少年時代の思い出は良いこと悪いこと色々ですが、今でも胸が痛む悪さをしました。自分の父親が戦犯で居ない哀しさから満州から引き揚げてきた家族の、夕食での楽しげな風景が気に入らず囲炉裏の煙が出る高窓から数名の悪ガキと共にホースで水をぶち込んだ経験があります。大勢の子供達がいましたが、越後の山奥での出来事ですが、その貧しい家族の末の息子は後に国連で大活躍をする大使になっていました。お会いしたことはありませんが私が公用でニューヨークに行った時、会いたい気持ちはありましたが良心の呵責から会う勇気がありませんでした。自発性の欠落と良心の呵責の関連性は深いものがあり、いつも自発性に欠ける生き方をする人の場合に、挫折感、良心の呵責、劣等感が併存しています。この相関図を理解すると何故、自発性に欠けているかが分かり、それを乗り越える気持ちになれます。<少年少女時代:356-3>:
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