急に暑くなったような気がするがこの暑さは蒸し暑さで嫌な感じだ。
ご前中にJA湘南まで行き、じゃが芋と胡瓜と玉葱を買った。
いよいよ胡瓜が大量に出てきたので安くなった。
昨日の農家は4本で100円だった。
帰りに図書館へ寄って平岡正明「野毛的 横浜文芸復興」を借りた。
平岡正明とは感性が合わないところがあるが、横浜に関する著作が多く、しかも「野毛」ってあると見過ごすわけにいかない。
チョットぱらぱらッと見たら色々なところに出した雑文をまとめたもので野毛についての本格的な論考ではない。
その足で国府の図書館別館へ行き、あいみょん「瞬間的シックスセンス」を借りた。
初めて噂に聞いていた「マリーゴールド」を聴いたが、これで世間から4年遅れのところまでこぎつけた。
あいみょんについては蕎麦屋の直ちゃんがなぜか気に入って「おいしいパスタがあると聞いて」を持っていて、2年前にそれを借りて聴いてはいたんだけどね。
ギター一本で歌う50年前のフォークソングを思い起こすが、昔とは録音技術が違うから音質はじつにいい。
単純なストリーの韓国ドラマが受けたのと同じ理由で、単純なメロディーが受けたんだろうけど、あまり好みじゃない。
でも「おいしいパスタがあると聞いて」に北千住が出てくる楽曲があり、ご当地ソングってのは強いもんだよ。
野毛に惹かれるのも同じ理由だ。
昼は長男の要望で娘のところのミックススパイスを使って、骨付き豚バラ肉を煮込んだカレーになった。
長男は辛いのが駄目だから、スパイシーだが穏やかな味わいのカレーになったが美味かった。
国府へ行った帰りに農家で苺とトマトを買ったが、獲りたての苺はやけに美味いもので、トマトも完熟して収獲したもので果肉がしっかりしていて良かった。
午後はモーガン・フリーマンがマンデラを演じる映画を観た。
2度目だったが、こういった題材に弱く、監督はクイント・イーストウッドで、若い頃尻軽女の尻を追いかけていたのに、このようなお涙頂戴の映画を作るんだよ。
脚が何だかだるくて痛いので、午前中、北と東に自転車でやや遠出をしたので散歩を休むことにしたら、娘が新商品のワインを2本持ってきたので、サンシニアンのシャルドネとロゼを飲んだ。
飲み過ぎて酔わないうちに風呂に入りさっぱりして、妻が作ったハム、鯖の竜田揚げ、冷ややっこ、大根と蟹擬きサラダでワインを飲んだ。
娘はカレーを食べて帰り、妻は飯を食べてTVを観に居間へ移動し、長男はカレーを食べて二階へ上がったので、一人で2時間ばかりチーズやおかきやソーセージでワインを賞味した。
南仏のいわゆるオックいうところでは、チョット内陸に入った山の上のサンシニアンが昔から好きで、南仏の品種の個性が強烈には出ないので、日本人には向いた酒質と思う。
シャルドネは高貴なブルゴーニュ品種で、その高貴さを表現するにはテロワールと造り手の技量が問われるのだが、樽の風味を加えない作りで酸があり、ある程度の厚みも感じられた。
ロゼは南仏の品種で作られたと思うが、アロマティックなフルーツの香りだった。
プロヴァンスには厚みがあり飲みごたえのあるロゼがあるが、他の地域ではアロマと爽やかさで飲ませるものが多い。
後者のタイプは日本で流行ってもよさそうなものだが、これが全然いけないんだな、いっその事プロヴァンスのロゼを繰り返し飲んでもらうことで、ロゼの持つ日本人のイメージを払拭させた方が早いのかもしれない。
でも高いんだな、いいものは高いと納得する人が多くなっているから、価格に対する抵抗は以前より少ないのではないか。
今夜飲んだロゼは2,000円台になるだろうから、プロヴァンスに進む踏み台になれるといい。
8畳で竹内まりやを聴いた。
半世紀近く前に、ミルキーフェイスでアイドルとしてヒットメーカーが作った歌を歌ってるのをTVで観たが、熱心なファンではなく、92年に大阪のホテルで「家に帰ろう」を聴いてアルバム「Quite Life」を買ったが、それっきり30年近く聴いてなかった。
数年前に「駅」を聴いて名曲だなあと思い繰り返し聴いた。
「駅」をカヴァーしている歌手も多いが「September」のカヴァーも多く、近頃、日野美歌と坂本冬美の「September」をよく聴いている。
カヴァーを聴くまでSeptemberの良さが分からなかった。
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