近所の方で必ず<あら、どちらへ?>と聞く人がいます。<ええ、ちょっと>と答えてパン屋さんに買い物に行く人、<ええ、ちょっと>と答えてパリーへ出かける人、様々です。人の行動は気になります。余計な事をいちいち聞かないで、とも思いますが日常生活でのこの種の質問が人の心の健康を維持している事を案外、人は知りません。人々がこの会話を互いにしない場合、どうなるか、を考えてみましょう。それぞれの人の自然体(思考、感情、行動)はとても重要です。個性の違い、心の病、身体の病気、考え方と感受性の違い、色々の違いが人生を形成していきます。自然体になればなるほど、人はのびのびと長生き出来ます。<憎まればあさん世にはびこる>と言う酷い言葉があるくらい、自然体でのびのびと生きた方が勝ち。抑圧抑制などの心の防衛機制はとかく病理を生みます。のびのびと心を自由にさせようとすると<あら、どちらへ?>と言う言葉が出てしまいます。さあ、あなたはどちらを選びますか?<自然体論:76-1>:
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