワイン協会の会長を務めているとのことだ。
今回で三度目になるんじゃないか。
アルゼンチンワイン業界では、無くてはならない存在になっている。

ワインは益々洗練されてエレガントなスタイルに変わっていた。
前回来日した折に、こんなワインを目指していると、タカが飲ませてくれたワインがヒントになっていると話していたが、そんなことがあったのかとすっかり忘れていた。
誰に対しても日本人にとって好ましいスタイルのワインを造って欲しいと話していたが、気が付かないうちに随分長い時間が経っていたようだ。

俺も随分年をとってしまったが、決して無為に時間がたっただけではないことを知り嬉しかった。

ヴィネスポ香港

2014-05-27 | Weblog
香港に来ている。
今日からヴィネスポが始まるが過去最大の規模になる。
中国が世界第二位の経済規模になっている以上それは当然のことで、メーカーの皆さんはこの市場で生き残りを掛けようと必死だ。

ワインだけでなくほとんどの製品が生産過剰になりつつある今、消費地を求めて生産者が押し寄せるのは資本主義経済の法則どおりなのだが、三大言語である中国語がこの会場のコミュニケーション言語とならないのは、16世紀から資本主義経済をリードしてきたアングロサクソンゆえのことである。
中国語でもなく、スペイン語でもなく、英語が引き続き世界共通言語の役割を担ってゆくことは当分の間、間違いない。
折角若い頃はハワイに駐在していたのに、しっかり英語を身に付けなかったことを、今回もまた悔やんでいる。

街中を歩いてどこかへ行く程度のことに不便は無いが、日本の立場をはっきりと主張する段になるとしどろもどろになリ、思いのたけを表現できない。
ワインの売り買い程度のことで大げさなと思う事なかれ、全ての商いの場面で歴史、教養、伝統、見識を踏まえて日本の立場を主張することが出来る日本人バイヤーが多ければ、日本が持っている経済的な力と同じレベルで、世界をリードしてゆくことも出来るのだ。

今回会場から二駅ばかり地下鉄に乗ったところに宿をとったので、地下鉄に自由に乗り降りできる「オクトパス」というカードを買った。
蛸のように八方に行けるパスということで、中々しゃれたネーミングだ。
毎回会場から歩いて行けるところに宿をとっていたが、今回のように出展者が急増すると宿代も急騰し、馬鹿げた値段になってしまったので少し離れた場所に宿を取り地下鉄を利用することにした。。
昨夕、シャングリラでメーカーとアポがあって地下鉄に乗ったが、ラッシュアワーで大変な込み様だった。
高度成長時代、日本にもいた乗客の尻を押す役割の駅員がホームに居て、乗り切れない乗客の整理をしていた。

川へ遡上する鱸

2014-05-26 | Weblog
午前中息子と散策に出た。東の方へ歩こうと云うので、そのとおり東へ歩き、ヤオマサでアイスクリームを買って、アオミズクがやって来る公園のベンチに掛けて食べた。
例年巣をかける樹には、未だアオミズクが見当たらなかったが、近いうちに来るだろう。

午後、自転車で午前中と同じ方向へ向かう。
城山公園から大磯駅前、高麗神社をとおり、花水川を渡る。
渡ったところにホームセンターがあり、幾つか必要なものを買う。

土曜の夜、上の息子が馬入川で鱸を釣りあげた。
海から入ったばかりの60㎝の鱸で、ルアーを丸飲みしたため死んでしまい、リリースが出来なかったようだ。
鰓洗いを何度もして、ファイトが楽しめたらしいが、ルアーを丸飲みするくらいだから活性が高かったのだろう。

しかし、なぜ鱸は海から川に入ってくるのだろうか、海に餌が少なくなったときに川に餌を求めで遡上するのだろうか。
鮎の動きと関係するのだろうか。
相模湾の鱸の回遊ルートは一度調べてみたいものだ。

先週買っておいた本を記録しておくのを忘れた。
保坂和志「生きる歓び」新潮文庫 平成15年、「カンバセイション・ピース」新潮文庫 平成18年、坂口安吾「肝臓先生」平成9年の3冊。
保坂和志はエッセイ集を読んで感心して小説を集めているが、未だ読んだことはない。
坂口安吾は筑摩の文庫の個人集で幾つかの短中編を読んで面白く詠んだので、その後目についた小説を集めている。
しかし、この変わった題名の本は既に持っているかもしれない。

何時もの土曜日

2014-05-25 | Weblog
何時もの土曜日のように、午前中わくわくまで息子と散歩した。
葉レタス、ほうれん草、胡瓜、人参、小菊を買った。帰りに西友に寄り、オールフリー、スコッチウイスキー、餡蜜、クラッカー、牛筋を買った。

午後、昼寝をしてから自転車で平塚へ行った。
商店街に自転車を停めて、オネエサンのところでパンを買い、BOへ歩いた。
丸谷才一「ゴシップ的日本語論」文藝春秋 2004年、田中優子「江戸の恋」集英社新書 2002年、都筑道夫「未来警察殺人課」創元SF文庫 2014年、宇野信夫「うつくしい言葉」講談社 1983年、田辺聖子「なにわの夕なぎ」朝日新聞社2003年を買った。

帰りに月京のヤオマサで小田原の鯵、和牛ステーキを買った。
今年は良い鯵があるが、相変わらず鰹がない。

夜、二週間ぶりに寅さんを観る。
31作だったから、後17作楽しめる。

辻堂のワインバー

2014-05-24 | Weblog
野毛の福家に一月振りに顔を出し、福寿を呑んだ。
この酒蔵と親しいかたと杯を交わしたが、私もこの蔵に行き、酒作りの工程を技術者から詳しく説明を受けた事があり、愛着がある。
海外のワインメーカーが来日して、酒屋さんや飲食店のかたと会うのはこの効果を狙うものだ。

場所を辻堂に大きく移し、メドックの古酒を呑んだ.
エッジに衰えもなく、フルーティで若々しいが、確実ぬ熟成した風味を持った上品なワインであった。
ランセンのマールとグラッパ、オルホを呑んだが、シャンパーニュのマールは瓶内の滓を使っているとみえて、酸化した強烈な風味があった。
他の二つはフルーティで上品なスタイルだった。

このワインバーでは色々なことを教えられる。
イケメンで若く優しい店主なので女性客が多い。
この子達がこの店に通って、ワイン、食後酒、ビール、チーズ、ハム等の一級品の味に慣れたら、我々の商品選別能力はそれを上回る高みにまで行かなければならず、大変ハイレベルな競争となる。

しかし、此れだけのものを出して、毎日来られる価格でやっている店主は凄い。
こちらの財布も軽くなるスピードが遅く、勉強になるのでまた行かなくちゃ。

久し振りに本を買う

2014-05-23 | Weblog
朝のうちは晴れていたが昼に急に雲が出て気温が下がった。
寒冷前線でも通過したのだろうか、ポツリポツリと降ったり止んだりして、夕刻まではっきりした天気にならなかった。

午前中フランスからお客様が見えて、久し振りにボルドーワインの話をした。
フランスからの出し値が2.5ユーロくらいの金賞受賞ワインをここ数年扱ってきたが、価格競争になり利益が出ないアイテムとなり、今年の輸入は控えている。
これより高くて良いからテルモ・ヴィニフィカシオンをしていない、丸くて果実味に富んだ魅力的なワインを探してみようかと思っているが、随分遠ざかっていたので直ぐには思い浮かばないし、勘も働かない。
ジロンド川右岸のワインを飲んでいると、メルロ、カベルネ・フランで造られたワインが多く、左岸のカベルネ・ソーヴィニョンに慣れた舌には、どうも馴染がなく仕舞いには飽きてくる。
石灰岩質土壌で目が詰まったメルロの美味しさを知ってるからには、そんなこと無いだろうと思われるかもしれないが、そういうワインは価格が違う。

昼、馬車道の生香園で中華を食し、関内駅前の芳林堂で久し振りに本を買う。
半藤一利・磯田道史「勝ちあがりの条件」ポプラ新書
ここの所半藤さんの本をよく読む。

平川祐弘「日本人にうまれて、まあよかった」新潮新書
ダンテ「神曲」の翻訳が有名だが、本は持っているものの退屈で最所のところしか読んで無い。
この本を少し呼んでみたが、やけに痛快で面白い。

山本周五郎「戦中日記」ハルキ文庫
横浜で後半生を過ごされた方だが、実際のところ本は読んだことが無い。
それでも作家の戦中日記は面白い。山田風太郎、里見などなど。

宮尾しげを「すし物語」講談社学術文庫
鮨がこれだけ好きなので、こういった本くらいは読んで置かないと。


2014-05-22 | Weblog
久し振りに昨日の昼、鮨を駒で喰ったら、先週も二回いらっしゃいましたよと云われ、よーく考えてみたら、水曜日の昼に出張で当分鮨が喰えそうに無いからと喰ったことを思い出した。

喰ってるのにそれを覚えていないということは、喰っていないことと同じで、じつに無駄だが、一生のうち覚えている食事などそう多いものではない。

鮨が好きで一週間に二度でも三度でも飽きずに喰えるが、重い財布を持っているわけではないので、たいがい昼に盛り込みか散らし寿司を喰っている。
夜酒を飲みながら付け台前で喰いたいのだが、ここのところやってない。

今月「鮨の歴史」が講談社学術文庫ででているので、そいつを買って読まなきゃと思っているが、本屋に行く暇が無い。
山本周五郎の日記も文庫化されているはずなのだが、そいつも買わなきゃいけない。
今日は、きっと本屋に行きめぼしいものを買うとしよう。

雨の湘南

2014-05-21 | Weblog
モンティチーノロッソと西の方を回っていたが、久し振りに家に帰ってきたら雨だ。
一週間強い日差しの中で汗をかいていたが、今朝はやけに冷え込む。
窓を開けて寝ていたが、三時前に寒くて起きてしまった。

しかしながら自分のベッドは良いものだ、早く目が覚めたがぐっすりと眠れた。
久し振りに早朝読書も出来、水野和夫と大澤真幸の「資本主義の謎」の続きを読んだ。
内藤湖南や岡田英弘が出てきて吃驚した。