生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2020年09月04日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
子供の頃は素直に喜びを表しますが、大人になり社会に入り、あまりにも不幸な人々を周囲に見るようになると、何故か、遠慮して素直に喜びを表現しなくなります。教養と倫理道徳がそれに加えて益々周囲に気配りをさせます。感情は遠慮会釈なく湧き出すもの、大脳も身体もそのように出来ていますが、感情を抑圧し、心と身体の喜びや感動を抑えると自律神経が痛み出します。その為に神経症、精神病、人格障害がいつの頃からか人類社会に出現してきます。生きる喜び、生き甲斐を意識する習慣もこのところ何故か口にしなくなっています。愛という言葉、生きる喜び、生き甲斐と言う言葉、どれもきざだなあ、と言われるようです。人生で一番重要なもの、それは生きる喜び.それを抑圧していくうちに、どれが喜びか分からなくなります。更にどれが不安の材料かも識別できなくなります。そこでフォーカシングの登場です。いくつくらい不安、気がかりな事柄があるのかを意識して数えだす作業がフォーカシングの第一作業となりますが、ヒトによっては不安材料を幾つ持って自分が生きているか分かっただけで元気になる人もいます。不安材料が幾つあるか意識しない人がカオスの世界で混乱していきます。
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