五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

生き甲斐の心理学を学ぶということは…

2012年07月09日 | 第2章 五感と体感
私は生き甲斐の心理学の学びを始めてから、ずっとこの学びとともに生きているわけですが、干支が一巡りした最近になって、目の前が開けてきたような感じがしています。

生き甲斐の心理学ではテキストを使い心理療法の基礎を学ぶわけですが、自分の解釈の狭さが学びの理解を阻んている事もあったり、自分自身の思い込みが学びを深くしていなかったり、ともかく理屈をいくら学んでも、自分自身の「状態」が学びの深さと理解度を左右しているわけで、五感と体感である体感で体得していかない限り、自分のものとして感じ取ることは至難なことであり、防衛機制の連続かもしれません。

厳しいことを書いているかもしれませんが、実際にそうだな、と思うのです。

この学びを続けている方々を見ていると、私を含め自分のものにしたいという欲や学問への探究心という「情動」が学び続ける原動力になっているのは確かです。

源氏物語や平家物語を読み、チベットの死者の書を読み、聖書、経典を読み、折りにふれ様々な宗教や風習を学びながら、日本人である自分のアイデンティティを中心に学んでいくと、ますます自分を成り立たせている遺伝・環境・経験を慈しむことができるようになっている自分に気付きます。

自分の生まれ育った環境が自分を阻んでいると思うとしたら、阻ませている自分の解釈を変えていくことで変わっていくことを信じる事ができるか想い浮かべてみるとよいかもしれません。もし、信じられない思いが湧いてきたら、何故自分は信じられないのか。。。という、問いかけを自分自身にしてみることから始めてみると、この学びの意味が徐々に見えてくるように思います。

私は何のために生きているのか?
私の生き甲斐は何か?
私は心と魂と身体を大切にしているか?

この三つの問いは、息を引き取る瞬間まで自分に問いかけ続ける問いであるように思います。

町田での3日間、カールロジャーズの19の命題を自己事例に置き換えてみました。年に一度のロジャーズの徹底的な学びは、やはり心理療法を学び続ける私達には必要な理論です。
「答えは自分の内にあり」、どのような環境が整うとその答えが見出されていくか。。。身を持って体感する勉強会は貴重なものです。他者を批判すること、他者を指摘すること、他者を分析し理詰めで勉強することが、いかに虚しいことであるか、それを解って頂けるだけでも、一歩踏み出した証拠であるように思います。

7月の公開講座は7月17日四ツ谷(植村先生)
20日東急セミナーBE雪谷 27日東急セミナーたまプラーザです。

晴天の月曜日。爽やかに一週間が過ごせますよう。
試験が終われば夏休みです!

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