生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

欝と幸福感は同じ、というと驚きますが!

2011年12月25日 | 第11章:これからの勉強の方向は?
心理療法の世界では欝と幸福感を同じレヴェルと捉えていて欝の反対の概念が幸福感だと理解していないと大きな間違いを犯していきます。変だなあ、と思うでしょうが実は人は最初に不安感を感じ、未処理だと怒りの感情に展開し更に未処理だと身体症状が出はじめ、第4段階で欝となり最後に錯乱していきます。この心の仕組みはとても大事な知識なのです。逆に平安感から有効的な感情が生まれ健康感となり第4段階で幸福感となり最後に統御感が出てきます。このように平安感と不安感、怒りと有効的な感情、身体症状と健康感、幸福感と欝、統御感と錯乱は表と裏の関係にあることを精神病理学者が見つけたのです。この仕組みから欝の人ほど幸福感を感じます。欝の酷い人ほど、回復した時の幸福感は非常に高いのでそれだけに上手く行かない時、つまり欝状態の時は非常に慌てます。欝は幸福感の前兆だある場合もあるのです。:<健全な理想、病的な理想:435-2>:

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