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生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

寂しさは愛のエネルギー

2006年06月06日 | 第2章:心理療法の基本
孤独感の取り扱いに失敗すると人は時に死を選びます。健康な孤独感はその寂しさから逃れようと音楽や絵画、読書を誘い、人を豊かにしますが、病的な孤独感は、逃避をさせたり、自殺を考えたり、やけくそにしたり、人の心を貧しくします。心から愛し合える人間関係は出会いの神秘もあり、人生では中々得られませんので、人はとりあえず一人で逞しく生き抜く知恵を持つ必要があります。その生き抜く知恵は人間観を養う以外方法はありません。どんな人間観なら一人でも生き抜けるでしょうか?いろいろと勉強していくと<人は魂と心と身体で成立している>という哲学がその勇気を与える哲学であることに気づきます。自分の魂を信じると孤独感は救われます。魂は愛そのもの、と言われていますが、心と身体は有限の世界なので憎しみ、孤独、病気の苦しみを生みますが、魂を深く認識すると、そこに暖かい愛の世界が存在している事に気づきます。心と身体は憎しみあっていても魂は愛し合っています。そう信じた人は愛憎の悲劇から救われます。信じて見えてくるものの世界があるのです。信じてると見えてくるものが愛、寂しくなった時、自分の身体には愛そのものである魂が存在している事を信じましょう。その愛である魂を意識し知覚した時、寂しさから解放されて豊かな愛が自分にもあることがわかります。:<寂光論:89-4>:

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