生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2018年10月19日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
嘘のない社会、のお話。長い長い心理療法の仕事を通して<嘘>に悩み、貴重な、一度しかない人生を自分から断ち切った人、自己嫌悪に苦しむ多くの人々を見てきました。さてこの地上で、他の条件が変化せずに、もし<嘘の無い社会>が突然生まれたらどうなるでしょう?<一般意味論>と言う学問があります。その学問が、教えようとしている内容は<どんな正確な言葉でも、表現の正確さはあいまいである。だから言葉で戦争をしたり、人と争う事は意味がない>事を教えている学問だ、と私は解釈しています。世界に無数にある色々の言語、その言語を更に翻訳して互いの意志の疎通を図っていますから、真意は遙か遠い所にあるのに、いいかげんな言葉で人は争います。<嘘つき>とののしる人は<思い通りにいかない場合><期待通りにいかない相手>に投げかけている人すらいます。<嘘>と言う言葉は実にいい加減な使い方をされていて人々を混乱させる言葉です。<嘘をつく>、この恐ろしい意味不明な言葉をもう一度点検する必要があるようです。地上で一番重要な愛の世界を破壊させる恐ろしい言葉が<嘘>と言う言葉。言葉はいい加減なところが多いので、大事ですが、いい加減なところがあるのも事実です。






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