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生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

錯乱の原因は?

2007年09月25日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
病名決定は或る条件が整うとカルテに書かれます。心の病気の場合は4つに大分類すます。正常、神経症、精神病、人格障害の4つ。詳細は省きますが、何故、人は心を病むか、その原因は3つ。アイデンテイテイーの統合に病的な揺らめきがある、現実吟味力に病的な揺らめきがある、防衛機制(抑圧、逃避など4の作用)に病的な揺らめきがある、この3つ。人間の暗い感情の一番重症が<錯乱>ですが、この最初の段階が<不安感>。不安感を大切に処理しないで放置しているとこの錯乱になります。ここ一番という人生の重要な場面ではひとつの考え方(信念)に殉教する決意で生き抜かないと人は錯乱しやすいし、その場その場の判断はその信念を優先しないと錯乱するし、心はどんな場合でも自然体でないと錯乱していきます。:<錯乱論:164-5>:

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<おせっかい>と<愛>の世界をどう生き抜くか?

2007年09月24日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
<おせっかい>されたと勘違いして相手を拒否してせっかくの幸運を棒にする人もいれば<本物の愛を捧げた>のに、相手に拒否されて悲劇的で、哀しい日々を送る人もいます。このような<おせっかい>と<愛>は微妙で神秘的な世界なので慎重を要します。難しい深層心理の世界、哲学、信仰、宗教の世界でもありますが、結論はそれぞれが信じた道、行動、対応をする以外、解決の道はありません。誤解と過ちに気づいたときは、すでに遅し、が愛の世界でもありますが、愛と許しの修行の世界でもあるので、おせっかいといわれようが、愛したいものは命をかけて愛すべきでしょう。堂々と信じた愛の世界を生きていきましょう。:<錯乱論:164-4>:

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毎日笑ってばかりいる人

2007年09月23日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
<笑う門には福来る>と言う種類の笑いではなく、ただへらへらと笑うだけで、真剣に誠実に物事に取り組む事なく、日々笑いでごまかしている人々が沢山います。調べてみると過去に深刻な人生問題に直面した為に、深刻な事柄を敢えて避けながら生きていこうとしていることが見えてきます。それはそれで自由なのですが、森羅万象を味わいながら、喜怒哀楽に生きるのが人間の自然なので、せっかくの幸福感、本物の平安感を知らずに生涯を送る羽目になります。辛くても人間らしく喜怒哀楽の生々しい日々を送りたいものです。へらへらと笑いで誤魔化す人生には決して充実した悔いの無い人生は訪れてきません。:<錯乱論:164-3>:

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毎日錯乱している人

2007年09月22日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
65億人の人類が、それぞれの暗い気持ちを表現したら65億種類の表現となり、精神科医とかセラピストはどう対応していいかわからなくなりますので、世界の学会が申し合わせをして、暗い感情の領域を5つに分類(不安、怒り、身体症状、欝、錯乱の5つ)しました。そのほうが正確に対応出来るからです。人生のどんな問題でも最初に生まれる感情が<不安感>。それを未解決に放置していると、第二段階として怒りの感情に発展し順次、身体症状、欝、錯乱という最終段階に発展してきます。毎日、何かに怒り出す人は,この最初の段階の<不安感を未処理のまま>生きている人なので、この不安感をきちんと解決させましょう。すぐ怒り出す人が身近にいましたら、何とかその人の不安感を解決してあげて下さい。本人ばかりでなく周囲をどんどん不幸にしていきます。:<錯乱論:164-2>:

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Yさん、お元気ですか?

2007年09月21日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
人間には良い点、悪い点が沢山あります。何が良いか、悪いかは,環境(政界、経済界、宗教界、家庭、職場、責任ある立場等)が決めていきます。さらに、遺伝、環境、老化の影響、自律神経、免疫、分泌の生理現象が、またまた追い討ちをかけるように、その点を増長させていきます。それに対抗するには、その点を意識するか、しないかで生活と人生が激変していきます。或るひとつのことにこだわり追求する性格は長所でもありすが、また大きな悲劇をもたらす性格のひとつです。今回から5回にわたり<錯乱>について思索し、日々の中で錯乱しないように、どんな厳しい嫌な事柄に巻き込まれても平安感を保持しつつ人生を悠然と生き抜く知恵を思索してみましょう。Aさんも、Bさんも、実力以上の立場になったばかりに錯乱してしまい、不幸のどん底で今、生活しています。一日も早く回復してそれ相応の人生を歩いて下さい。:<錯乱論:164-1>:

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最高の宝物は?

2007年09月20日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
自分が持つ最高の宝物って何でしよう?時々考えると人生が楽しくなります。年齢に応じて宝物が変化していくのが健康的ですが今の私の最高の宝物は何だろう?さて人の話しを傾聴しながら相手の個性の美を探し出す営みは最高の楽しみです。或人の中に信じられない美しさを見出だした時の喜びは言葉になりません。また見つけられた人は戸惑いますが、時と場合によりその人の運命が変わってしまいます。自分の個性の美を探して貰いたい、と願うと人生は楽しくなくなります。探す喜びの中でも自分の愛そのものである魂の探究は実に面白く比較文化論としての研究は逞しく生き抜く智恵を人々に与えます。そのような研究から気付いた事、それは誰もが持つ自分の身体です。何故古来から(人の身体は神の神殿)と言われれるのでしよう?:<宝物:164-5>:

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信じて見えてくる宝物

2007年09月19日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
自分に与えられた確実な人生は朝、目が覚めて夜寝るまでの一日です。昨日は過去、明日はどうなるかわかりません。確実なのは今日一日。そんな中で、不安、怒り等でストレスが蓄積され身体症状が生まれます。ストレスがすべて悪いとは言いませんが、友情や愛すらも見えなくするストレスは病的と言えるストレスです。沢山身近にある美しい愛情も疑い深い人間ですとそれが見えないようです。信じる力は生き抜く知恵のひとつですが、その中でも、状況により人を心から信じると、そこに深い愛情が見えてきます。疑い深いと愛が見えてこない場合があります。全部信じる、と言うのではなく、時々、無条件に人を信じる修行をすると、そこに素晴らしい愛の世界が存在していることに気づきます。:<宝物:163-4>:

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楽しい自問自答<私って誰?>

2007年09月18日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
心の余裕の無い人を見るほど辛く哀しい場面はありません。また一方、心に余裕のある人に逢うと、その殆どの人は日常生活で、深刻に、ではなく、楽しみながら<私は誰?>式な自問自答をしているのです。私は、今、何を欲しているんだろう、何を考えているのだろう、どう感じているのだろう、と楽しんでいるのです。つまりいつも本音を探し正直に生きようとしているのです。私は何のために生まれてきたのだろう、と自問自答し、ついに<そうだ、このために生まれてきなんだ>と確信すると急に日々が輝いてきます。何のために生きていくのだろう?この会話、自問自答は人生の最高の宝です。:<宝物:163-3>:

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あなたの恋人は宝物、それとも?

2007年09月17日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
恋人ばかりでなく、自分にとって、とても大切な関係にある人についても言えることですが、この人が本当の宝物であるか、どうかの識別方法があります。自分の言う事がどんな内容であれ、上手に傾聴し、怒ることなく冷静に聞いてくれる相手は最高の宝物です。賛成する、しないに関係なく、正直に本音を語るとき、傾聴してくれる人を大切にしたいものです。正直に本音を語った時、怒り出したりする人は本当の恋人とはいえません。人生はいろいろありますが、五感と体感を重視していつも本音で語り合える恋人を選択すると本当の幸せを手にすることが出来ます。:<宝物:163-2>:

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ストレスを宝物にする人

2007年09月16日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
人のストレス(不安、怒り、身体症状、鬱)はその人の理想と現実のギヤツプから生まれます。逞しい人はストレスを人生の宝物として扱いますが心の弱い人は身体症状を伴いながら人生を破壊させていきます。現実吟味力のある人は自分を破滅させるような理想は持ちませんし自分相応の理想を持ちます。自分に相応しいかどうかの識別方法は唯一つ、楽しいかどうか、です。楽しければどんなに辛くても生涯をかけて遂行出来ます。理想と現実をいつも確認して生きているとストレスは半減し平安感と幸福感が増大してきます。:<宝物:163-1>:

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祈って頂ける幸せ

2007年09月15日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
私が尊愛している或カトリツクの観想修道会は厳しい世間で生き抜こうと努力している人々の幸せを懸命に祈ってくれています。その深い思いやりのエネルギーが何処から生まれてくるのか不思議です。特にその会の中のお一人シスターの祈りのお陰で私達の生き甲斐支援のNPO団体はいつも元気になれます。その修道院は優しさの中にも日々厳しい祈りと戒律の生活を送っているようですが、その人の存在は先の見えない不安と戦いながら日々を送る私達を安心させてくれています。私達の為に、いつもあの修道院で祈って下さる修道女の存在が、絶対の安心感を私達に与えています。私の為に祈ってくれる人がいる。私はなんと幸せな人生でしよう。私もご恩返しに良い仕事をしよう。<愛の努力:162-5>:

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<感情>と<思考>、どちらが大事?

2007年09月14日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
私は沢山の人々を傷つけてきたようです。意識的に傷をつけたのではありませんが、その時々の状況で相手にダメージを与えていたようです。私の反省によれば、私は自分の理性?考え方を優先させ、相手の感情を無視してきたと、今は、反省しています。友人は逆で、相手の感情を優先して生きてきたので、情にながされ過ぎて、自分は好きな道の選択にいつも、悔いを残した、と嘆いています。夏目漱石ではありませんが<情に竿だてば流される>、さてさてこれからどうしたものか?ここで<アイデンティティの統合>が要求されますが、教科書の無い世界なので、これからは<どちらにするか?と悩みながらも>自己実現への道を優先させ、残された時間を悔いの無いよう歩んでいこう。:<愛の努力:162-4>:

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この女は大丈夫か?

2007年09月13日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
わが道を、ふらふらせずに、堂々と生き抜いている男の場合の話です。そんな人生では、素敵な女性に沢山会います。豊かな愛情と優しい愛を注いでくれる女は人生のオアシスですが、愛とその周辺の嫉妬の取り扱いに失敗すると男の人生は破滅していきます。男はすべて女から生まれていますので女に対して頭があがりません。偉大な母親(女性性と母性に注意)はすべてを飲み込んで男を育てています。嫉妬は美しい愛の容でもありますから、その取り扱いは慎重な上にも慎重でないと相手を傷つけます。しかし最高の女は愛と嫉妬をわきまえています。:<愛の努力:162-3>:

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この男は大丈夫かしら?

2007年09月12日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
女性は男性に愛されて初めて永遠の愛が育ちます。人類の場合、そのように設計されています。ですから男性が最初に誠実に女性を愛さないと愛は永続しないものです。必要な衣食住を女性に提供出来ない男性は女性を不幸にします。女性は赤ちゃんを産みますからその間は働くことが出来ません。この基本原則は人類発生以来の原則なのです。この原則に基づいて男女の愛は成立します。経済能力があるかないか、を十分確かめた上で、無いのを承知で愛するかどうかは、その人の自由意志です。現実吟味力、どんな生き甲斐を求め努力している男性か、同じ方向を向いた自己実現への道を歩いている人か、この点を相互認識していない男女は悲劇です。:<愛の努力:162-2>:

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<知りたい>と思う心と生命力

2007年09月11日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
生まれてすぐの赤ちゃんでも、お母さんからお乳を飲みたいと思うし、子供のころは大人とは違う<---がしたい>と自由に願い、行動し、怒られて育ちます。さて、<人は考えたとおりの人間になる>と古代ヒンズー教徒は教えられて育ちましたが、これは人類の宝物の<ことわざ>となりました。何を知りたいと願うかで人生は決まっていく傾向があります。キリストと言う人物も聖書によれば、奇跡を起こす前に、本人に必ず<---して欲しいか?>と確認し、本人の自由意志を確認した上でその望みをかなえています。<---がしたい>の内容が真善美にかなっている人生と<---がしたい>内容がお粗末で、愚劣な内容では、人生が決定的に違ってきます。<知りたいものの内容>について5回にわたり思索していきます。:<愛の努力:162-1>:

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