西村誠「平家公達の歌」の中に、何と頼朝の和歌が掲載されていた。「道すがら富士のけぶりも分かざりき 晴るる間もなき空のけしきに」(せっかく楽しみにしていた、富士山から吹き上がる噴煙も見ることはできなかった。天気が悪くて、まったく晴れ間もない天候だったのは非常に残念なことだった)。私は意識して初めてこの頼朝の和歌を再三読みましたが、すこし嫌いなものが消滅しました。後白河天皇と頼朝が和歌をめぐり語り合ったという歴史談義を聞いた事がありますが、え、ホントかなあと思った事があります。今回のこの和歌を静かに味わい頼朝の立場にたって人生を解釈したからでしょう。和歌は本当に貴重な文化だとしみじみ想い改めて万葉集をきちんと読みたいと思いました。日本人のアイデンティティを思索し生き甲斐の心理学を深める為にも真面目に万葉集に挑戦していこうと思います。:<心の世界を飛び回る:67>
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