心理療法で言う<対人恐怖症>は言葉そのもからくるイメージは、いかにも病的な症状のように響きますが、気にする必要はありません。確かに気にはなりますが、セラピストは案外、平気にこの言葉を使います。某ワークショツプにお忍びで参加した時、変な先生から食事中に<あなたは対人恐怖症ですね>と大声で言われ、思わず大笑いしてしまい、逆にその先生が怒り出したので周囲の参加者がそれ以来、その先生の側に寄り付かなくなりました。私としては初対面の先生でしたし、どうも臨床体験の少ない人のようでしたので礼儀正しくお付き合いすべき人だなあ、と遠慮気味でした。その私の遠慮を対人恐怖症と考えたのでしょう。気の毒でした。私の少年時代は戦争のさなかでしたので今から思うと厳格な礼儀作法を身につけさせられていたようです。初対面の人には礼儀をつくすのが当たり前なのですが、その礼儀の表現方法が戦前の軍人風だったからでしょうか。<少年少女時代:356-4>:
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