生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自己開示訓練とは何か?

2009年04月08日 | 第7章:自分を知る方法
心理療法を学ぶ人は何故、自己開示訓練を生涯こつこつとしなければならないのでしょうか?赤ちゃんから高齢者まで人は危険がせまると本能的に体を防衛する為に身を縮めます。そのように心も大人になるにつれて、いつのまにか心が傷つかぬように閉ざす傾向があり、また、それは厳しい社会では必要な事でもあります。信頼出来る相手にしか本当の思いを伝えません。無防備に心を開く人を人は軽率だなあ、と心の底では軽蔑しています。ところが心の病を治療する過程ではこんがらがった糸のもつれを、ほどいていくと身体症状まで出ていた心の病が治っていくのです。信頼できる心理療法家に心のもつれを、ほどいてもらうと神経症が治っていくのです。この上手な治療をする為には心理療法家の方から自己開示していかないと相手も心を開きません。自己開示出来ない心理療法家が相手にのみ開示を求めても治療は成功しません。その為に信頼できる勉強仲間と生涯、この訓練をするのです。この訓練をする度に心理療法家も心がのびのびと解放され幸せになっていく快感を感じリラクゼーションが出来る体験をしますと、そのコツを覚えていきます。
人気blogランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする