五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

好きと嫌いを意識する

2012年07月11日 | 第2章 五感と体感
他者に感じる違和感によって、いろいろな感情が湧いてきます。

他者と自分を比べた時も、いろいろな感情が湧いてきます。

その「いろいろな感情」は、自分自身にしか解らない自分自身の個性から湧きあがってくるものです。

原初感情である「好き」と「嫌い」が、自分の感情のベースであるとしたら、好きだから湧いてくる感情なのか、嫌いだから湧いてくる感情なのかは、判別できるはずです。

でも、自分の感情とは裏腹に、他者に対して対応していることだって良くあることです。

好きなのに、相手を攻撃したり、無視したり、

嫌いなのに、付き合いを深めたり、好意を装ったり…、嫌っちゃいけないという思いに囚われたり、、、

どちらにしても自分の感情と行動が伴わない生活していると、どんどんと心の奥底で「理想と現実のギャップ」が大きくなっていくのです。

好きと嫌いを意識して、行動しているならまだしも、本当の感情がどこかにいってしまい、自分の「行動」や「~せばならない」だけが表層的に行われていることが続いていくと、自分の本当の感情が意識化できなくなっていくようです。

ほんとうの自分とはなんぞや・・・
ここで、また、哲学的な問いをしてしまいますが、せめて、心の中で「これが好き、これは嫌い」を判別できているかの点検ぐらいはしてみると良いかもしれません。

きっと、好きだけど、でも、こうでああで… …とか、嫌いだけど、、そんなこと口に出して言えないし等、、、自分の心の中で、建前と本音が渦巻いていくことでしょう。でも、心の中は自由です。口に出さず、心の中で巡らせてみる時間を大切にしたいものです。
「こういうものが好き、こういうものが嫌い」という単純であり一番大切な判別は、できるようにしておくと、自分の中の対処方法が変わっていくようにも思います。

なぜ、好きなのか、
なぜ、嫌いなのか、、、

自分の生育史を紐解いてみると、自ずから理由に気付くこともありそうです。

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