キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

雉鳩・葛・イベリコ豚

2017年07月31日 | Weblog
ここのところ朝雉鳩が番で庭に来て餌を啄んでいる。妻が熱心に草取りをするので土が露出しているのだが、あるいはその方が雑草の実や昆虫などが良く見えるのかも知るない。
10月頭に花が咲く金木犀は鋏を入れておらず鬱蒼としているが、その中に止まり、ボーボーと啼いていることもある。
先日などは騒がしいので、良く観てみると、金木犀の梢の中に二番いた。
姿も美しく愛らしいので歓迎している。

今朝は下の息子と10時出発で北へ向かい散歩に出たが、細かな雨が降っていて涼しく歩きやすかった。
葛川では他の雑草を刈り取ったので葛が目立って繁茂している。
川の名前の由来ゆえにこの植物を残しているのだと思うのだが、吉野で葛粉を採るのをみるともっと太い幹のものから採取しているような気がする。
果たして同じもので、かつてはこの河岸の葛からも葛粉を採取していたのだろうか。

あまり鳥を見掛けなかったが、小田原厚木線下のせぎにカルガモが4羽並んでいた。
丸いおしりが4つ並んでいたのが愛らしかった。

WAKWAKで枝豆、ミニトマト、巨大ピーマン、獅子唐を買う。
西友で米沢の小島総本店の純米酒「東光」、ラーメンスナック、もやしを買う。
昼は、サラダ菜、ミニトマト、胡瓜、オリーブのサラダ、イベリコ豚のカツレツ、ピーマン焼き、パスタを食べた。
完熟したミニトマトが新鮮で甘く、巨大ピーマンも柔らかく甘くて美味かった。イベリコ豚は味わいに深みがあり、国産やアメリカ産のポークが柔らかくて食べやすいのと違い、歯応えがあり存在感がある。
多分古い品種の豚を時間をかけて運動させて育てているのだろう。
わざわざブランド化しているくらいだから、生産に色々規定があるのだろうが、よく知らない。
ベジョータの連想から勝手に良いものだと思い込んでいるが、一度店の人に詳しく聞いてみよう。
パスタのソースはスパゲティミートソースを食べたときに妻が一晩かけて作った労作で、残ったのを冷凍しておいた。
このソースは、息子が小さな声で「オヤジ、思っていたより美味かったな」と囁いたもので、労作必ずしも傑作ではないが、香辛料の組み合わせと比率が奇跡的に巧くゆき、かなり出来の良いものであった。

午後、母と一緒に新日本風土記選京都「鴨川」と「西陣」を観て、野球を観る。テレビの観過ぎなので3時に2階に上がり読書をしようとベッドに横になったが、結果として6時までの昼寝となった。

階下に降りて風呂に入り、何か飲もうかと思って台所に行ったら、玉蜀黍でスープを作ってくれと頼んであったのだが牛乳が少ないと叱られ、散歩がてら近所の店まで買いに行く。
実はヨーグルトに蜂蜜を入れ牛乳を加えて毎日飲んでいるが、今日も昼に飲んだのだ。

枝豆、コーンスープ、もやし炒め、ラム網焼き、獅子唐焼きで、最初オールフリー、その後「東光」を呑むが、妻が一緒に呑み始めたのであっという間に無くなった。
ただし1升瓶じゃないよ4合瓶だよ。
塩らっきょうを桶から出して肴にしたが、七夕に漬けたので3週間が過ぎ、乳酸発酵による旨味が出てきてかなり美味くなっていた。
WHの新しい瓶があり、ソーダで割って飲み始めたが、柿の種とラーメンスナックが大いに役にたった。

歌番組を聴きながら、時に歌いながら飲んでいたが、9時からは日本列島がどの様に出来たかについての番組に付き合わされた。
何故か奥さまは、宇宙の成り立ちだとか、こういった番組を飲みながら観るのを楽しみにしている。
酒には歌が一番と思うが、西日本は大陸から離れ平地だったが、紀伊半島の巨大カルデラ噴火で山が出来、太平洋プレートに押されてフィリピンプレートが北から西に動きを変えて東日本を隆起させたことで海底から八海山などが出来上がった。
西日本が先に出来て、大分遅れて東日本は全く違う経緯で出来ている。
興味深いが何だか快適な酔いが覚めてしまった。
それでも摂取アルコールは短期分解能力を越えていて、2階に上がって直ぐに寝た。
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夏の衰え

2017年07月30日 | Weblog
今朝も剪定はパスして読書をしてから、朝風呂朝飯にした。

9時半まで小野リサを聴いて、車でJA湘南に「湯上がり娘」を買いに行き2袋買い、他に胡瓜、茄子、ミニトマト、玉蜀黍、馬鈴薯を買う。

昼に妻がコロッケを作るので牛挽き肉、パン粉、ナツメグを頼まれたので青葉に行く、今日はラム肉があり購入する。
妻が素麺はうんざりだと言うが、私は大好物なので「揖保の糸」4袋を購入する。

家に帰り、荷物を置いて西に向けて散歩に出る。
ヤオマサでイベリコ豚、二宮の鯵、紅葉饅頭と菓子を買う。

農家でミニトマトを買う。
杉山のバアサンは暑さでばてていたが、まあまあ元気だった。
絹ごし豆腐二丁を買う。

昼は予定通りコロッケを食べたが、昨日収穫したミニトマトを妻が昨夜から煮込んでソースにしたのだが煮詰め過ぎでせっかくのフレッシュなトマトの風味がなかった。
過ぎたるは及ばざるが如しで、頃合いというのは何にしろ難しい。
妻には悪いが、あおばで買ったキッコーマンのフレッシュパックの極旨醤油が美味かったね、江戸っ子はウースターソースを気取るが湘南ボーイは醤油だな。

平尾昌晃の番組を観る。
以前観たが、追悼で再放送されたのだろう。
平尾の軽い感じが好きだが、生まれは牛込だが茅ヶ崎に実家があり、軽快さは湘南育ちゆえだろう。
歌手で騒がれた後、作曲家で成功するまでの不遇な時、茅ヶ崎の海に慰められたというが、二宮より遠浅の優しい海岸が何度も映されていた。
それにしても私は歌が好きだ、音痴じゃなかったらミュージシャンになって楽しくやっていただろう。
音楽の才能に恵まれなかったことが悔やまれる。

5時まで昼寝をして、晩飯まで読書をする。
西部邁「ファシスタたらんとした者」を楽しみながら読んでいるが、後少しで終わりになってしまうので、更にゆっくりと読み進める。

7時前に晩飯となり、昼の残りのコロッケ、昼に作ったコロッケは30個以上あったのに残ったのが4個であった、いったい昼にどれだけ食べたのだろう。
枝豆、茹で玉蜀黍、フルーツトマト、冷奴、鯵刺身を食べ、オールフリーとWHソーダを飲む。

母と一緒に野球を観るが巨人の快勝であった。
着替えを手伝っていると大磯の花火の音が聞こえた。海にうねりがあったが花火ができて良かった。

「アド街」で鵠沼海岸をやったが、大磯までは遠浅でサーフィンができるが、照が崎以西は急深で出来ないし、砂浜も狭く海岸段丘が20㍍以上あるので海の家もない、その分回遊魚が波裏を回るのでサーフのルアーフィッシングに向いている。
風土が生活を規定するんだなと思いながら観ていた。
10時にベッドに横になり、間もなく寝た。

朝5時に目が覚め日暮の大合唱を聴く、もう少したつと他の蝉が鳴き、昨年は烏が大騒ぎで蝉を捕獲したのに今年は烏の声を聴かない。
そういえば、最近家庭のごみ袋を漁りに来る姿も見掛けないし、電線に群れで止まる姿も見ない。
あまり好ましいやつらではないが、いなくなると気になるものだ。

夜明けがめっきり遅くなったが、同時にめっきり涼しくなった。

   大の字にねて涼しさよ淋しさよ    小林一茶
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技の継承

2017年07月29日 | Weblog
2時に目が覚めて少し読書をして7時まで二度寝をした。
朝風呂に入り、朝飯を作って食べた。
豆腐の味噌汁、茄子のオリーブ焼き、納豆、トマト、胡瓜の糠漬けと何時もと同じだが、今朝はカルビを焼いて食べた。

9時半に車でJA湘南に行き、湯上がり娘、フルーツトマト、胡瓜、茄子、花を買う。
青葉にラム肉を目指して行くが、取り扱っておらずがっかりした。
ロピアも初期の頃は骨付きラムを扱っていたのに今は無い、この辺りの人達はラムをあまり食べないようだ。
西友ではラムチョップ、薄切りとやや厚切りのラム肉を今も扱っているんだけどね。
黒毛和牛モモ肉と北海道の大振りな鰯を買う。

家に帰って読書をする。
昼に庭のバジルを採ってソースにして海老でスパゲティを食べたが、冷凍の海老に旨味がなくて良くなかった。

プレシネで「Eagle Eye」を観る。
2008年の映画だったと思うが、最近の映画はテンポが早くアクションが派手でスピードと暴力で見せるものが多い。
確かに痛快だが、サンドバックにキックとパンチをぶちこむ方が運動になるだけいいかもしれない。
何台車をぶっ壊しているのだろう。
安全保障をAIに任せ、そのAIに復讐される物語だが、今でも既に人間はAIの奴隷となっていて哀れなものである。
AIの攻撃をかわすために携帯や電子機器を棄てろと放り投げた場面が近い将来現実になるだろう。

5時まで昼寝をして、下の息子と海岸通りを二宮インターから藤田電気のところまで行き、山側の道を帰ってきた。
海を見たが典型的な土用波でうねっていた、台風の影響だ。

6時に家に帰って風呂に入り、枝豆でオールフリーを飲みはじめる。
鰯の刺身と茹で玉蜀黍、和牛を焼いたのが出てきたのでWHのソーダ割りに変える。
鰯は脂が乗っていて抜群に美味かった。
北海道から少なくとも2日は掛かるだろうが、優れた冷蔵輸送のお陰だなあと感謝する。
黒毛和牛も朝のカルビとは比べ物になら無いくらい美味かった。
落花生、バタピー、チーカマを肴に更に飲む。

美の壺で江戸前鮨をやっていたので、居間に移動して真剣に観る。
いい鮨を観ると食べたくなるが、カネを貯めることなど馬鹿馬鹿しいと思っていたのだが、鮨のためにカネを貯めておけば良かったなあとちょっと思う。
30年前までは我が町にも数件鮨屋があり、最高ではないが本物を廉価で食わしていたが、回転鮨ができてから全て廃業してしまった。
値段に釣られる人が本物を求める人を断然上回ったのが原因だが、これによって気軽に本物を味わうことが出来なくなり、本物は高級化してカネ持ちの独占となった。
鮨だけでなく全ての事に同様な文化の衰退が起きているが、多くの若い人が一流の鮨職人を目指して苦労しているから鮨の技術伝承は保たれるだろ、だが後継者がいない分野では長い間に培われた技が途絶えてしまう。
この問題に対応するには、本物を見分ける目を持った人を育成することだが、現在の教育はそれと全く逆の方向だ、したがって今のところ問題解決には向かわない。
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八紘一宇

2017年07月28日 | Weblog
10時に寝たのに目が覚めたら5時半で何となく身体が怠かった。
剪定は止めて読書をした。7時半に起きて朝飯を作って食べて、デスクワークをして、9時から10時半まで剪定をした。
家の東側に路地かあり、そこに椿が5本、野生に近い紫陽花、南天、八ツ手、山椒などが植わっているが、思いきってバッサリとやった。
夕方もやったので片付いたが、トイレや風呂からの眺めも変わってスッキリとした。
今朝朝風呂を浴びると、朝日が眩く差し込んでいた。

10時半からは下の息子と東に向けて散歩をし、ヤオマサへ行く前に農家2軒を回って、フルーツトマトとミニトマトを買った。
帰りにも杉山の近くの農家でフルーツトマトを買ったが、トマトが好きで、良いのがあればとりあえず買いたくなる。
井戸水で冷して夜までに全部食べてしまった。

ヤオマサでは顔見知りの魚屋のオニイサンが平塚で上がった鯵を薦めてくれたが、鰺は連休から梅雨時が旬で、この3ヶ月存分に食べたので、岩漁港の鯖を2尾買って塩焼き用に捌いてもらった。
息子二人が異様に食べ直ぐに無くなってしまった。
夏鯖は喰えないが、秋が迫っていて脂が乗りはじめていて美味かった。
枝豆、豆大福、蕎麦を買う。

杉山のバアサンは暑さが和らいだせいか元気で、昨日は生鮪を買って、酢飯を作り鉄火丼にして食べたとのこと、多少食欲も回復してきたようだ。
絹ごし豆腐と厚揚げを買う。

昼は隠元の筋を取って、茄子を切ってあく抜きをして、お湯を沸かしておいたら、家内が天婦羅を揚げる気になり、隠元、茄子、豚肉の天婦羅と盛り蕎麦を食べた。
夏は暑くて大変だが、夏野菜の天婦羅は美味いものだ。
獅子唐、茗荷、大葉、谷中も美味い。

プレシネは「ラストエンペラー」で3時間近い映画なので覚悟していたが、それでもやっぱり長すぎる。
溥儀の生い立ちと戦後のことが分かったのは良かった。
甘粕正彦役の坂本龍一が、日本は中国韓国はもとよりマレーシアジャワ仏印シンガポールインドを併合してアジアを支配するのだと満州国設立パーティで演説したが、五族協和ならいざ知らず、八紘一宇をこのようなことを公の場で公言していたのだろうか?
欧米諸国の植民地からの解放をしてという事は言っていなかったが、きちんと公式の場でこのように発言して、現地人への暴力と搾取をせずに統治開放出来たら良かったのだが、実情もあまり褒められたものでは無かった。
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ボサノバとファシスタ

2017年07月27日 | Weblog
何時ものように5時半から2時間庭の木の剪定をして、、風呂に入り、朝飯を作って食べ、9時半まで読書をする。

JA湘南へ湯上がり娘を買いに行くが、途中から雨が降りだし本降りとなる。
麦わら帽子が雨避けになっていたが、帽子のつばから雨垂れが落ちた。
JA湘南では、湯上がり娘2袋、トマト2袋、茄子、胡瓜、玉蜀黍、向日葵2本を買う。
雨がひどいのでなるべく最短距離の帰路を選び、ロピアに寄り、純米酒、牛乳とヨーグルトを買う。
11時に家に帰った時には、ずぶ濡れだったが、陽射しがなく涼しくて快適な散歩だった。

昼、妻がテレビで観たナポリタンを作ったが砂糖を入れたので甘くていけなかった。
テレビのレシピは、回りの芸能人が食べて一つ覚えに美味しいとしかいわないが、低レベルのものがほとんどで本当に美味いものは少ない。
また料理番組で、「簡単」だとか「作りおき」だとかが頭に付く料理が人気だが、基本通りに本格的な作り方をやるべきで、手抜きは聴視者各人が工夫すべきだろう。
そんなものを100回観たところでまともな料理は作れない。
料理番組に限らず視聴率優先のメディアは、日本の文化を破壊している自覚さえ持たない意識の低さだが、権力を無化する使命を忘れて権力となっているから始末に悪い。

プレシネ「ロビンとマリアン」ロビンがショーン・コネリー、マリアンがオードリー・ヘプバーンで、十字軍遠征からロビン・フットとリトル・ジョンが森に帰ってきて、修道女になったマリアンに再会し、悪徳な王とその配下の代官と戦う物語、最後はマリアンの作った毒薬を二人で仰ぎ死んで行く。
修道院は百薬の長の薬も作っているが、毒薬もあるので怖いところだ。
ショーン・コネリーはハゲのまま出ている、年を取ってもオードリーはキリッとして綺麗だった。
1976年の作品。

3時から昼寝をしたら6時過ぎまで寝てしまった。
思ったより疲れていたようだ。

晩飯だと息子に起こされ、湯上がり娘を肴に猫正宗純米を冷やで呑む、冷やといっても夏だから生暖かい、アルコール臭が強く、猫のわりに強靭な酒である。
冷やしておいた方が良かった気がする。
青椒肉絲、茹で唐蜀黍を食べながら2合呑む。
ミックスナッツ、落花生を肴にWHソーダを3杯飲む。最後にチーズケーキを食べて2階に上がる。

小野リサのボサノバを聴く、この人最近知ったが、美人で淡々と歌うところがいい。
10時になったのでベッドに横になって、昨夜から読み始めた西部邁の「ファシスタたらんとした者」を読む。
正論に連載された思想遍歴だが、読むのに手間取るが面白いので尚更ゆっくり読んでいる。
この人をもっと早く知ってれば良かったなあとも思うが、本との出会いは天の采配だから、今が出会うべき時であったのだろう、とにかく熱中している。
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書店三昧

2017年07月26日 | Weblog
久し振りに横浜へ行ったら忙しいこと、馬車道クリニックに10:20に着いて、週刊文春の坪内祐三の文庫本書評を2週刊分読む。
相変わらず渋い本を選んでいる、野口冨士男の昭和文壇史と吉田健一のエッセイ集。

最近は車先生の人柄のせいかずいぶん繁盛していて1時間程待たされた。
5分ほど面談をして、看護婦に血を3本採られた。

平安堂に処方箋を出して小一時間後に取りに来るからといって、隣の「駒」で神亀を燗につけてもらい握りの一半をたのむ。
神亀はより米の味を出しているねえ、他の蔵が純米を造り出しているので、先行した蔵としての差別化が必要なんだろうけど、バランスが大切だと思うけどね。それにしても昼酒はなんとも言えず美味い。
鮪赤身3貫、鉄火とカッパ巻き、烏賊、蛸、海老、白海老、帆立、卵焼き、鰹鰈。
蜆の味噌汁に茶碗蒸し。

食べ終わると直ぐに出て、薬を引き取りコレットマーレの紀伊国屋に行くが、夏休みなのにコレットマーレには全然客か入ってない。
同じコンセプトの商業施設を作っても飽きられるだけで、金太郎飴はもう駄目だと思うね。
紀伊国屋にはめぼしい本が見つからず、ピオシティの美濃屋へ行き、母の好みの煎餅を2袋買う。
顔見知りのオジサンがいなかったが、オネエサンが覚えてくれていてちょっと話をした。
対面販売は話が出来なければ面白くないからね。

野毛の福家へ行き、体調が戻った報告と雑誌を置いてくる。
土用の鰻の日であり混んでいて、上の娘が店を手伝っていたが、見違えるほど大人になって痩せていた。

伊勢佐木町まで歩き2時からのTJLを聴く。
2ヶ月振りだったが先回と同じメンバー、福島香織、小田島伸樹、小沢基孝のトリオだった。
ケセラセラ、Take A Train、Girl from Ipanema、Sentimental Journey、Song for You などをやった。
この春まではこれを毎週聴いていたんだが、わざわざやって来て聴くと贅沢な事だったなあと思う。
一流プレーヤーのレコードを聴くのもいいが、毎回変わる生の演奏がjazzの本質だ。
顔見知りのjazz仲間としばし近況を話す。

伊勢佐木町BOで、谷川俊太郎「魂のいちばんおいしいところ」サンリオ 1990年初版 2000年13刷、曲亭馬琴作白井喬二訳「南総里見八犬伝上下」河出文庫 2004年初版 2010年7刷、2010年6刷を買う。
両方とも版を重ねて息の長い本だが、読むべき価値のある本だ。

有隣堂、芳林堂を回り、芳林堂で久保田万太郎「浅草風土記」中公文庫、小倉ヒラク「発酵文化人類学微生物から見た社会のカタチ」2刷を買う。
「浅草風土記」は出たばかりの新刊だが、浅草にもっとも馴染みの深い文人の本がようやく文庫化されたわけで目出度い。
「発酵文化人類学」は5月に出て6月に再版されている、小泉武夫ならともかく、こういった本が再版されるのは珍しい。
書店に来なければ、まず手に取らなかった本で、読む読まないもあるが、つねに書店を回り、何が出ているのかを頭に入れておくことが必要だ。
私の脳が新刊本の誘惑にウキウキと反応して、多分書店回りをしているうちはら脳が錆び付いて老化することはないだろう。

そうなるともっと大きな書店で時間を過ごしたくなり、このあたりでは藤沢のジュンク堂が一番本が揃っていて、そこで2時間ばかり本を眺めた。
西部邁「ファシスタたらんとした者」中央公論新社、「経済倫理学序説」中公文庫、1991年初版2014年改版を買った。
86歳の佐藤忠男が書いた恋愛映画小史にも大いに心惹かれたのだが、ススムちゃんの本を少し集中して読むことにした。
ここで1日の書店巡りを終えたが、悦楽と疲労は表裏のものだ。

本を漁っていたときに出版社をやっている友人から電話があり、折り返すと柳原良平の遺稿となったエッセイ集が売れているそうで、イラストやデザインをやっている人達に買われているようだとのこと。
これで彼も当分は安泰なので次の本の企画をじっくりやってロングセラーを出してもらいたいとおもう。
近いうちに横浜で呑むことを約して電話を切った。

6時過ぎに家に帰り、グレープフルーツジュース、オールフリー、カレーライス、天丼で簡単に夕食を済ませ、あんまり暑いので冷房のよく効いた母の部屋に退避して一緒に野球をみる。
素晴らしい投手戦だったが、こういったゲームにありがちな守備のミスで失点して勝負がついた。

9時前には寝ていたようだ、9時過ぎに娘から着信があったが出ていない。
今朝は3時に起きたが、考えてみると昨日も3時過ぎに起きて5時半から2時間剪定をしているし、昼寝をしなかったので9時就寝は妥当なのかもしれない。
1年を24節72候で暮らし始めているから、1日を夜明と日没に沿って生活するようになっているようだ。
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黒鉄ヒロシを読む

2017年07月25日 | Weblog
今年の土用の鰻の日は7月25日とヤオマサの魚売り場の幟にあった。
この日に鰻を喰おうとは思わないが、よく通った野毛の福家が冬は河豚、夏は鰻と鰌を売るので、この土用の鰻の日前後は鰻重を食べる客で賑わったからそれと知れ風物詩のように感じ気になる。

この日はヤオマサまでの散歩の前に車でJA湘南に花と枝豆を買いに行き、花は入荷がなかったようで手に入らなかった。
枝豆のほうも10時半前だったが時間が遅くほとんど売り切れてはいたが、枝付きの枝豆を二束確保できた。この店は10時の開店前からお客がやって来て15分程がピークで、目ぼしいものは無くなってしまう。
フルーツトマト2袋、ミニトマト、胡瓜、茄子、隠元を買った。

荷物を置いて東に向けて散歩に出たが、車からも散歩の途中でも乳飲み子を連れた若いお母さんが帽子も被らず強い日差しの中を歩く姿を度々観た。
子連れのメスはテンションが高いものであるが、人類も凄いものだと感銘を受けた。
うちの奥さまも子供3人を連れ、大人の足でも1時間はかかる城山公園まで出掛けていたことを思い出し、詰まらないことで逆らっちゃいけないなあと心した。

ヤオマサでは、江ノ島の鰹を1匹、相模湾の栄螺を4個、豚ロース、グレープフルーツジュースを購入した。

帰ると妻が庭で草むしりをしていて、昼飯を作ってくれというので、逆らっちゃいかんと、フルーツトマトを井戸水で冷して食べながら、茄子のオリーブ焼き、ロースの生姜焼き、鰹の刺身、蕎麦を茹でて、生姜をおろし、大葉と茗荷を千切りにした。
しつこいようだが何と言っても茄子が美味く、しかも湘南辺りの露地物の最盛期に入り、一袋5個入って100円とすこぶる安い。

食事中にプレシネ「パットン大戦車軍団」が始まり、最初の方は台所のテレビで観たので集中できなかったが、お茶を持って居間に行き大きな画面でゆったりと観たが4時までやった。
第二次世界大戦中のドイツ陸軍ロンメル将軍に対するアメリカ陸軍パットン将軍の話だが、3時間はいささか長い2時間にまとめて一気に観せてほしかった。

5時まで昼寝をして、黒鉄ヒロシの交友録「色々花骨牌」講談社2004年の吉行淳之介、色川武大の章を読む。
二人とも好みの作家だったので読んでいて楽しい。

7時に晩飯となり、枝豆とアサヒのアルコールフリーを飲むが、麒麟のより好みだ、その後はオールフリーに変えて飲む。
玉葱、獅子唐、馬鈴薯とウインナーソーセージの炒めもの、塩らっきょう、これは数日前から味見をしていたが、今朝50粒ほどトリミングをして塩抜きをして昼から食べ出しが、夏の食欲減退を強烈な刺激で鼓舞してくれた。
蜂蜜ヨーグルトドリンクと蒸し黒パンを食べる。

鶴瓶の家族に乾杯を母と一緒に観る。
ゆずが館山を訪れたが、ここはかつて帝国海軍航空隊があり、本土防衛の最後の砦だったが、大部隊を配備出来ず集中的な迎撃は行えなかった。
今はサーファーが海岸線に住んでいるらしい。
母とは番組の好みは合わないが、毎日1時間は一緒に居るようにしている。

10時に寝て3時半に起きた。
今日は9時に家を出て横浜の車先生のところへ行き、血液検査を行う。
地元の医者に診てもらってもいいが、2ヶ月に一度は横浜に行くのもいいだろう。
隠居をしてから散歩に出掛ける以外、家にいるが、子供の頃も生活は二宮の中で完結していた。
宮本常一を読むと、年寄りは故郷で子供や若い人達に、若い頃行った旅先のことを語って聞かせたものらしい、そして色々なところへ行ったことのある年寄りほど尊敬を受けたらしい。
だが今の日本の故郷には、話すべき子供達の姿も少ないし、学校や塾で忙しく年寄りの話を聴いている暇などない。
文化の伝承は回復不能なところまで来ているのかもしれない。
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暦で生きる贅沢

2017年07月24日 | Weblog
最近、曜日の感覚がなくなってきた。
私より先に会社を辞めて自分の会社を作った人に、「早く会社を辞めなよ、朝は好きなだけ寝られるし、仕事をやる時間なんてほんの数時間だよ」とよく言われて自由業へと誘われたが、今夜呑みに行かない?と誘って「今日は何曜日だったっけ」と、無意識に発した言葉のほうに自由業と云うものを強く感じた。
もっとも最近では仕事が忙しくなり、中々呑みに行く時間も取れなくなっている、その分使いきれないほどの実入りがあるようなのだが。

遅ればせながら無職となり、たっぷりと時間が持てるようになったが、サラリーマン時代にはパスしていた家事をやり、美味いものを作って喰ってやろうと食材を買いに行くだけで結構忙しく、加えて子供の頃のテレビ中毒がぶり返して、あっという間に一日が終わる。
とても悠々自適とは云いがたいが、テレビがなかったら曜日の感覚は全く無い。
しかし、ウウイークデイとウイークエンドの質の差はなく、1週間の単位は無意味で、72節の時間の分節に親近感を覚えている。
これで畑仕事や魚獲りを始めたら、より古典的な時間を生きることが出来るかもしれない。

今日も何時ものように5時過ぎから剪定を始めるが、曇り空で過ごしやすかった。
南風も吹いていて、作業が快適に出来、名前は分からないが品格のある赤の椿と昨日から手掛けた檍を仕上げた。
ミニトマトの収穫をしたら、3品種50個ほどの収穫があった。

風呂に入ってから汗を流し、トマトとメロンを食べながら朝飯を作る。
毎日同じメニューだが、鯖節の豆腐の味噌汁にワケギ、茄子のオリーブ焼き、笹かまぼこ、ボロニアソーセージを準備をしている途中で下の息子が降りてきた。
珍しく朝飯を食べると云うので母と私の分に加えて息子の分を増量して作った。
散歩は10時出発にして、簡単にデスクワークをしてからJazzを聴いた。

葛川を北上してWAKWAKで折り返すルートを歩いたが、青鷺、鴨、カワセミを観た。
カワセミを観ると得した気分になる。
山から川辺に降りて行く蛇を観たが、今年4回目で金運隆盛間違いないのだが、宝くじを買おうと思いながら忘れていた。

WAKWAKで枝豆、胡瓜、フルーツトマト、草餅、黒蒸しパンを買う。
西友で、爽、レタス、モヤシを買う。

昼は朝から妻がミートソースを挽き肉、玉葱、トマト、酒、月桂樹、梅ジャムなどで煮込んでいて、私のほうはレタス、胡瓜、フルーツトマト、オクラでサラダを作る。
息子と二人でサラダを食べていたら、庭の草取りを終えた妻がスパゲティを茹で始めた。
お湯が沸くまで時間がかかり、バカヤロウ遅いじゃないかと思ったが、細麺なのでスパゲティは5分で茹で上がった。
自分で好きなだけ皿に麺を取り、ミートソースをかけて食べたが、かなり美味かった。
今朝収穫したミニトマトも一部ソースになっているらしい。
食後に蜂蜜ヨーグルトと紅茶。

身体が暑くなったので母のところで「なんでも鑑定団」を観ながら涼む。
安河内さんはほんとうに綺麗だなあと見惚れる、若い頃綺麗な女性は多いが、年を重ねて魅力がある女性は数少ない。
オジサンたちに圧倒的な人気があるのも頷けるなあ。

汗を流してから、2時から4時半まで2階で昼寝をする。

相撲はいよいよ千秋楽だが、北の富士、舞の海のゴールデンコンビの解説をNHKはセッティングしていた。
結びまで優勝が決まらなかったのは、蒼山の奮闘によるが、平幕に場所を支えてもらうようじゃ横綱、大関の名が廃るねえ。
怪我で休場してないで、役にかなう相撲が取れないなら、潔く引退を考えなきゃいけないんじゃないの、同様なことを北の富士が話していたが、昔はこれが理由で若くして止めてゆく力士がいた。

5時半から夕方の散歩に出る、6時過ぎに帰ったら未だ妻が庭の草取りをやっていたので、枝豆を枝から外し水洗いをして塩揉みをして火にかける。
オールフリーを飲みながら野球を観ていたら、妻が草取りを切り上げてきたので枝豆を任せた。
直ぐに上げちゃったのでゴリゴリ、熟度が進んでいるのと鮮度が良くないから、長く茹でないといけないのに、頼んだ私がバカでした。
肉野菜炒めを食べて8時過ぎに寝た。
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朝夕は秋

2017年07月23日 | Weblog
今朝は5時半から剪定を始め、窓の月という椿と檍を半分やって7時20分に上がり、風呂に入って朝飯を作り、茄子、胡瓜、豆腐、さつま揚げの料理と桃を1つ食べた。

10時半まで森恵の歌を聴いたり、ベッド横になって休み、東へ向けて散歩を始めた。

土曜日の所為なのか、お年寄りと良くすれ違ったが、こんなに暑いのに歩いて大丈夫なのだろうかと要らぬ心配をする。

東海道線沿いを道志川まで歩き、川沿いにヤオマサまで北上するコースで、凌霄花、神無、百日紅、木槿などが暑さをものともせずに咲いている。

ヤオマサの駐車場で人が騒いでいたが、巨大な鮫を社員が運んでいるところであった。
鮫はアンモニア臭がするので敬遠しているが、東北では煮付けにして食べていて、種類によっては美味いらしい。

枝豆は今日は止そうやと息子と話していたが、現物を見ると何のことはない買ってしまった。
魚屋のオニイサンに今日は何がいいのと聞いたら、米神の烏賊を薦めてくれたが、小さいが如何にも新鮮で見るからに美味そうだったので購入して、皮剥きをしてもらった。
でかい鮫で腰を痛めないようにといったら、バイヤーが鮫好きなんでとのことだ。
鶏の笹身、わけぎ、落花生、バタピー、菓子パンを買う。

杉山のバアサンは暑さでバテていた。
かき氷しか喉を通らないとのことで、そんなことしてたら死んじまうよと云ったら、死んだら死んだでもういいやとのことだ。
もらったという家庭菜園で作った小振りで輝いている茄子をくれた。
絹ごし豆腐二丁を買う。

農家で大振りの獅子唐を買う。
麦茶を3度ほど休んでは呑み、喘ぎながら帰ってきた。

昼は豚カツと決まっていたので、ヒレとロースに加え買い求めた獅子唐と笹身を揚げてもらう。
味噌汁は豆腐とワケギ、漬け物は胡瓜とゴーヤの糠漬け。
先ずは、烏賊ゲソと肝をグリルで焼きオールフリーを飲む。
獅子唐が揚がってきたが数時間前まで畑にあったやつで瑞々しくふわっとして甘く、抜群に美味い。
笹身のフライもしつこくなくて柔らかくていい。
ヒレは脂がないので肉の味がする。
ロースは脂の香りと味がしていわゆる豚カツの味わいだ。
一通り味わってから味噌汁と飯をよそりがっついた。
当然のことだが食い過ぎて汗びっしょりとなった。

汗を流し今日三回目の着替えをして昼寝をする。

早めに目が覚めて読書をする。
5時に階下へ降りて相撲を観るが今日は面白くなかった。

3年物と4年物を混ぜた梅酒を納戸から引っ張り出してきたが、随分と色合いが濃くなっていた。
ソーダで割って飲むが、明らかに味わいが良くなっていた。
やはりスコッチの拘りの3年という年月がアルコール組成を決定的に変え、アルコール臭が減じ味わいがマイルドになっていた。

枝豆、烏賊の刺身、厚揚げ豆腐焼き、クラゲサラダを食べる。
烏賊は抜群に美味かった。やはり鮮度だな。

母と一緒に野球を観ていたが、早く終わったので痛風についての番組を観る。
内臓、魚卵は避けているが、肉類、鰹などの青魚にもプリン体が多い、アルコールは全てダメだ。
数年前、医者になった同級生の女たちに、タカハシ君、ビールを飲まなきゃいいと思ってるでしょ、アルコールは全部ダメよ、と云われたことを思い出した。
チクショウメ、ヤッパリダメナノネオネエサン
豆類、枝豆と納豆は特にプリン体が多いが、これは痛風に影響しないらしい。
肥満も尿酸値を高めるらしい、肉とアルコールを控えて、運動をして痩せればいいらしいが、これって新自由主義者でグローバリストのライフスタイルだなあ、ジョウダンジャナイゼ、クソクラエ
時代はトランプだってえのにね。

母の身体を拭いて着替えを手伝い寝かせる。
その後もザッピングしながらテレビを何となく観てしまう。
サイアクダナア

10時に2階へ上がり本を読むつもりが寝てしまったらしい。
朝4時半に冷たい南風で起越された。
潮騒が聴こえ、西湘バイパスの車の音も南風に乗って聴こえている。
辺りは薄暗く秋の気配を感じる。
読書灯を点けなければ本が読めない明るさだ、朝夕と日中で異なる季節に入った。
「グローバリズムその先の悲劇に備えよ」をやっと読了する。
テレビ少年がテレビジイサンになって帰ってきたみたいだ。
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70年代ロックに夢中だった

2017年07月22日 | Weblog
朝四時半に起きたら未だ薄暗かった。
日が短くなってきている、秋の花が咲き、秋の野菜も出てきている。
もう少しで松茸が店頭に並ぶ、もっとも中国産だけど。
暑さは土用が一番厳しいが、朝夕はめっきり秋めいて来るちょぴり寂しい季節になる。

5時半から7時過ぎまで庭木の剪定をしたが、朝の短時間だが何日かやったので、さすがに半分以上剪定が終わり、先が見えてくるとヤル気が出るものだ。

庭のミニトマトの収穫をしたら50個ほど採れて、さっそく摘まんだが美味かった。
半分くらい直ぐに食べてしまった。

風呂に入り、メロンを食べながら朝飯を作り、茄子のオリーブ焼き、これが旬を迎えたのか実に美味い、豆腐の味噌汁、胡瓜の糠漬け、肉豆腐を食べる。

9時半まで読書をして、車でJA湘南に「湯上がり娘」を買いに行ったが、根と葉が付いていないので、ついてる違う品種のを2束買った。
「湯上がり娘」は茶豆風味で美味いけど、これだと鮮度が落ちるからね、悩ましい選択なんだな。
他に胡瓜、茄子、茗荷を買う。
そのまま秦野街道旧道を北上してあおばへ行き、ラム厚切り、豚ヒレ、キハダ鮪を買う。

荷物を置いて大磯方面に向けて歩く、ヤオマサで江ノ島の鰹が丸で売っていたので買い求め捌いてもらった。

昼、家族が外食に出てしまったので、先ずは鯖節で出汁を取り茄子の味噌汁を作り、ラム肉に塩コショウしてグリルに入れ、胡瓜を小口に切って塩をして、茗荷、生姜、大葉を薬味に準備し、鰹の血あいが嫌いなので削ぎ落とし、塩を振って水分と臭みをとり、水洗いして水分拭き取り刺身に切った。
糠床から胡瓜を取り出したりと、料理は忙しいものだ。
それでも20分ほどで準備をして食い出したが、鰹は小さかったので脂が乗っておらず、さっぱりとした好みの味で生姜醤油で食べたが、新鮮でじつに美味かった。
こういう鰹なら毎日でも喰いたい。
最近、ラムは骨付きよりこれが気に入っているが、炭火で焼くともっと美味そうで、その内やってみたい。
胡瓜揉みは甘酢で食べていたが甘いので酢をかけるだけにしたがサッパリとして良かった。
茄子は味噌汁にしても美味くなってる。
食後に蜂蜜ヨーグルトドリンクを作ったが、近所で購入している下曽我の養蜂家の蜂蜜が2種類あるのに気がつき今回はアカシアにした。
最近食べていたのは蜜柑で、これは穏やかな味わいで、母も好んでいる。
アカシアは香りも味も強いが美味い。

プレシネは「あの頃ペニー・レインと」(Almost Famous)で、70年代クリームやツェッペリンが流行っていた頃のグルーピーとギタリスト、駆け出しのロック評論家の話。
アメリカはあの頃薬とsexとロックの時代で、日本でもフリーセックスが一部で広がり、旧世代の顰蹙をかったが、プロテスタントでない日本では、例えば祭りや盆踊りなど元々フリーセックスだったので性の解放をあらためて声高に叫ぶ必要はなかったのに、アメリカ文化に完全に追随していたんだな。
ただロックは毎日が祝祭だった。

「あの子達は避妊もしないでヤルからファンの風上にもおけないよ」、とグルーピーの女の子が年下のグルーピーのモラルの低下を嘆いていたが、いつの時代もちょっと上のやつが、ちょっと下のやつのことを非難するものだなあと可笑しかった。

5時まで午睡をし、相撲を観る、嘉風の相撲に今日も感服する、宇良の膝の怪我が心配である。
白鵬はさすがに感激してましたね、異国の地からやって来て、頂点に君臨したのだからゴリッパとしか云うこと以外ありません。

枝豆を肴にWHソーダ割り、シュナップ、麦焼酎と中を換えて飲む、鰹、キハダ鮪の刺身を食べる。

野球、プライムニュース、歌番組、新日本風土記をザッピンクする。
「イミテーションゴールド」を内藤やすこと一緒に歌ったギタリストの若い子が、内藤より格段に巧かった、若い子に凄いのがいるんだなあと嬉しい。
森恵という名前を記憶した。
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