キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

歌は世につれ、世は歌につれ

2020年11月30日 | Weblog
寒い一日だった。
朝、残り少なくなった柿に雀が群れでやって来て盛んに啄んでいたが、その内メジロがやって来た、姿が美しく小さくて可愛い。

9時過ぎに次男と大磯方面へ散歩に出た。
かつては一族毎に所有地の一部に墓を造り埋葬していたが、この辺りは各所に墓が散在している。
月京にある墓をみたら、柳田だったので出雲からやって来た柳田一族の末裔なのかなあと思ったが、そうだとすれば千数百年続いているわけだ。
大磯落語茶屋で、ばかうけさんに昨日の落語の話をして、珈琲を飲んでチョコレートを摘まんだ。
プリンを土産に帰ってきた。

昼はみそ煮込みうどんだった。
これからの季節このメニューが増える、簡単だからね。

食後は母の居間で暖かくして松原みきで馬淵睦夫「国際ニュースの読み方」を再読したが、直ぐに居眠った。
それでも1時間チョットで起き、その後は読書に励んだが、寒いので風呂に入って温まった。
庭の椎の枯れ枝を切り、無花果をバッサリとやった。

全然腹が減っていなかったが晩飯になった。
鮪と蛸の刺身、鰺の酢洗い、ポトフ、湯豆腐とそれぞれが多量にあり、何れもまったく喰いきれなかった。
薄いティーチャーズの湯割りを飲んだ。
それでも柿の種、チップス、かりんとうは喰えた。
今日から台所にストーブが入った、いよいよ冬が来るなあ。
ストーブの前で読書をした。

2階に上がり中島美嘉を聴いた。
余り知らないのでウィキペッディアで調べてみたが、女優でもあるらしいが観たことない。
中卒ってのも珍しい、うちの男の子二人も中卒だけど高校中退の中卒だから迫力がない。
この子には暗くてドスが効いた迫力がある。
これで10回ほど聴いたと思うが、このアルバムが3枚目のミリオンセラーで、以後ミリオンは無い。
2000年代初めにピークを迎えて、以後落ちて来てるのは一般的なパターンだが、これを聴いていれば何が世間に受け入れたのかが分かるかも。
でも、当時の世間の感覚というものは僕とは大いにズレて既によく分からなくなっていたから、もっと聴き込んだらどんな世間だったか分かるのだろうか。
”歌は世につれ、世は歌につれ”って言うから。

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お江戸日本橋へ

2020年11月29日 | Weblog
友人に誘われて日本橋まで落語を聴きに行くのだが、新日本橋から近いが、東京駅から丸善を通って、日本橋を渡って行こうと思う。
昔、よく通ったコースで、そのまま小伝馬町の取引先まで歩いたが、当然丸善で本をチェクし、タックルショップでルアーを眺めた。
当時、大会社の仕立てのいいスーツを着たオジサンたちがビジネス書のところに来ていたなあ、まだ、日本が株主資本主義に毒されてない頃で、のんびりしたいい時代だった。
どう見たってグローバリズムとネオコンが世界をこんな風にズタズタにしたのに、未だにその手先となって小狡く働いている日本人が居るのに呆れる。

天気は今朝も抜群にいい、シャツとコットンスウェーターで出かけるが、帰りが遅くなると北風に替わり冷えるというが、遅くなるなら呑んでるから寒さも感じないだろう。

予定通り東京駅で降りたのが11過ぎで、ネットで調べて評判の良かった讃岐うどん屋で腹ごしらえをしたが不味かったなあ。
大磯の月京にあるうどん屋のほうが格段に美味い。
丸善に戻る途中、日本橋の脇で神田川クルーズに寄ってパンフをもらったが、以前からあったかなあ、東京駅から日本橋までの街の様子もすっかり変わってしまったけどね。

丸善で1時間本を眺めたが嬉しかったなあ、すごく幸せな気持ちになった。
このくらい本が並んでるといいなあ、以前は当たり前と思っていたんだけどね。
地方では本屋の存続自体が難しく、売れ筋の本を並べて売り場効率をあげざるを得ないから魅力が無いんだよな。
女性が多かったが何冊も本を抱えた人がいて、その姿を眺めるのも嬉しかった。
何冊か買いたい本があり、重くなるのでネットで買うことにし店を出たが、丸善に対してチョット申し訳ないって気持ちだった。

待ち合わせの1時に「お江戸日本橋亭」に着き知人と「桂塩鯛ひとり会」を聴いた。
開口一番の瀧川鯉舟は7年やってるのに声がでかいだけで酷かったな、変身することはあるんだろうか、他人事ながら心配になった。
塩鯛は「質屋蔵」と三枝の「ワニ」で、「質屋蔵」の出だしでどうも居眠ってしまい、愉しめなかったが「ワニ」は面白かった。
若い頃、三枝が嫌いだったが、才能豊かだなあと思った。

知人と大船へ戻り、居酒屋で5時から1時間だけ、6時以降は予約で満席のところどうにかもぐりこんだ。
2周年記念で全ての酒が500円となっていて、日頃呑まない高い銘柄を5種類呑んだ。
有名蔵の純米吟醸と純米大吟醸で、いいと言われるものには一つのパターンがあり、確かに美味いが詰まらないね。
鯛と鮪の刺身、穴子天婦羅、イベリコ豚塩焼き、肉豆腐。

2軒目は同じ大船で焼鳥屋に入ってワインを飲んだが、ここもフルハウスで、どうにか端っこの席にありついた。
金曜の夜だからなのか、人気店は何処も混んでたよ。
ボンボチ、せせり、以上鶏、白、かしら、以上豚を食べた。

知人とは駅で別れ、藤沢で下車、茅ケ崎から移転した「凛」を探したが、札幌の知人から久し振りの電話があり、長く話していたのでスマホの電池が切れ、場所が検索できなくなった。
古いスマホで充電に凄く長く掛かるのに、あっという間に消耗してブラックアウトする。
娘の連れ合いにもらったものだから、今までよくもっていると考えるべきなのだろう。
札幌郊外の家に高齢の母親がいて帰ることが出来ず、ホテル住まいをしているとのことで、うちも母が家に居たら同様な対応をしなきゃいけなかったなあ。
久し振りに話が出来て嬉しかった、今日は嬉しいことが一遍にやって来た。

茅ケ崎で降りるか、辻堂にするか迷ったが、辻堂のBOの方がでかいので辻堂で降りた。
本もCDもこれってのは無く、何となく「MIKA NAKASHIMA BEST」2005年ソニーミュージックを290円で買った。
「雪の華」しか知らないが、この子、暗くて面長で好きなタイプなんだ。

PICHICHIに行ったら混んでいて、茅ケ崎へ行こうと駅に行ったが生憎電車がなく、PICHICHIに戻って
後ろの丸テーブルに席を作ってもらった。
久し振りだが、オーナーも元気そうで、コロナにも関わらず流行っている。
贔屓の店が流行っているのは嬉しい。
カウンターに移り、音楽の話をしていたら隣の美人も話に加わり、帰る時に楽しかったと言われた。
グラッパとマールを飲んだ。

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今年も残すところ1月

2020年11月28日 | Weblog
小春日和のいい天気だった。
とにかく日が出ると暖かい、気持ちよくJA湘南へ行き、春菊、蜜柑、椎茸、葱を買った。
帰りに郵便局へ寄りカネを下し、年賀はがきを100枚買った。
今年もあと1月になっちゃったよ。

松原みきで山本七平を読んだ。
妻が昼は野菜がいっぱいあるからグリーンカレーにしようと言ってきたのを断ったら、自分で肉野菜炒めと茸と豆腐の味噌汁を作って食べる羽目になった。
もう少しカネを貯めておけば一人暮らしが出来たのになあ。

プレシネはジュリアーノ・ジェンマのマカロニウエスタン「Una Pistola per Ringo」1965年、テンポが良くて面白かった。
今だにマカロニウエスタン(スパゲティウエスタン)が良く分からない、イタリア語なんだけど、メキシコとの国境付近が舞台で、撮影はスペインなんだよなあ。

4時過ぎに散歩に出たら辺りが薄暗く、近所をぐるっと2周したら真っ暗になった。
風呂に入って松原みきを聴いていたら、妻が晩飯が出来ちゃったと呼びに来た。
クリームシチューと目鰺の刺身、焼椎茸にティーチャーズの湯割り3杯とジンの湯割り1杯。
煎餅、クッキーも肴にした。

シャトーボーロンNPとExtraを舐めながら、金曜日のTV「新日本風土記」奈良と寅の少年時代のドラマ総集編を観た。

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シドニー・パウエルがかっこいい

2020年11月27日 | Weblog
「馬淵睦夫のひとりがたり」を、この3年くらい毎回楽しみに視聴している。
今回#57はアメリカの大統領選に関してのお話で、民主党バイデンの陣営の大掛かりな不正を共和党のトランプが明らかにしようとしているが、これは単なる大統領選ではなく、ハルマゲドンであると言っていた。
ディ―プステート=ユダヤ金融資本に拠る世界支配に立ち向かうトランプが、人民の手にアメリカを取り戻そうとする戦いであり、これが最終戦争になるかも知れないということだ。
民主主義の論理から言えば、一部のカネ持ちが支配する社会はあり得ないから、真っ当に選挙が行われれば独裁的な政権は生まれようが無い。
ところが、人は女、カネ、権力の誘惑にひじょうに脆弱であるから、中間的な支配層=エリートを女とカネと地位で釣り合上げちゃえば、その下にぶら下がってるかなりの人間を言いなりに出来るわけだ。
それを考えると、女と無関係で権力欲も比較的薄い女性に希望があるのかも知れず、シドニー・パウエルが人民のために戦うとトランプ弁護団から離れ、単独での戦いに挑んでいるが、これはまさにジハードだ。
ジュリアーニが民事で勝ってトランプ大統領を継続させ、パウエルが刑事で勝ってバイデンを刑務所に送りこむところを見たいね。
ディープステイトは200年以上に渡り、国を持たない少数民族が生き延びる道を探り、策を周到に実行してきたら、そう簡単に敗れはしないし、戦いには必ず保険が掛っているからしたたかだ。
最近、アメリカに倣って日本でもエリートが拝金主義に汚染されたから、人々のために働こうなんて高い意識を持ったやつを見かけることも無くなった。
本来日本はこんな国ではなかったが、敗戦で、嫉妬により連合国によって彼らが及ばない優れたところを破壊されてしまった。
2600年に及ぶ確固たる国を持っているゆえに異質な民族である日本人も、お人良しだけじゃあいざという時に対抗できない、他の事はともかくこのしたたかさだけはしっかり研究すべきだ。

朝、JA湘南へ行き、スティックブロッコリー、椎茸、百合、薔薇を買った。
途中の農家でほうれん草を買った。

昼まで山本七平「日本人とは何か」を読んだが、この800頁の大冊の未だほんのはしりのところだが、古事記に掴まってしまい、何時ものように神様の名前で四苦八苦している。
妻は娘のところで草むしりをしていたらしく、昼過ぎに帰ってきたが、一昨日の山下のパンの残りでいいねと言って、庭のリーフレタスを採ってきた。
連日のように収穫しているが、伸びるのも早くて、水をやる時に見るとちょうどいい隙間が出来たと思う程度だ。
これが1月まで続くからかなり多くの葉っぱを我が家に供給してくれるんだろうな。
カンパーニュに生ハム、ロースハム、鱈のフライ、玉葱のフライなどを挟んで食べた。
食後にプリン。

プレシネはクイント・イーストウッドが、海上の島の刑務所を抜け出す物語。
「Escape from Alcatoras」1979年の米映画、イーストウッド49歳で、最近の映画をよく観ているから若かったなあ。
刑務所の中で脱獄のための準備が結構出来るってところが面白く、更生のための作業が脱獄に加担するわけだが、工夫と膨大な時間をかける準備が素晴らしく、娑婆で同じ事やったらきっと成功するだろうと思うが、脱獄って動機が無けりゃ出来ないんだろうなあ。

大磯方面へ散歩に行き、風呂に入って蜜柑、柿、お菓子を食べて晩飯。
やっぱり飯の前に小腹をふさぐのって良くない、飯が不味くなる。
おでん、鯖味噌煮、鮪刺身、鳥肉団子のスープ、ティーチャーズの湯割り。

上野食堂を観てから二階に上がり、ティーチャーズのストレートを舐めながら、松原みきを聴き、クリスマスイヴを視聴し、「波の数だけ抱きしめて」を摘まみ観した。
結局、読書をせずに遊んじゃった。

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真夜中の椿事

2020年11月26日 | Weblog
僕の大好きな松原みきの1979年のデヴュー曲「真夜中のドアーStay with Me」がギリシャやブルガリアなど12か国のJ-POP部門でNO1になっているようだ。
名曲だし、歌が抜群に巧いから当然だけど、ストリーミングってのは新旧問わずいい曲が世界中に拡散され、かつての欧米中心の音楽発信が劇的に変わり、価値観やヒットが人口比に大きく影響されることとなった。
個人的にも嬉しいけど、この40年振りの世界的なヒットによりCDの価格が上がり、しかも多くのアルバムが売り切れになってしまった。
ダウンロードかストリーミングで聴けばいいんだけど、オジサンはフェティッシュだから。
何れにしろ、この椿事でポニーキャニオンはウハウハ状態らしい。
インドネシアのRainychという女性歌手が日本語でカヴァーしている映像もかなり出回っていて、視聴したが、やっぱりみきちゃんがいいね、コンサヴァだなあ。

日頃、グローバリズムに対して批判をしている僕としては、音楽のグローバル化に対して何か言わなきゃいけないが、誰もそんな事期待てないぜって声を無視して言わせてもらえば、保守主義は歴史伝統文化を守り国民国家を維持することがその本意だから、急激に受け入れ側の文化が変容しなけりゃ、他の文化に刺激され活性するのはいい事だ。
問題なのは、国民国家に単一な価値観を持ち込んで、搾取することで格差を生み、一部の金持ちが多くの人々を管理し支配する企みである。

昨日妻にお願いしてふろふき大根を作ってもらったが、何しろ作った量が膨大で、今朝も食べたがまだまだ大量にあるので、おでんを提案したものだから、JA湘南へ行く前にわくわくで、おでんの種を買った。
JA湘南でも赤芽の親芋をおでん用に買い、他に白菜、銀杏、シシトウ、椎茸を買った。

午前中は松原みきで高山正之と馬淵睦夫の対談集「洗脳支配の正体」を読んだ。
昼までに読み切れそうだったが、あもう少しの処で妻がトンカツが揚がったと呼びに来ちゃった。
慌てて庭のリーフレタスの葉を摘まみ、トンカツと玉葱、鱈のフライとおでんを食べた。
赤芽の親芋が抜群に美味かった。
食後にプリンとチョコレートクッキーを食べた。

プレシネは1963年の米映画「SHARADE」、この題名だけは知っていたが、内容は全く知らなかった。
オードリー・ヘプバーンが綺麗だったな、共演はケーリー・グラントで名前だけは知っていた。
4人の戦友がドイツ戦線で金塊をネコババしたが、仲間割れ、独り占めしたやつを探すパリが舞台のコメッディミステリー。
オードリー・ヘプバーンの衣装は多分ジヴァンシ―。

4時前に大磯方面に散歩、落語茶屋で珈琲。

風呂に入って晩飯。
おでんとメジマグロの刺身に酒以外思い浮かばず、「夜明け前 原酒 おおからくち」をぬる燗で呑んだ。
このマリアージュいたって美味。
ほろ酔い気分で、泉水ちゃんの手持ちのアルバム14時間をランダムに聴く。
育った渋沢を知ってるので、身近に感じ、愛しくて可愛い。

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庭のリーフレタス

2020年11月25日 | Weblog
今日はあまり天気が良くなくて、季節相応な気温だった。
旅の疲れと呑み過ぎによる疲れが少し改善し、体調が割といい。
肉豆腐と鮪の刺身、赤カブの糠漬けで朝飯を喰い、少し「洗脳支配の正体」を読んだが、高山節と馬淵節が冴えわたり、やっぱり期待通りの面白い本だ。

JA湘南へ自転車を飛ばしたが、まだ寒いって感じじゃない。
無花果、スティックブロッコリー、太秋(柿)、大根、椎茸を買い、帰りに農家で蜜柑を買った。
蜜柑畑の手入れをしないから小粒で汚いが、無農薬で肥料もやってないから有機栽培だ。
皮を剥くのが面倒だが味が濃くて美味い。
それに1㎏100円という価格が嬉しい。

信金の担当者が積み立てと健康保険、介護保険の集金をしてくれ、小一時間話をして帰った。
松原みきを聴きながら「洗脳支配の正体」を読んだ。
妻がパンを買いに行ったので、庭のリーフレタスの葉を摘んだ。
茎がポキッポキっと簡単に折れる。
ソーセージ、ハムでサンドイッチにして食べたが、クリスピーな歯ごたえで瑞々しく、バケット、カンパーニュ共に美味かった。
アールグレイのミルクティーを飲んだ。

プレシネは1964年の日活「若草物語」、芦川いづみ、浅丘ルリ子、吉永小百合、和泉雅子の4姉妹の物語。
3度目かも知れないが、部分的にしかストーリーを覚えていないから観ていて面白い。
物覚えが良くないのも悪くないもんだよ。
好みは芦川いづみだけど、この頃の浅丘ルリ子も綺麗だ。

4時から大磯方面へ散歩、風呂に入って、鱈ちり、ふろふき大根、スティックブロッコリー、目鰺刺身、無花果、チョコレートクッキーを喰った。
今日も酒は無し。

夜、「アナザーストーリーズ」三島由紀夫を観た。
昨年やったのの再放送であった。すでにこの頃司会は松島菜々子だったんっだなあ。
高校時代から小説を読み、最近では目についた評伝を読んでいるが、西邊邁に保守主義の何たるかを教わったので三島が何を考えていたのか良く分かる。
鈴木邦男が三島を深く理解し敬愛ていると感じる。

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リモート面談

2020年11月24日 | Weblog
朝から体調が悪く、その原因は呑みすぎなのだが、午前中いい天気だったがベッドで横になって休んだ。
多分、かなりの時間寝ていたものと思われる。
午後2時から母のリモート面談があるので、昼過ぎに妻と次男と3人で出かけた。
桜道の江戸っ子でちらし寿司と殻牡蠣を食べた。

面談は10分であっけないが、それでも接触の機会は月に一回これしかなく重要だ。
帰りに2階の窓になかなか現れなかったのはメモを書いていたからのようで、担当の美人看護士が持って来てくれた。
画像で声を聞いているより、窓越しでも顔が見えるほうが嬉しいらしく長く手を振り涙ぐんでいた。
コロナの所為で直接面会が出来ないが、ワクチンの完成の朗報もあるが、再開までまだ時間がかかるだろう。

渋沢BOに寄った。
近頃妻はここで料理本を買うのを楽しみにしている。
CDと本を観て本を2冊買った。
高山正之・馬淵睦夫「日本人が知らない洗脳支配の正体」ビジネス社 2017年
保守派の人気論客二人の対談だから面白い事は分かっているが、元値が1,300円+税っだったのが、4割引きになり、半額になり、7割引きになり、最後110円になった。
買うほうにとってはありがたいが、僅か3年でこの手の本は価値が無くなっちゃうんだねえ。
そりゃあ古典とは言えないけど、それなりに重要な事が書かれているはずで、言論に対する価値が下落してしまったんだなあと恐ろしい感じがする。

深田萌絵「5G革命の真実」WAC 2019年
YouTubeで何時も拝見している美人のIT企業経営者で、先端技術と世界の仕組みを関西風の気取りのない調子で優しくお話ししてくれる。
4Gだって良く分からず使いこなせていないのに、5Gなんて全く想像もできないジジイに分かるように説明し、しかも米中のデジタル冷戦の構造が分かるってんだから、それが事実なら名著だよ。
しかも元値920円+税が、1年で3段跳びに110円になっていて、見た瞬間に小脇に抱えた。
この米中のデジタル冷戦の構造が分からないと、トランプとバイデンの戦いの本当の意味が分からない。
トランプに逆転してもらわなければグローバリズム=共産主義の世の中への流れが止まらない。
地上波TVと新聞から情報を得ている人はバカなことをと思っているでしょうが、ことは着実に進んでいるから、大いにありうることだよ。
ほんの一握りのカネ持ちに管理支配され、世界中がMacdonald、Kentucky、Starbucksだらけになり、買い物はAmazonじゃあ面白くないでしょ。

4時に次男と海へ散歩に行った。
波は静かで、夕日が見事だった。

鮪と鰺の刺身、湯豆腐、赤カブの漬物、酒は無し。

9時からクイント・イーストウッドの「The Mule」邦題「運び屋」2018年米映画を観た。
百合が好きで園芸家として家族を顧みず仕事をして、事業は破産し孤独な生活を送っていた時に、麻薬の運び屋となり、組織の意向とは裏腹にマイペースで楽しみながら仕事をこなし大金を得た。
大量の麻薬を運んでいる時に孫娘から電話がかかり、別れた妻の臨終の床に駆け付け、12年半も口をきいてくれなかった娘から、遅咲きと言われ和解した。
組織の若造に脅かされても、俺は朝鮮戦争に従軍してるんだと動じないところは、死に直面した人間の迫力をんじたね。

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城山公園からの眺め

2020年11月23日 | Weblog
今日も小春日和の一日だった。
これだけ頻度数多く小春日和が発現すると、申し訳ないなあと毎日思うことになる。
朝、次男と葛川縁を大磯プリンスホテルから城山公園まで歩き展望台から相模湾を眺めたが、潮が流れて実に綺麗だった。
下の池の周りの紅葉は緑のままのものから黄色赤と色とりどりで、何人か見物人もいて、湘南の紅葉見物はこれからだ。
大磯落語茶屋で珈琲とプリンをいただき、家に帰ると叉焼麺の用意が出来ていた。
朝から妻が叉焼を焼いていたからなあ。

信濃への旅で友人と痛飲し、帰って旅の余韻を愉しみながら独酌し、昨夜は妻と呑んだので、内臓に疲れが溜まっていて、横になったらいきなり深い眠りに落ちた。
目が覚め少しぼんやりし4時半に下に降りて相撲を観た。
観たいのは結びで、照ノ富士の鮮やかな浴びせ倒しが決まった。
優勝決定戦は立ち遅れた。

肉豆腐、スティックブロッコリー、鰯丸干し、板わさで、「夜明け前 おおからくち」美山錦純米を冷で呑んだ。
9時から「こもりびと」を観た。
思えば、最初の就職先を止め、次のグレーな小企業に嫌気がさし、予備校講師をしていた頃は、何をやりたいのかが見えず、籠り気味だったなあ。
伯父の知り合いの会社に放り込まれ、そこの水が合ったが、その前に働いた経験があってのことだった。

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日常へ

2020年11月22日 | Weblog
学生時代の友人と二晩気持ちよく飲んだら流石に疲れた。
昔話はあまりせず今の事を話したが、人は今が一番大切だってことなんだろう。
土産に信州味噌、その味噌を使った鯖味噌煮の缶詰2種、酒3種、ぐい吞み2個を持って帰ったが、今朝もぐい吞みを撫でながら色あい、形、肌触りなどを愉しんでいて、酒と食い物は腹に入ると終わりだが、陶器は壊れるまでずっと愉しめるのでいいなあ。
非日常の旅と日常の媒介になって、旅の思い出を呑む度に思い起こさせてくれるから、それを考えると多少高くても飽きの来ないものを買い求めておくことだ。
旅は日常生活に鮮度と刺激を与えてくれるが、やがて日常に埋没してその効果も薄れる、だが、この媒介物が命脈を長引かせてくれる。
桜の季節は人でごった返すらしいが、紅葉も終わった初冬の高遠は、静かで落ち着いたいい町だった。

今日も湘南は小春日和で、何だか申し訳ないような気持ちがするけど、次男と共に9時過ぎにJA湘南へ向け散歩に出た。
途中農家のIさんのところで里芋と春菊を買い、葛川沿いの桜並木を通って北へ歩いた。
無花果、スティックブロッコリー、銀杏、茄子、蜜柑、椎茸を買い、セイタカアワダチソウが咲き乱れる東大農場の脇を通って帰って来た。
11時に帰り着き、庭のリーフレタスを観たら、3日居ない間に随分大きくなっていたので驚いた。
無花果が小さいまま熟していたので食べたが美味くなかった。

昼はパンチェットが手に入ったとかで、トマトソースのスパゲティになった。
ソースが多くしかも濃くてバランスが悪く美味くなかった、ソースを半分にしたらかなり美味いんじゃないかな。
料理はバランスとタイミングなのになあ。

「外人プロレスラー列伝」を読了、80年代90年代トップを取ったレスラーの多くが死んでるんで驚いた。
筋肉増強剤のプロテインと過酷なサーッキットが肉体を蝕むんだろう。
風呂に入り、「チキンライスと旅の空」を読み、4時半から相撲を観た。
照強が炎鵬に15年ぶりの決まり手”外小股”で勝った。
優勝は千秋楽の結びといういい形になった。

伊那産の山田錦で造った「夜明け前 純米」を燗して妻と飲んだ。
漬け過ぎたために少し苦く感じたが、冷で呑むほうがいい酒なのかもしれない。
鱈と豆腐、茸、葱の小鍋、フィッシュ&チップ、スティックブロッコリー、山葵漬け、チーズ、銀杏、
牛しゃぶを肴にした。

9時からの三島由紀夫の番組を愉しみにしていたが、シャトーボーロンNPを飲みながらだったためか、その前にジンリッキーを飲んだためか気が付いたら番組が終わっていた。
眠くて何気なくTVの画面を観ていたが、ローリングストーンンズの2016年のハバナでのコンサートがあるのを思いだし、ザッピングをして見つけ出した。
ストーンズの皆さん年を取っていたが、トップレスのキューバの若いファンに交じってジイサン・バアサンがいたのは日本ではありえないことだ。
若い頃は好きじゃなかったのに、年老いたストーンズは味わいがあり、つい最後まで観てしまったら零時を過ぎていた。
60年代のヒット曲は知っていて、ラストソングが「Satisfaction」だったので嬉しかったなあ。

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信濃路から

2020年11月21日 | Weblog
高遠は桜が有名だが、山中の静かな城下町で素敵なところだった。
目的は高遠焼きを観ることにあったが、2軒の窯を巡り、桜をイメージした色あいのぐい吞みと茶色のぐい吞みを夫々の窯で買い求めた。
城址を散策し、桜の葉も落ちて末枯れた風景を愉しんだ。
仁科氏が信長に敗れ、城主が三転したが、内藤氏が180年治め、江戸の中屋敷に内藤新宿の名を留めている。

伊奈名物のソースかつ丼を初めて食べ、旧中山道小野の小野酒造で「夜明け前」を買った。
隣は絹で財をなした小野光景の屋敷で、Y高の創始者で横浜正金銀行の頭取を務め、シルクロードの日本の終点横浜に貢献した人物で、深い縁を感じた。

松本から「あずさ46号」で、八王子経由で橋本までシルクロードを、そこからはユーミンが「天気雨」で辿った経路で茅ケ崎にでて帰って来た。

早々、買い求めたぐい吞みに信濃の酒を注いでいい気分になった。

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