五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

正直な感情と思考と行動

2012年07月01日 | 第2章 五感と体感
昨日は、ケセン語で聖書の一部を書かれた山浦玄嗣氏の講演会を拝聴してきました。

東京の大森山王で生まれた大船渡育ちのお医者さんです。

幼い頃、疎開(推測です)をした村の耶蘇教(キリスト教)の信者は、山浦さんの家族だけ。つまりお母様と息子のみ。

耶蘇!耶蘇!といじめられ、馬糞を牛糞を投げられ虐められた経験が、いつしかケセン語、つまり大船渡の言葉で聖書を書こうと思うきっかけになったそうです。

山浦氏の講演は、最初から最後まで聴講者600人は笑いっぱなしでした。

自分の生育史をこれだけ笑わせながら人の心を掴み、自分の考えや感情を正直に表現していく話しっぷりに終始感心しっぱなしででした。

一定の土地の風土の個性は、異なるものと交わらなくては、違いを感じません。その違いを否定的に捉えていては、否定的な感情しか湧かないはずです。異なるものを比べ考察する力を育んできた山浦氏を育てられたお母様のお話もぜひお聞きしてみたいと思いました。

「ガリラヤのイエシュー・山浦玄嗣訳」イー・ピックス出版 2.520円 (直接販売のみですが、キリスト教の本を扱う本屋さんには置かれてあるそうです) 

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