キュヴェ タカ/cuvee taka 「椿庵酔哲湘南日記」

気儘な湘南暮し ー散歩に読書、映画、酒、そして時々釣り-

入梅とのことだが

2013年05月31日 | Weblog
どうもじめじめすると思っていたら、二三日前に湘南横浜エリアも入梅したらしい。
大体この辺は例年6月10日くらいを入梅の目処と考えて暮らしているが、こんなに早いとうんざりしてしまう。
入梅が早くても空梅雨であればそれはそれでいい。

青梅がでかくなっているし、琵琶も色づき始めた。
先週末いいラッキョウが買えなかったが、今週末には買って漬け込まなければいけない。
ところによっては紫陽花が色づいていて、昨年随分とこの花を愛でたことを思い出した。
東屋にブッカキ氷の入った檜の桶に四合瓶を浸し、冷えた酒をちびりちびりとやりながら、浴衣姿でのんびりと雨に打たれる紫陽花の花を眺めるのが好きだ。
このときの肴は塩漬けのラッキョウであるべきで、たいそうな肴ではいけない。
乾燥した秋の空気の中で呑む時にはナッツの類が最適だが、湿ったこの時期のためにラッキョウの塩漬けはある。

興に乗って四合瓶全部を一人で平らげると後で暑くてたまらない。
もっと呑みたい気持ちを抑えてせいぜい二合程度にしておくべきだ。
じっくりと味わって呑む二合の酒を何にするのかをあれやこれやと考えるのがまた楽しみである。涼味を楽しむのだからさらっとした酒でなくてはいけないが、とはいってもゆっくりとやるのだから酒をしみじみと味わいたい。

二合の酒を飲んだ後、そこで止められればいいのだが、もう少し飲みたいときにはウイスキーソーダかコニャックソーダを飲むことになる。
桶に浮いている氷を砕いてタンブラーに入れ、アイラかテルシニエールのコニャックを控えめに注ぎ、たっぷりのウイルキンソンソーダで割る。
マドラーで上下に二回半攪拌して、ゆったりとした気持ちで呑みたい。

一杯で終わればいいのだが二杯三杯と後を引くことになる。
結局かなり暑くなって、浴衣の胸をはだけ股座をはだけ団扇であおぐことになり、その姿は他人に見せられたものではない。


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如何に沢山喰うか

2013年05月30日 | Weblog
柳家小三と興津要「芸談・食談・酔談」中公文庫を読了した。
大食漢で大酒のみの仲の良い二人が食い物について語っているところは豪快で、美味いものがどこまでも口に入り、どこまでも飲めるような気がして実に痛快だ。

美味い不味いといったって、ちょこっと喰って終わりにするようなやつの話は信用できない。
この時期の湘南であれば、地引で上がった生しらすを丼に入れ、生姜汁を絞って、醤油を一寸垂らして、三杯かっこんで漸くしらすの味と云うものが身体に染みて分かる。
こういった人の食談は聞くに耐える。

まさにこの二人の食談はそういった類いの内容で、知識をひけらかすといった空疎な感じがしない。
鮨、鰻、蕎麦、鰌、蹴飛ばし、天婦羅と話が続いて行くわけで、読んでいてこれほど楽しいものはない。

さて今日の昼は何にするか、今週は鮨、穴子、鮨と来たから、このあたりで蕎麦でも手繰って口を変えてみますかね、それも大盛りで。
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空想酒場

2013年05月29日 | Weblog
「文士の料理店」を読んでいる。食通は食い物に五月蝿いが、文士は店の佇まいと店主の風情に五月蝿い。まあ文士だけでなく酒呑みとはそういうもので、食い物が美味いだけではその店に通わない。

今週はなるべく酒を抜いている。先週まで休むことなく二年ほど酒を浴びた。太ったのが一番目立つが、肝臓も疲れ血管も詰まり気味だろう。
この本を読んで他人の贔屓の店の情景を思い浮かべているだけなら酒毒が多少体外へ出て行くだろう。空想酒場の功徳というやつだ。

しかし読み進めていると、どの店の事も微かに知っている。どこか別のところで読んだことがあるのかと思っていたら、三年前に出た「文士の舌」を改題して文庫化したことが後書きにあった。

嵐山さんこんな小細工して本を売ろうとしないで下さいよ。私なんぞ手も無く騙されて買い求め、しかも最後まで読んじゃうんだから。
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アナケナ

2013年05月28日 | Weblog
釣りが好きなんだが此処のところやっていない。
麻雀と同じでやりだすと癖になってやらないでいられないが、やらないとなるとやらないでいられる。
まあ、何でもそういうものかもしれない。
昼に駒でチラシを喰ってから芳林堂へ行き、三遊亭金馬「江戸前の釣り」中公文庫を買った。
1962年に徳間書店から出た本で、随分昔の釣りの事が書いてあって長閑なものに違いない。

朝アナケナのパブロとニコラがやって来て、2013年の計画について話をした。
今頃こんな話をしても、もう今年は半分終わろうとしているのに暢気だ。
土曜に横浜に来て週末を過ごし、昨日わずかに一時間半話をして帰って行ったが贅沢なもんだ。

先週、ホテルの近くで良い寿司屋を紹介してほしいとのメールが来たので、歩いて一分以内に駒があるからそこへ行ったらどうだ、ただし日曜はやってないと返信しておいた。

朝来たら一番に鮨が美味かったと喜んでいた。
昼に親方に聞いたら、特上を喰ったとのこと、英語しか喋らないので参ったが、入ってきてセットメニューをと云われたようだ。
ニコラは長い間アサヒビールを担当してたので日本語は出来なくても、日本の事情に詳しい。
お好みで鮨を喰って痛い目にあったことがあるのだろう。
寿司屋に対しては中々巧い対応をしたものだ、ワインの販売についても日本の事情にあった効果的なことをして欲しいね。

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5月も終わりに近付いて

2013年05月27日 | Weblog
今朝の湘南は実に好い天気だ、五月も残り少なくなっているが、五月らしいい爽やかな一日になりそうだ。

昨日は午前中わくわく広場で、胡瓜、韮、小松菜、ピーマン、空豆などを買い、帰りがけに西友でアイスクリームを買って、公園のベンチで息子と一緒に桜の青葉を観ながら食した。実にいい気分であった。

その気分をもう一度と午後大磯病院へ父を見舞った後、ヤオマサでサンドイッチとヨーグルトを買い、六所神社の公園のベンチで食した。大木に囲まれ、雄大な気分でこれまた実に気分が良かった。

人類の祖先は野外で食料を食していた時間が長く、この爽快感は遺伝子に組み込まれた過去の記憶がそうさせるのかもしれない。梅雨になる前にせいぜい野外でものを喰うことにしよう。


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火事

2013年05月26日 | Weblog

作日は朝大工が来て家の改修の件で打ち合わせた。午後、東海大学大磯病院に入院している父を見舞って大磯駅まで歩き、東海道線で平塚まで出た。平塚駅近くのビル火災で線路に煙が立ち込め電車が立ち往生した。

さくら書店で、嵐山光三郎「文士の料理店」新潮文庫、柳家小三 興津要「芸談・食談・酔談」中公文庫を買い、地下の魚屋でキハダ鮪を買う。
何時ものごとくパン屋のおねえさんの顔を見に行ったら、珍しくカレーパンが三個残っていたので三色パンと共に買い求めた。何時ものごとく気前良くまけてくれた。こういった気持ちの良いあきんどに俺もなりたい。

金曜日に札幌BOで買った本を書いとかなきゃいけない。忘れるところだった。江國滋「落語美学」ちくま文庫 2006年、この単行本初版は1965年、小生10才の時に出ている。遠い昔だ。戸板康二「あどけない女優」文春文庫1985年、小生30才に発売されたものだ。
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鮨三昧

2013年05月25日 | Weblog
昨夜札幌から帰って来た。昼には取引先の寿司屋で昼を喰ったが四軒目の寿司屋となると流石に美味くなかった。財布が軽くなって満足が得られない最悪のケースだが、修行の一環だから諦めよう。

鮨に合うワインを探して長くなるが、ようやく各店の親方が満足するようなワインを提案できるようになった。うれしい限りだが、ワインの評判を聞くには寿司屋の梯子となり、これはバーの梯子より厳しい。真っ当な寿司屋なら鮨を喰わないやつは嫌われる。さらに相性のいいワインを探すにも、とにかく鮨を喰わなきゃいけない。刺身を切ってもらって酒を呑めば、それなりの金が取れるので何も言わない親方もいるが、そんな寿司屋なら行かないほうがいい。

ワインなんて置いてる寿司屋に碌なところが無いとも言われるが、ワインと鮨の新たな味の世界へ踏み込むのはせこいながらも挑戦だ。古典の世界も新作が出なけりゃ衰退する。単価を上げるためにワインを置いているような寿司屋なら行かないほうがいい。









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業務店回り

2013年05月24日 | Weblog
昨夜は取引先の業務卸のかたと薄野の寿司屋を回った。バロン・フエンテの会に参加してくれたところで、律儀にうちのワインを取り扱ってくれている。

ヴァルフォルモサ・ブリュトナチュレ、タリケクラシックに加えて今回はブルドンを紹介したが、すごく良い反応に予想はしていたが驚きもした。実に良いメーカーと出会ったものだ。

和食に合うワインの開発が重要な課題だが一つ一つ確実に商品が増えている。

時間があれは昼にもう一軒うちのワインをやってくれている寿司屋に寄りたいが、流石に三日で四軒の寿司屋はきつい、それでも行くのが仕事なんだな。

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雨の札幌

2013年05月23日 | Weblog

札幌は昨日も今日も雨。桜の花がかろうじて見られた。北国とはいえ例年より開花が遅く、先週花見をやったそうだ。

仕事は順調だが呑む仕事なので疲れた。酔眼を目覚めさせるような美人が現れないものか。
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国分町で

2013年05月22日 | Weblog
今日はこれから札幌へ飛ぶ、昨夜はアイナメ、鰹、真子鰈、雲丹、葡萄海老、ホヤを肴に乾坤一迪(この字合ってるか調べてよ)特別純米を燗にして呑んだ。
山菜のお浸し、姫筍の焼いたものも美味かった。
シャトーベルガルドの白は鮎の塩焼きに合わせた、香りの高いいいボルドーだ。
赤の方は牛タンに合わせたが美味しく呑めた。

仕上げに宮城をストレートで呑んだが、お運びのお姉さんがロックグラスに気前良く注いでくれたので、ダブル三杯分はあったろう、つくづく堪能した。
実にいい夜であった。

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