今更、愛とは何か、と厳しく自分に言い聞かせましても、中々「愛のイメージ」を修正出来ません。愛とは何か、その定義を巡り思索し、勉強するのは生涯の課題で、そうやすやすとは深められない課題です。心理療法では「その人が愛だと感じるもの」をとても大切にしています。愛と感じてしまうからしょうがないのです。これが愛ですよ、と来談者にいいましても身体症状は激減していきません。それよりも、この切なさ、苦しさは、どんな所から生まれてきているかを話し合いの中から意識化させていきます。その人の生育史上での愛の姿をあぶり出すように私は努力しています。これが愛だと本人が感じているものを、明確に、互いに意識化する所から心理療法はスタートします。汚れている自分、何が汚れているのかを意識化するのはとても危険ですが、その人の精神状態を観察しながら、意識化、言語化していきます。汚れた人なんていません。汚れていなかった自分を知るまで、人により数年間もかかります。生育史での出来事の解釈いかんでは、生涯、汚れたまま死んでいくわけですが、こんな馬鹿馬鹿しい解釈をしてはいけません。解釈を変えると心は実に清々しく美しくなります。禊の方法は世界に色々ありますが、その人の生育史により、どれが相応しい禊の方法かは難しい。私はローマン・カトリツクの信仰「贖罪と復活の思想」で禊をしました。どういう方法が自分に相応しいか、楽しみながら勉強して下さい。深刻な顔をしていますと、どうもあまり良い解決策は見つからず、琵琶湖の唐崎神社あたりを気楽に旅をして、京都奈良や聖地と言われる場所に立ち、そこで感じる自分のアースフィールドを目安に、思索していきましょう。愛と汚れと禊は深い関係があります。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:350>
テキスト「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾンでもサンパウロ書店でも全国の書店で販売されています。
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