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生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

何を見たくて上手に聴こうとするのか?

2007年10月10日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
どちらを向いても<傾聴訓練>が流行していますが、何を聴こうとしているのでしょうか?Aさんは思索と努力のすえに悔いの無い人生として先生の道を選びました。子供たちに愛される素敵な先生です。しかし教職員の世界はどろどろした競争の世界もあり、辛い出来事にも巻き込まれます。そんな教職員の闘争の世界を上手に傾聴するとほとんど全員が<愛の孤独感>にさいなまれている姿が見えてきました。上手に仲間の会話を聴いて、見えてくるものは深い愛の孤独でした。愛の孤独感を聴けば聴くほど、なんとなく人情が沸いてきます。子供を愛し仲間を愛していこうとする努力から生まれる生き甲斐をAさんは感じだしています。<好きなこと:167-5>:

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本当に嫌いなの?

2007年10月09日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
古来から今日まで人々は<本当に嫌いなの?>と互いの表情を真剣に探りあい、生きて来ました。そんな折に誠実にきちんと<大好きだよ>と答えなかったばかりに尊い愛を失い、素晴らしい愛の伴侶を失った愚かな男女は沢山居ます。平素、自分の五感と体感を意識し、素直に好き嫌いを正直に伝達しあう習慣をつけたいものです。その場の見栄、つまらないプライド、軽率な愛情伝達能力ゆえに、深い誠実な愛を失う人々があまりにも多いようです。本当にすきならば、照れずに、いつも大好き、大好きといい続けて限られた短い人生を生き抜いていきましょう。人生では本物の愛が一番大切:<好きなこと:167-4>:

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気づいたら億万長者

2007年10月08日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
気づいたら億万長者と冗談を言う中国の知人がいます。人好きで親切で他人の話を傾聴する人でもあります。海運会社の社長さんになつていますが、経営上の危機を国際政治の荒波を上手に乗り切り、香港やアフリカに夜逃げしようとした時代もありましたが、気づいたらスイス銀行に数億ドル蓄積していたと静かに人生を反省している人です。海が大好き、職業選択も偶然の海運業者との出会いが契機でした。海運業が好き、と言うわけでもなかつたようですが、目の前の義務をこなしているうちに大好きになつてきたようです。気がついたら心理療法家、気がついたら政治家、気がついたら刑務所、気がついたら神父、修道女、神秘的な人生ですが、困難でも出来る事なら義務感から開放され、その義務の道を好きな道へと体験の解釈を変える事で幸福感へと変換出来たら幸せです。:<好きなこと:167-3>:

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恋人を愛する理由

2007年10月07日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
恋人を愛する理由を3つに分けてみます。その人の魂を意識して愛している、心(心構え、考え方、感性)を愛している、身体を愛している、この3つです。片寄る事なくこの3つを愛している人は生涯続きますが心、身体だけでは永続性は期待出来ません。理由は心と身体は変化し限界があるからです。さて魂とは何でしようか?比較文化論の中で人間の死後、その魂は永遠に生きると信じている文明は長続きしています。しかし魂は無いとする文明は殆ど永続していません。絵画も音楽も文学も魂を描いた名作は何故か永遠の評価があります。身体だけの愛なのか、魂をもしっかりと愛している永遠の愛なのかを識別しながら恋人を愛して共に白髪まで生きたいものです。:<好きなこと:167-2>:

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<嫌なこと>の二面性

2007年10月06日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
恋人には、平素嫌な事も相手が望む事ならば火の中へも飛び込んでいくのに、嫌な相手ならびくとも動きません。このありようは正しい事で、不徳の致す事だと思うのは偽善的、不自然です。何故でしよう?その理由は実に大きな背景があります。この宇宙は光りと陰、陰と陽、表と裏、オスとスメ、悪と善のように二面性があるので面白いのです。命を永らえるには他の命を食べないと生きていけません。このように嫌なものは嫌、好きなものは好き、と毅然として生き抜かないと周囲を混乱させます。うやむやなアリヨウが、いかに人を惑わせ不幸にし、互いの成長を疎外させるかを5回にわたり思索していきます。:<好きなこと:167-1>:

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沈黙の美

2007年10月05日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
相手が黙っていても苦にならないばかりか、暖かい雰囲気を醸し出す人が居ます。この雰囲気の背景には、もの凄い心の戦いの歴史があります。その人は今は人が大好きですが、以前はひどい自己嫌悪と憎悪による他者否定を沢山経験した人が多いのです。人間の面白い所は180度瞬間に転換出来る可能性がある点です。10年前の自分を振り返ると良くわかります。意思ある所に道あり、求めよさらば与えられん、人は考えたとおりの人間になる、これらの格言は真理です。最後の最後まで夢と希望と情熱は大切にしたいものです。沈黙をしていても、その眼差しと身体全体から愛の熱波が流れ出していて、それを霊長類である私達がインスピレーションとして感じるからでしよう。夢と希望を無くしたら後は死を待つばかりです。:<人間の面白さ:166-5>:

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浮遊人と話す方法

2007年10月04日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
宇宙人と遭遇したかのような気分、会話も通じない、全てがフンワカしていて掴み所のない人に会うことがあります。とても感じが良く温かい感じもします。悪い人ではなさそうです。しかしお別れした後、何となく寂しく時間の無駄だったかなあ、とか、私の何処かが悪かったのかなあ、と毎回いつも考えさせられます。さてこの種の人に会った時は要注意です。こちらがいつも混乱していくからです。これからも会わねばならぬ人なので憂鬱です。どう対処したらいいのでしよう?先ず自分の考え方、感じた事を遠慮なくビシリと言う事が大切です。相手に(アイデンティの統合に病的な乱れ)がある場合に、とかくこちら側に、このような混乱感が生まれます。自分を信じて毅然とすると相手は必ず同調してきます。しかし相手は病的に混乱している人なので自分の思考と感情を明確に説明してあげましよう。

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人間嫌いの美学

2007年10月03日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
<私は人間嫌い>と宣言する人は少々恐ろしいけれども、非常に面白い人が居ます。色々、嫌いな理由を聞いてみると、見た目、におい、声、感触、味わいをはじめとして、考え方、生き様、死に様、とにかく何でも嫌いなようです。更に、いろいろと傾聴していると、2種類居ます。自分の中にそれら嫌いな点をすべて所持していることに気づいている人、自分の中にあるにも拘わらず、自分には無く、他者の中にすべてを見つめている人。さて、若くても、年をとっていても、或る瞬間から急に<人間好き>に激変するタイプがいます。自分の中に嫌いな点を見出していたタイプの人です。相手の中にだけ嫌いな点を見つめている人は生涯救いは無いようです。:<人間の面白さ:166-3>:

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風の吹くまま、水の流れるままに!

2007年10月02日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
人嫌いな自分を、人好きにしたい、苦しい努力をする人が居ます。これは無理な話です。人それぞれ、育ちと環境が違います。心と身体が、今は、どうしても人が愛せない状態にある事を先ずは認識・意識する必要があります。もともと人間の魂は互いに愛し合っている存在なので、愛する努力をしなくても<魂同士はすでに十分愛し合っている真理>を信じる事です。その魂を意識さえしていれば、或る時期になれば、人が好きになります。人類全体がもし、愛し合っていたら不気味な現象が起きるでしょう。また生涯人嫌い、人好き、と言う現象もありません。そのときその時の環境、心と身体の状態で、好きになつたり、嫌いになつたりする方が健全なのです。自然体で、のびのびとしながら人の話を傾聴して生きていると、無理しなくても人が好きになります。:<人間の面白さ:166-2>:

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<面白いと思う内容>で人生が決まる!

2007年10月01日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
昨日はもう過去のこと、明日はどうなるか、誰も知りません。今日一日が勝負ですが、朝から寝るまで何を考えるかで人生が決まります。悔いの無い人生、生き甲斐支援活動を通じて感じる事ですが、人は面白いと感じる領域がその人の人生そのものだなあ、と言う真理です。学問を楽しむ人、政治を楽しむ人、文学や絵画・音楽を楽しむ人、その中でも人の話を楽しみながら傾聴している<人間好きのタイプ>は、ほぼすべて賢い人間になつているようです。その原因を5回に別けて思索します。:<人間の面白さ:166-1>:

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<感情の曼荼羅の世界>を楽しもう!

2007年09月30日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
人生での最高の楽しみの一つに今回の<感情の曼荼羅の世界を楽しもう>と言う考え方があります。<わたしとあなた>の会話をしながら人は生きていきます。その会話は利害損得に関すること、仕事のこと、神仏のこと、愛や友情のこと、いろいろですが、そんな会話の中で<感情の曼荼羅を楽しもう>と言う視点がある場合と無い場合では心の余裕は相当違ってきます。この考え方があると、本気の争い、本気で人を憎むこと、慎みの無い慌てふためく錯乱などがなくなります。相手を理解する努力、傾聴する楽しみが増えてくるからです。喜怒哀楽の感情の世界には実に深い意味が潜んでいます。ひとつひとつの感情には深い意味がありますので、その意味を味わいつつ生きていきましょう。:<感情の曼荼羅:165-5>:

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生き甲斐を妨げる感情

2007年09月29日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
日々生き甲斐を感じつつ明るく逞しく生き抜くことを邪魔している感情は沢山ありますが、その中でも、一番厄介な感情が<憎しみ>の感情です。憎たらしい人、思い出しても、にがにがしい人が頭から離れないと人は不安神経症になりやすくなります。人間の魂は愛そのものなので、憎しみの感情が心に住んでいると、身体は居心地が悪くなり、なんとなく健康を阻害させていきます。憎しみが生涯消えない場合と消える場合とありますが、消す方法は体験の解釈を変えるしかありません。無理に変えると病気になりますので、憎しみの存在の意味をすこしづつ考えながら、人間の器を大きくする以外方法がありません。<憎しみ>が何故、人類社会に存在するのか、その哲学を楽しんでみましょう。:<感情の曼荼羅:165-4>:

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一番重要な感情はどれ?

2007年09月28日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
不安神経症等の心の病の遠因は<人間の本質は不安である>と言う真理を知らないところから発症してきます。不安が本質であるという事実は、少し考えればすぐ分かります。例えば銀河系の宇宙の存在理由、地球の生命の存在理由、いづれも存在していられること自体が奇跡に近いのです。人間の存在は太陽の温度が少し変化しただけですぐ消滅してしまいます。そんな宇宙の中での人間の心で一番重要な感情は<平安感:心のやすらぎ>です。平安感は恩寵です。日々の生活で必然的に発生するのが不安感ですから、なんとか日々、5分でもいいので心の安らぎを意識して大切にすると、心と身体の状態がどんどん健康的に変化していくのがわかります。:<感情の曼荼羅:165-3>:

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情動を悪と見做す悲劇

2007年09月27日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
古代から現代迄の考え方の中に情動を全て悪と看做す人が居ます。これは人間の生き抜くエネルギーを妨げるものです。理性偏重、情動偏重ではなく、自分が生き甲斐を感じる道にあいて、一つの夢を思索した時、激しい喜びの情動を湧き上がらせないようでは、その志・道は10年は持たないでしよう。情動と本物の自己実現への道はピタリと重なっています。喜びと希望と生きる喜びを感じる事柄は大切な存在です。今、湧いている情動が、明るい情動なのか、暗い情動なのかを識別出来る修業は案外難しいものですが、それは平素、その識別を意識していないと出来ません。自分を破滅させるか、成功させるか、それは全て燃えるような情熱、原子炉の火のような熱が必要です。その為には、最初は全ての情動を恐れずに大切に取り扱いたいものです。情動は要注意ではありますが人類の生き抜く宝物でもあります。
:<感情の曼荼羅:165-2>:

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感情を楽しむ

2007年09月26日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
人は毎日、喜怒哀楽の感情生活をしていますが、或感情にのみ流されてノイローゼになる人もいれば、逆に、相手と自分の感情の複雑なやり取りを楽しんで益々豊かな人間に成熟して、人生を楽しんでいる人もいます。人は考えたとおりの人間になる、と言われていますので、生身の人間の感情を観察する楽しみを学習してみよう、と決意してみましょう。そうするとそこに見えてくるものは余裕です。どんな小説よりも人間の生の感情を観察するほうが面白いものです。人間の<感情の意味>を思索すると人生で一番重要な<真善美>を理解出来ます。理性も重要ですが、<感情の意味:何故今、自分は泣いているのか、悲しんでいるのか>は実に重要なのです。今回から5回にわたり<感情の曼荼羅>を深層心理学から楽しんでいきます。:<感情の曼荼羅:165-1>:

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