生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2023年09月04日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
愛を義務と考えていると人は不安神経症になりやすくなります。愛は楽しいものです。確かに恋をすると相手の言動から不安になりますが、これはまだ、恋の状態だからでしょう。神への愛にしても人への愛にしても愛は楽しもの、と解釈していないと人生が暗くなります。私も時々暗くなりますが、はっとして反省し、どこが悪いから明るくて楽しいはずの愛の世界がこんなに暗くなるのか解釈をしなおします。そうすると解釈が暗い自分に気づきます。こうした繰り返しが人生のようです。例えば信仰者が神の愛を信じなくなった場合、その人を非難する資格はありません。もしその人の信仰を非難する人がいたら、その人は冷たい人でしょう。非難の前に、その理由を洞察していく必要があります。人間は弱い動物なので重い病気になったり大津波に遭遇すれば神の愛を疑うのが当然でしょう。悩みながら再三解釈を修正していく内に、ふと自分なりの解釈が成立し再び生き抜く勇気が与えられます。その時、「愛は楽しいもの」という哲学を信じつつ修正していきたいものです。
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