「何となく心が痛む」と思う時は、ふた通りに考えるのが良いようです。無視するか、真面目に考えるかです。無視した場合、それでも、何となく心にひっかかる場合は、やはり少し真面目に処理する方法を考えないと、案外、生涯の傷になる場合もあるようです。若い内はいいのですが、老後の無意識の世界で段々と「人生の惨めさ」を生む背景のものとして蓄積されていくのです。施設にいきますと、しばしば生育史からくるまだらぼけとか暗い表情の高齢者に遭遇しますが、泣き寝入りの人生、良心の呵責を無視してきたつけ、隠蔽した犯罪などか、どんどん露呈してくる事例が案外多いのです。心が痛む事は多分、魂の領域の問題が多いので、やはり愛し、愛される人間関係から生じる心の痛みはきちんと解決していくほうが良さそうです。愛し愛される関係を大事にしつつ生き抜いていきたいものです。:<見神欲:425-4>:
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