生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2020年09月21日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
子供の頃、素直な人が社会に入り困難に遭遇した途端に心が歪む人がいます。
心が歪むとどんな現象が出てくるかといいますと、疑い深く、他者を否定し、こちらがどんなに誠実に交際し努力してもこちらの愛を信じません。自己否定、他者否定となり友人も離れ、社会もその人を毛嫌いしだします。さて14の防衛機制という言葉があります。素直な時は心をあまり抑圧せず、合理化もせず、感情の転移、反動形成もありません。この治療は心理療法家が相当努力しないとうまくいきません。治療はその患者さんの14の防衛機制をひとつづつ解放していきます。時間はかかりますが、心のゆがみは必ず修正できます。心が健康ですと厳しい現実も素直に受け入れられます。理想と現実の混濁現象、異常な母子一体のような自分と相手の混濁現象が人生を悲劇に追い込んでいきます。理想と現実、わたしとあなた、の自他混合だけは避けたいものです。
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