生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

心の傷と愛の泉

2006年03月29日 | 第2章:心理療法の基本
心が暖かく情の深い人がいます。自分に対する愛、他者に対する愛が安定した人の生育史には必ず深い心の傷を克服した歴史があります。かって負わされた傷が深いほど、人に対して豊かな愛を泉のように、こんこんと与えてくれます。重みのある愛、味のある愛、慈愛に富んだ眼差し、まさに生き甲斐を無言に与えてくれる人です。さて心の傷を持ったまま暗く疑い深い眼差しで生きるタイプ、傷をバネにして自分と他者を愛していくタイプ。どうしてこのように分かれるのでしょうか?答えはただ一つ、傷についての体験の解釈をする際に愛の重要性に気づいた人。何が病的な自己愛か、健全な自己愛か、楽しみながら思索したいものです。:<負傷者論:75-5>:

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1 コメント

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凄く分かりやすいです。 (tomomi-maru)
2006-05-01 05:24:53
はじめまして。いろんな心理学の本を読んだりしていますが、こちらのブログも簡潔にそれぞれ分かりやすく書いてあるので感心してしまいました。

私ももっと理解できるように勉強します。

又勉強しに来ます。
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