キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

ここのところ呑み過ぎだな

2022年11月30日 | Weblog
嫌な夢を観た。
先日、知人と飲んだ時に話しに出た、前に働いていた会社のことが機縁になっていたと思うが、権力にしっぽを振っているやつの豹変ぶりに人間の嫌なところを見た。
そういったやつはなるべく近づけないようにしているが、組織の中では避けられないことがある。
ここのところ呑み過ぎているので寝起きが良く無かったが、腰のストレッチと膝の振り子運動をやってから起きた。
数日、肉と揚げ物を食べ続けたが、今朝は塩鯖2切れ、シメジと舞茸と豆腐の味噌汁、風呂吹き大根、白菜漬けで食べた。
でも、それぞれの量が多かったな。

今度の日曜日にはフランスから親しいワインメーカーがやって来るが、94年冬のカンヌでのワインコンヴェンションで初めて知り合い、その秋には親友のブルゴーニュの造り手と共に日本へやって来た。
以来、四半世紀以上の付き合いだが、この5年は僕が仕事を離れていたのとコロナで行き来が出来ず会わなかった。
先日、急にメールで日本に来るから飯を食おうと云ってきて、家に招いたのだ。
この間のワイン会ではワインに合う料理を妻が作ったが、今度は和食を中心の予定だ。
ワイン会には妻が1週間前からメニューを考案してデカい紙に書いていたが、今回は前日の土曜日に手に入る魚によって決まるからメニューを考えることが出来ない。
二人で金曜日の海が荒れないように祈っているだけだ。
酒は知人が飲み比べセットで純米吟醸の酒米品種違いと純米山廃を送ってきてくれたので、それを使う予定だ。
折角だから、知人が置いて行った木製の四角い火鉢、でも鉢じゃないからなんて云うんだろう、調べたらテーブル囲炉裏と云うらしい、で、燗をつけて出したい。

JA湘南で蕪とほうれん草を買った。
帰りに図書館へ寄ってタンゴのCDを返却してボサノヴァを借りようとしたが、9時前に予約だったのでまだ揃っていなかった。

昼はソース焼きそばだった。
今日は肉の日だったので、妻が朝早くから出かけていたが、きっと大量に肉を仕入れたのだろう、残っていた豚のこま切れとひき肉を全部使ってのソース焼きそばで、肉の間に麵が垣間見える程度で、バランスが悪く美味くなかった。
途中で嫌になっている僕の姿を見て、残したらと云ったので、この酷さが分かっていたようだ。
口直しに無花果を食べた。

プレシネは、中国人が持っていた可愛いペットを、発明家のオジサンが買って息子へのクリスマスプレゼントにしたが、これが深夜を過ぎて餌を与えると狂暴化して、さらに水によって大量繁殖する設定のSFで、スリル満点のスピルバーグの定番駄作だった。
一定の興行成績を収めるので、同工異曲の駄作を造り続けたんだね。

町関係のチョットしたお仕事があり、これが不慣れなことゆえ時間もかかるし理解度が低いから結果が良く無いんだな。
町の施策の評価なんだけど、いわゆるABC分析的なもので、こういったことって合成の誤謬に侮りやすく、個々の評価をやってゆくと全体を見失い、しかも無味乾燥していて、そういったところからはイメージが喚起されないから新しいアイデアが生まれてこない。

午後から天気が下り坂で雨が降ったりしたが、夕方雨が上がっていたので再び図書館へ行きボサノヴァのCDを3枚借りた。
2枚通しで聴いたが、1枚はゲッツとジルベルトの40周年記念アルバムで、ほとんど知っている楽曲が昔の音源で編集されていた。
もう一枚はベストアルバムで知らない曲が知らない人によって演奏歌唱されていて新鮮だった。

6時過ぎに晩飯だと妻に呼ばれ、台所へ行ったら鯵の刺身があり、これは酒だなと思い燗して2合いただいたが、連日のアルコールで思いのほか利いた。
他の、おでん、ほうれん草の胡麻和えは、いかにも酒の肴だったが、弟が自家農園から持ってきたブロッコリーでポタージュスープを作ったので、これが異質で、ソーセージにチーズを被せたパンがあったので、それを焼いてスープと一緒に食べた。
ワインを飲もうと思ったが、生憎新たに開栓しないと無かったので思いとどまった。
これが良かったね、奥の部屋で音楽を聴いていたら、結構酔いが回っていて、直ぐに居眠りを始めた。
酷く長い間、本を読まなかったので、橋爪大三郎・大澤真幸「おどろきのウクライナ」を読もうと思い、朝から読んでいたが、一眠りした後10時に目が覚めて続きを読めた。
ワインを飲んでいたら、そのまま沈没だったろうな。

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落ち着いて味わう

2022年11月29日 | Weblog
やっぱりあれだけワインを摂取すると二日酔い気味になるわけで、午後になって「おくりびと」を観ていたら、どこか身体の芯が疲れていた。
昨日、ジャケットを就職祝いにあげたのに忘れていった弟が、義妹を伴い自家自家栽培の大根とブロッコリー、義妹は自作のアートワークを持ってやってきた。

広末涼子のファミリーヒストリーで、子供のころから目立って可愛かったのを知ったが、その時やはり美人の母親が、町を歩いていれば声を掛けれれるのは当たり前って感じでインタヴューを受けていたのが印象的だった。
美人はそれが当たり前のことなんだろうね。
この時広末涼子28歳で女房役が実に良かったが、前に観た時も同じように思ったので今回二度目か三度目を観る気になった。
元木が末広に抱き着いて胸をまさぐって服を脱がしたとき、臍とパンティが観えるが、ぜい肉もないハイティーンのような臍回りで女優ってすごいなと思った。

3時頃散歩に出て山下でパンを買った、バケットが売り切れでカンパーニュを半分買って帰ってきた。
道で小学校からの同級生に会い10分ほど立ち話をした。
去年の春、吾妻山の浅間神社の祭典で会って以来だったが、彼は相変わらず宮世話人をやっているとのこと、再会を約して別れた。

10年前に父が亡くなって、形見のダウンの掛け布団を使っていたが、去年くらいからカバーが破れダウンが出てくるようになり、もう一枚カバーを買ってオーヴァーカバーで対応したが、その織ではダウンを通過させてしまい部屋中微細な埃のようなダウンで一杯になっていた。
昔は10万円も出してダウンの掛け布団を買っていたが、今では東レの化学繊維を使った西川の掛け布団が7千円で買える。
こういったところに有益な科学の進歩があるわけで、父の布団を供養して、この冬は科学の恩恵に与ろうと思っている。
皆さんのお声に拠れば、やけに軽くて頼りないが実に温かいとのことだ。

昨日の残りの料理がいっぱいあり、ハヤシライス、海老と牡蠣のフライ、じゃが芋と葱のグラタン、これに加えて昨日出すことになっていたステーキを焼いて、弟が持ってきたブロッコリーを茹で、春菊と柿のサラダを作り、わずかに残った3種の白ワインと2種の赤ワインを妻と二人でゆっくりと味わいながら飲んだ。
それぞれはグラス2杯に満たない量だったが5種類あると結構楽しめるものだ。
山下のカンパーニュと4種類のチーズが美味かったね。

親知らずがここ数日痛む妻は早々に寝てしまい、僕は居間で音楽を聴きながら9時からのプレシネを待った。
床暖房と温風で居眠りをして、30分ほど最初のところを観損なったが、海底油田が爆発して火災を起こすところだった。
最近よくある手法の実録もので、アメリカ史上最大の石油事故だったらしい。

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時には真面目なコメントを

2022年11月28日 | Weblog
妻が折角大盤振る舞いでワインを飲ませてくれたので、奥の部屋を片付けながら飲んだワインをチェックした。
最初は記憶通り、サン・シニアンのドメーヌ・サン・セールのVDPオックでコロンバールとヴェルメンティーノの白、これが結構厚みがあっていいんだな。
次がこれも記憶通りの、シャトー・スオウの白2021、ソーヴィニョン80%+セミヨン20%、ここはこのセミヨンを昔から植えていて、僕の感じだとフルーツの柔らかさがあるような気がする。
次がドメーヌ・サン・セールのサン・シニアン白2021で、グルナッシュ、ルーサンンヌ、ヴェルメンティーノ、これもう少し置いたほうがまろやかになり厚みも増すのではないかと思うが、海老と牡蠣のフライにはキリっとした酸のよく冷えた白があう。
次が、テラ・アルタのセレンディピティ2021、アイーダ・ミロと云うミロ家の娘がグルナッシュで作ったロゼワイン。オレンジっぽい色調だった。
その次がまたドメーヌ・サン・セールのサン・シニアン赤2020、メルロ、シラ、カベルネと云うボルドー系と南仏の品種のVDPオック。
何故このドメーヌが続くかと云うと、イナリヤトは友人がスペインにいて、彼女がワインをセレクトしてサンプルを送ってくれ、その中から気に入ったのを輸入し始めたので、最初の2年間はもっぱらスペインワインで、フランスワインを飲んだことが無く、その違いをおどろきを持って感じていたため、この夏に入ったこのワインを研究するために買いこんで自室で寝かせていたのだ。
次がシャトームベール2015、これは何度も紹介しているけど、この価格で伝統的なボルドーの熟成した味わいを楽しめるんだから、本当に嬉しいワインですよ。
次がDOQプリオラートのクロ・ゲブラット2019、ガルナッチャ、カリニエナ、カベルネ、メルロ、シラーと云う多品種混醸ワイン、山間の土地で如何にもいい山岳ワインが出来そうなところ、この次に飲んだ同じメーカーのクリアンザ2018は、ガルナッチャ、カリニエナ、カベルネのワインで、4年経っているけどフルーツの鮮烈な味わいが心地よく、好きだな。
確かけっこう高かったような気がするが、吉田健一がいい酒に巡り合うと同じことを云っているが、このくらいのワインなら毎日飲んでも身体に悪い気がしない。
最後のワインがラブレ・ロワのクロ・ド・ヴージョ1993、なめし皮のような風味や柔らかい各種スパイスの風味が感じられ、実になんとも香りをかいでいるだけでうっとりとして飲むことを忘れてしまいそうで、口に含んで鼻に抜ける香りもまた嬉しくて、ブルゴーニュ好きにはこたえられない。
最後に飲んだ、知人が持ってきてくれたバーボンは、ハンドメイド・オーガニックでジャーニーマン・ディスティラリーのフェザーボーン・バーボン・ウイスキー、マイルドで絹のような舌ざわり、普通は肌触りって云うんだろうけど、要は玉蜀黍風味の荒々しさが無くて洗練された味わい、夏に一時帰国したこのメーカーの製造部門で働く二宮出身の女性から話を聞いたが、割と新しい会社で、真面目にウイスキーを造っていて、今後原酒の長熟をやっていきたいそうだ。
品質がいいので、このメーカーの製品を輸入したいのだが、今の狂ったような円安ではいかんともしがたい。

長年ワインをやっていると、要は品種がどうだとか産地がどうだとかは興味が亡くなり、飲んでみて美味い、素晴らしいと感じ、これ扱ってみたいと思った時に、誰が何処でどの様に作っているのか初めて気になる。

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一夜明けて

2022年11月28日 | Weblog
昨夜のワイン会から一夜明けて台所へ下りてみると、流しやテーブルに食器や料理の残りや材料がうず高く積まれていて、何から手を付けていいか分からない状態だったが、朝飯を食べるにはとっても楽で、残ったエビフライとカキフライ、茸ハンバーグを温めて、豆腐の味噌汁と作り、白菜漬けを切っただけで10分と掛からずに準備が出来、毎朝の定番の原日出子が出ている連続ドラマを観ながら食べた。
原日出子を観るとカティサークのヌードカレンダーの可愛いオッパイを思い浮かべてしまうが、このとき22歳で美人じゃないが可愛い。
オヤジ役の津川雅彦も好きでね、沢村一家が持つ、良き時代の江戸の雰囲気を感じる。

食洗器の食器を片付けて、現代ものの洗える食器やスプーン箸などを新たに入れてスイッチを入れたが、今回江戸、明治期の食器を使ったので、手洗いになるので片付けが大変だ。

昨夜は妻がため込んでいたイナリヤトのワイン10本近くが出てきて、サンシニアンのベルメンティーノから始まり、シャトー・スオウの白、その後1本か2本白を飲んだような気がするが品名を覚えてない。
その後に暮れ猫のワインを造っているオヤジの娘が作ったロゼ、サンシニアンの赤2種、シャトー・ムベール、プリオラートが2種を飲み、昼に地下収納庫をこじ開けて、というのも金属の取っ手を引っ張ったら金属がちぎれてしまい、バールを使ってまさにこじ開けた、1993年のクロ・ド・ヴージョを開けて飲んだ。
ピノ・ノワールが良く熟成した時に発する、芳しき香りを発していて、久し振りの香りを堪能した。
ボルドーのカベルネが発する熟成した香りと、ブルゴーニュのピノノワールの熟成した香りが、40年前にワインをやり出した時に一番先に覚えた香りで、当時は毎月結構なカネをつぎ込んで、仲間の会社が売り残して半端になって倉庫に眠っていた70年代のボルドーやブルゴーニュを買い取って飲んだもので、ワインは熟成が一つの大きな魅力だったので、とにかく古いワインを飲んでみたくて仕方なかった。
だから、シャトー・ムベールや、このクロ・ド・ヴージョを飲むと初々しかったころを思い出して、いたく懐かしいんだなあ。

白ワインには、クリームチーズと無花果とアーモンドに肉桂パウダーを振りかけたもの、海老、描きフライ、茸ハンバーグ、赤にはハヤシライスを作ってあった。
知人がアメリカのクラフトバーボンを持ってきてくれたので、最後の方はもっぱらそれを飲んでいたが、美味かったなあ。

大いに飲み食いしているうちに、相撲が終わり、なんと阿炎が優勝をさらっていた、そしてドイツ戦では出来過ぎだったサッカーチームがコスタリカに負けていた。
阿炎は今一番好きな角力で、まさか初優勝をするなんて思ってもいなかったが、見損なったのが残念だった。
サッカーの実力はコスタリカと互角と思っていたが、ドイツ戦で運を使い果たしたので負けるんじゃないかと思っていた。
スペインがドイツと引き分けたので、決勝進出は厳しくなった。

10時過ぎにお開きとなったから、6時間も飲み食いしていたわけだ。
何時ものことながら酒宴は時のたつのを忘れる、それでこそ飲み食いする意味がある。

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ワイン会

2022年11月27日 | Weblog
大磯まつりは実に長かった。
テキヤの大集団が参加していたので、我々と比べると大仕掛けで、トラックで荷物を搬送するから8時から入場しないと10時開会には間に合わないので、予定時間がすべてそれに合わせてあった。
我々も8時過ぎに会場に着き、ゆっくりとやっても小一時間で店が出来上がると後は暇だった。
終わりが7時でその前15分間の花火をやるためにこんな時間まで開場していたのだが、人はほとんどやってこないし暗いしで、地元の参加者は大いに参った。
一方、明るいうちは閑古鳥が鳴いていたテキヤの大集団も、暗くなってから、高校と明かりがつき賑わった。
朝のうち雨も過ぎに小降りになり昼前には上がって、車での来場が禁止されていて、公共交通機関利用と歌ってあったので、皆さんしいが出来て思いのほかイナリヤトは盛況だった。
主催者の大磯町の商工会議所の若い人たちはテキヤを入れるのに反対したが、ジイサン連中が入れたらしい。
入れるのは構わないが会の趣旨が二つに分かれる、それを無理に合体させるから運営に無理が出るわけだ。
地元の出店者だけなら10時開場15時終了が適当だっただろう。
搬出車の入場が7時半だったので、地元出店者には、それも無駄な待ち時間だった。

妻の運転で二宮まで帰ってきて、蕎麦屋でメシを喰おうと思ったが、終わっていた。
飲み屋はやっていたが、腹が減っているときには酒よりメシを食いたいからね、家に帰って味噌汁焼き魚、白菜の漬物、風呂吹き大根、焼売を10分で用意して速攻で食べた。
腹がくちくなってから、酒を燗して胡麻豆腐を肴に2合呑み、スナックでウイスキーを舐めた。
さだまさし、海援隊、南こうせつのコンサートをTVでやっていたので観たが、思いのほか南こうせつが歌えるので意外だった、武田鉄矢はもう駄目だったね。
何れにしろ団塊の世代向けにはいいだろうが、この音楽に共感する人達は少なくなっている。
父母が聴いた懐メロが消滅したのと同じ理由なんだろうけど、時代とともに過ぎ去ってゆくものだ。

今日は4時から友人知人6人を呼んで家でワイン会を開くから、妻は朝から料理作りをはじめ、僕は部屋の片づけをやらないといけない。
妻は自作の料理でイナリヤトのワインを飲んでもらいたいようで、日頃金欠を嘆いているのに、そんなことはおくびにも出さずにワインと素材集めに励んでいた。

4時前に目が覚めてその後眠れず、6時半に起きて風呂に入ったが、やけにだるくて部屋の片づけを直ぐにやる気にならない。

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大磯まつり

2022年11月26日 | Weblog
今日は大磯まつりがあり、これから倉庫にワインを取りに行って会場の大磯プリンスホテルの駐車場へ運び店を開かなきゃいけない。
午前中雨の予報だったので、テントもなく困ったなと思っていたが、今のところ雲が低いが雨は降ってきていない。
夜7時までやっていて、暗くなってからが花火を上げるらしいから、大磯町もチョット本気で地元の振興をやろうって算段なんじゃないかな。
5年くらい前に二宮でも冬の花火をやったが、冬の空気は澄んでいるから夏の花火より美しい、あれ一度きりでその後花火を観ていないから、楽しみにしている。
200店舗ぐらいが出店するらしく、10時からやっているので、お近くの方は空いた時間にぶらっと来てみたら面白そうだよ。

今日一日ワインの販売をやったら、明日は午後4時からワイン会を家でやることになっていて、親しい人たちを呼んで妻が料理を作りワインを飲むことになっていて、今のところ6人の来客の予定だ。
そんなわけで一昨日借りてきたCDのことを書きたいが、その準備もあって、じっくりと聴く時間もないし、駄文を弄する時間も無い。

朝、一昨日作ったカレーを食べたが、2晩寝かせただけあって、まろやかで材料の味わいが馴染んでいて美味かった。
最後だったので全部食っちゃえと思ったのがいけなかった、これから動かなくちゃいけないのに動けない。

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横浜ナイトクルージング

2022年11月25日 | Weblog
白金へ行く前に、平塚でCDを返却と借り入れをして、さくら書店でざっと新刊を眺めた。
美食地質学なんて聴いたことも無いような学問領域の本があり、手の取ってみたが、食い意地の張った地質学者が食い物と資質を関連づけて書いた本で、巽好幸「地質学入門」光文社新書。
地質学だけだと読者が酷く限定されるから、そこへ美食を絡ませて、地質学の知見を広めるのはいい試みだと思う。

ポンパドールでサンドイッチを仕入れて、平塚駅で娘が乗ってくる電車を待ち、横浜乗り換えで白金台まで行き、八芳園の池にせり出した東屋でサンドイッチをいただいたが、結婚式と七五三の撮影を庭園でやっていて、こういった活動が動き出したんだなあとチョット感慨深かった。

試飲会はメーカーが来ていて、どんな人が造っているのか分かるので総合的にワインの評価が出来ていいよね。
ロワールの生産者が随分来ていて、ここはワインが諄くないから日本人にはうってつけなんだけど、赤のカベルネフランがどうにも日本人には合わなくてね、ソミュール、シノン、ブルグイユなど、随分日本の市場でトライしたけど受け入れられなかった。
青っぽい香りと革のような香りが日本人の舌に馴染みのない風味が良くなかったのかもしれない。
でも、白はすっきりしていていいんだよね。
このロワール川中流のワインが懐かしかったが、下流のムスカデも懐かしくてね、1989年パリのヒルトンホテルで行われたワイン展示会の時に出会ったムスカデのメーカーのムスカデを、一時は随分と売ったけど、ムスカデの名前が知れると価格競争になり、品質が低下して信頼感を失って売れなくなるという典型的なサイクルを辿って廃れてしまった。
今回、すごく久し振りに飲んでみて、フルーツの濃縮で厚みのある造りのもので、しかも悪っ高くないから好ましく思った。
もう一社は、フランス国内の各地で修業をした後、スイスやオーストラリアで武者修行をした若い生産者のムスカデで、飛び切りのワインで感心した。

世界的なウイスキーブームなのか、フレンチウイスキーのメーカーが2社出ていた。
国内に約100社あるらしくて、中央フランスのメーカーのものは、57.3°のが凄く良かった。
アルザスのウイスキーは、すでに歴史が古く出来上がった味わいだった。
コニャックの影響があるのか柔らかくて甘い感じの、山崎のようなスタイルのウイスキーだった。

5時に関内の鳥伊勢で待ち合わせをしていたので、3時半過ぎには解除云うを後にしたが、ギリギリ5時に着いた。
ビールを飲み始めて、大関樽の燗酒を呑み、芋焼酎のボトルを入れて3人で飲み切ってしまったのは、閉店の9時だった。
ヤゲン、葱肉、セセリ、ボンボチ、団子、銀杏、じゃが芋、手羽先、馬刺し、漬物を肴にした。

友人と別れて娘と一緒に伊勢佐木町のほうに歩いていたら、モハンがあり、娘がまだ小さい時に連れてきたことがあり、入りたいとせがまれたが、オーナーも久しぶりだと出迎えてくれて、すっかり歓待された。
カレーとナンを肴にグラスにたっぷり注がれたラムを飲んだ。
土産に持って行ってくれと、ナンをもらった。

駅に着くと東海道線の人身事故で電車が止まっていた。
再び街に繰り出し、知人が開いたバーで1時間ビールを飲んだ。
桜木町から大船までは電車があったが、そこから先がいけなかった、小一時間ホームで待って、這うようにして家にたどり着いたのが1時だった。
1時間ソファーで居眠りして、やけに重い体を引きずりながら二階のベッドにたどり着き、泥のように眠った。

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ワインの季節

2022年11月25日 | Weblog
やはり秋が深まりワインの季節になっているんだなあ、今日は八芳園でフランス大使館経済商務部主催のワイン試飲会が八芳園で行われる。
最近この場所が多用されるが、結婚式が無くていいレートが出ているんだろうか、コロナでなくても結婚式場は四苦八苦が続いていて、もっぱら葬儀場がお忙しいようだが、こちらもコロナの影響で家族葬が多く、売り上げがいかないとの嘆きを聞く。
結婚式にしても葬式にしても、高度成長時代からバブル期にかけてどんどん派手になっていったものが、地味に戻ったというだけのことかもしれないが、その昔はどちらも家で行われていて、ご近所や親戚の協力があって行われていた。
ようは、そういったことを頼むだけの人間関係がなくなり、あるいは煩わしいから、金銭で代用するようになったということだ。
孤独だとか孤立が問題視されている昨今だが、煩わしさを逃れて楽しんだ先にこういったことが待っているのは、誰でもが分かることで、抛っておけばいいのかもしれない。
日本は相対的にビンボーになってきているが、それでも地味とはいえこういったことにカネが使えるんだから昔に比べりゃあ豊かになっていて、本当にビンボーならない袖は振れず、冠婚葬祭を昔のように自分の家で済ませるだろう。そうなれば、薄くなっている血縁だとか地縁の関係が蘇るかもしれない。

そういや年々派手になっていったボージョレヌーボーも、15年くらい前にピークを迎えてその後減り続け、今年は円安と輸送費の高騰で決定的にその数量を減らしたが、毎年横浜でボージョレ・ヌーボー・パーティを主宰していた身としては複雑な思いだ。
伝統的でもなく、ワイン業者の思惑が絡んだバカ騒ぎだったが、人間には蕩尽により解放される精神的なストレスがあり、その開放ということでは意味があった。
昔の夢は、1万人でこのパーティーを横浜スタジアムで開き、荒井由実か桑田佳祐のコンサートを行いバカ騒ぎすることだった。
その夢も敵わずリタイアしてしまったが、ボージョレ、ヌーボーが持っていた祝祭性も失われてしまった。

まあ、とりあえず試飲会に出かけてくることにしよう。

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ホットワインの季節

2022年11月24日 | Weblog
朝から雨が降っている。
雨の中、去年の宮世話人の人たちは川勾神社へ新嘗祭に向かったと思われるが、冷たくて新たな収穫を祝う気分にはなれないなあ。
それでも、今の国旗は雨でも掲揚できるので、庭に日章旗をだした。
青空を背景に赤と白の旗がたなびくさまはいいものだが、雨でべとっとしては気分が出ない。
だが、最近の旗は水を弾く生地なので結構風に揺れていた。
偏狭な左翼の人たちが日章旗を否定しているが、どうもその論理が良く分からない。
我が国は一応万世一系の天皇を仰いで2600年以上やって来たわけだし、明治維新によって日本という国家の意識が醸成され、国家と国旗を定めたわけだからそれほど悪いもんじゃないと思うんだけどね。
まあ、反対している主なところは反日の団塊の世代だから、そのうち消えていなくなるから目くじら立てることも無いんだけどね。
ところで今日は新嘗祭での祝日じゃなくて、勤労感謝の日らしいけど、そんなことなら遊びの日や体を休める日も作ったらいいのにねえ。

まあそれはともかく、今日は居昼頃から近所のサンドイッチ屋さんで、イナリヤトのワインのグラス販売をすることになっていて、それに駆り出されるんだけど、こんな寒いんじゃ冷えたワインなんて飲む気にならないよね。
ホットワインを作って販売できればいいんだけど、調理免許が必要だから出来ないんだよな。
売る方も寒くてやりきれないけど、買う方も寒くてワインどころじゃないだろうなあ。

今朝TVを観ていたら、普段はワールドニュースをやっているんだけど、祭日のために広瀬智美が小室哲哉のインタヴューをやっていて、2015年頃から音楽を聴くスタイルが変わってきて、以前は15秒くらい聴いて良さそうだと思ったらその先を聴いてくれたんだけど、今は15秒で完結する音楽を提供しないとだめだって言っていたが、その理由として、今の人は忙しいのか焦っているみたいなことを挙げていた。
確かにその通りで情報量が多いから聴かなきゃいけない楽曲やニュース、解説などがあり、今最も人気のある解説者の高橋洋一の番組は、流石に15秒じゃないけど10分前後になっている。
1時間の討論番組などは、とてもじゃないがよっぽど時間がある時じゃないと聴いていられない。
ということはだ、何事も裏に宝物が眠っているわけで、頭の凡庸で詰まらない楽曲を忍耐して聴いていると凄いのにぶつかる可能性もあり、しかも、唯我独尊独り占めできるって寸法だ。
15秒や10分で横並びになっている凡庸な人達を尻目に、一人スペシャルで濃密な楽しみを享受できるんだったら、やるにしくはない。
根がへそ曲がりだから、元々このやり方で世間がそんな風じゃ、我が世の春来たれりって気分だぜ。

昼からのワインのグラス販売に、むすびを作ってポットにお湯を入れてお茶と海苔を持って出かけた。
狭いテラスで雨をしのぎながらの販売だったが、母のレッグウオーマーをやっていったら、身体が足から冷えることも無かった。
もっとも燃料補給をずっとやっていたんだけどもね。
店のオーナーの知り合いの人たちが出店していて、お客も知り合いばかりだったので、雨にもかかわらず盛況だった。
僕と妻の顔見知りの子もいて、思いのほかワインがさばけた。
お昼にむすび二個とお店のポークソテのサンドイッチを食べたが、なんだか腹が減っていて、家に帰って無花果を5個食べ、その後インスタントラーメンを妻が買ってきたので、相撲を観ながら野菜をたっぷり入れて食べた。

10時からサッカーワールドカップで日本がドイツとやると聞いたので、それまで奥の部屋で音楽を聴いて遊んでいた。
思えば前回のワールドカップはスペインでTV観戦していて、もうあれから4年経ったのかと、年を取ってからの時の過ぎゆく速さに驚愕した。
こんな調子じゃ、いざこの世とおさらばするときも、ついちょっと先の感じなんだろうな。
前半はドイツにいいようにやられたが、想定していたんだろうね、後半はそれに対応するフォーメイションで攻めに攻めた。
攻撃は最大の防御。
サッカーもスペースをいかに作るかってゲームだから、頭脳ゲームに違いなく、それを実践する体力と技術をいかに作り上げるかだなあって実感したね。
後半戦は妻と一緒にウイスキーの湯割りを飲みながら観たが、いい酔い心地だった。

昨夕、日の丸が濡れていたので、玄関の軒下で乾かしておいたが、今朝、勝利を祝してそれを表に出して掲げた。

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断捨離って何だ

2022年11月23日 | Weblog
今日は午後のプレシネが2本続いたので、1日中映画に捉われてる感じだったな。
邦題で「サボテンブラザーズ」と「底抜け大学教授」で後者は一度観たやつだった。
両方ともコメディなんだけどそれほど馬鹿笑いするような映画じゃなかった。

朝、妻と次男が平塚の病院へ行き、帰りにはお外で食事をするのを楽しみにしている。
部屋の片づけをしていたので、うっかり昼飯を食べるのを忘れそうになったが、豆腐と舞茸と若芽の味噌汁、白菜の糠漬け、切り干し大根煮、豚のこま切れをピーマンとシメジで炒めて、妻が作ったタレを垂らしたら、これが抜群に上手かった。
火の入れ具合委の好みがあるから、炒め物は自分でやらないとだめだね。
食後に無花果とかりんとうを食べた。

4時半に映画が終わって、本来ならば散歩に行くところなんだが、相撲があるし、片付けを30分してから相撲を観た。
何時も同じ上位の角力が勝つのも面白くなかったが、上位陣が弱いのも面白くない。
平幕まで含めて群雄割拠で、その内大関横綱に勝ち抜いた角力がなるんだろう。

晩飯はウルメ鰯のなめろうで、最近生きがいいのか旬なのか格別に美味いなあと思う。
大量にあるからこれで腹が一杯になるが、贅沢なもんだ。
ここ数日の呑み過ぎなので、オールフリーを飲んだのが惜しかった。
風呂吹き大根と大根と豚ひき肉の炒め煮もあり、やっぱり酒だよなあ。
食後に無花果とせんべいを食べた。

食後も片づけを9時までやって、随分父母の残したものを可成り処分した。
断捨離って言葉を知らなかったが、年を取ったら物への執着を捨て身軽になってあの世へ行くことと似てるが、身軽になると気持ちが軽くるってところを強調し、生きるほうに重きを置いているようだ。
ようやくそんな言葉を知ったけど、コロナで備蓄していなかった弊害が出て見直されているらしい。
小乗仏教の出家ではほとんど何も持たず、食べるものは喜捨を当てにするわけで、無ければ死んじゃえばいいってのが案外気に入っている。

母が残したものを整理して思うことは、家計簿など数十年に渡りきっちりとつけて残している。旅行に行った時の工程や収支や土産物などもきっちりと残っている。
武士の家計簿があれだけ楽しめたんだから、自分の家の家計簿はもっと楽しいはずで、折角あるのだから、夜、音楽を聴きながら目を通して楽しんでみようと思っている。

結局、一息ついたところで、クラフトジンを飲み始めた。
今日は松坂晶子のセカンドアルバム「つたわりますか」が着いたので、それを皮切りに聴きだしたが、3枚目のアルバムとは確かに違ってロックの色合いが濃い。
それでもこの子は総ての楽曲の作詞作曲をやっているから、大したもんだなあと尊敬して聴いているせいもあるが、評価の点数が甘くなる。
その後は、やっぱりお酒が入ると大人の女の色気が恋しくなり、真梨邑ケイのジャズスタンダードのベストアルバムを聴き、西島三重子の「浪漫」に行き着いた。

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