Jazzの人気アルバムを聴いてみる。第3１回

某有名ジャズ誌の読者が選ぶジャズ名盤ベスト100を一気に聴いてみよう。いまさらと思わないわけでもありませんが............
ポイントは「ジャズの評論家が選んだものではない。」ということになるのですが。

前回（第３０回４月８日分）順位に誤りがありました（既に訂正済）ので、今夜は抜けてしまいました、19位、18位を聴いています。

今夜は超大物の二人で聴き応え十分です！！！！

19位
A Night At The Village Vanguard/Sonny Rollins
（ヴィレッジ・ヴァンガードの夜）
「サキソフォン・コロッサス」の頂点を記録した不滅の金字塔的ライヴ・アルバム。ロリンズの豪快かつ奔放なプレイが魅力的な1枚です。演奏：ソニー・ロリンズ(TS)ウィルバー・ウェア(B)エルヴィン・ジョーンズ(DS)(5)ドナルド・ベイリー(B),ピート・ラロカ(DS)/録音：57.11

18位
We Get Requests/Oscar Peterson
（プリーズ リクエスト）
ピーターソンの“ザ・トリオ”最大のヒット・アルバム。(2)(4)(7)は現在でこそスタンダード・ナンバーとなっているが、録音当時の'64年にはナウなヒット曲だった。その感覚の新しさがヒットの原因か。スマートな演奏がBGMとしても最適。演奏：オスカー・ピーターソン(p)レイ・ブラウン(b)エド・シグベン(ds)/録音：64.10

2007-04-11 19:21:57
　　　　

Jazzの人気アルバムを聴いてみる。第33回

某有名ジャズ誌の読者が選ぶジャズ名盤ベスト100を一気に聴いてみよう。いまさらと思わないわけでもありませんが............
ポイントは「ジャズの評論家が選んだものではない。」ということになるのですが。

第33回--11位から9位

11位
Blue Train/John Coltrane
コルトレーンがブルーノートに残した唯一のリーダー作。モーガンとフラーを迎え、3管フロントで挑んだ大名盤。冒頭「ブルー・トレイン」での自信に満ちたブロウは、まさに巨人の名にふさわしい。演奏：ジョン・コルトレーン(TS) リー・モーガン(TP) カーティス・フラー(TB) ケニー・ドリュー(P) ポール・チェンバース(B) フィリー・ジョー・ジョーンズ(DS)/録音：57.9

10位
Return To Forever/Chick Corea
ジャズ史に残る歴史的名盤。重厚でダークささえ感じられた当時のフリー・ジャズから一変、メロディの美しい華麗なサウンドを披露。その後のブームを切り開いた良質なフュージョン・アルバム。演奏：チック・コリア(EL-P) ジョー・ファレル(FL,SS) フローラ・プリム(VO,PERC) スタンリー・クラーク(B,EL-B) アイアート・モレイラ(DS,PERC)/録音：72.2

09位
Cool Struttin'/Sonny Clark
ジャズ・ファンならば、その洒落たジャケット写真にも見覚えがあるはずの名盤。ファンキー・ジャズのエッセンスたっぷりの大ヒット・アルバム。演奏：ソニー・クラーク(P)ジャッキー・マクリーン(AS)アート・ファーマー(TP)ポール・チェンバース(B)フィリー・ジョー・ジョーンズ(DS)/録音：58
「Struttin'」とは闊歩することだそうです。なるほど、ジャケもサウンドも「Struttin'」している…~~cosmophantom

2009-08-13 20:20:52
　　　　　

Jazzの人気アルバムを聴いてみる。第22回

某有名ジャズ誌の読者が選ぶジャズ名盤ベスト100を一気に聴いてみよう。いまさらと思わないわけでもありませんが............
ポイントは「ジャズの評論家が選んだものではない。」ということになるのですが。今夜の２枚は聴き応えあります！

第22回--36位から35位

36位
Speak Like A Child/Herbie Hancock
Herbie Hancockは70年代以降ファンクやヒップホップを取り入れた曲作りを目指しました。う～ん　僕は60年代のハービー・ハンコックがいいな～
演奏：ハービー・ハンコック(P) ロン・カーター(B) ミッキー・ローカー(DS) サド・ジョーンズ(FL) ピーター・フィリップス(BS-TB) ジェリー・ドジオン(A-FL)/録音：68.3

35位
The Melody At Night. With You/Keith Jarrett
Keith Jarrettにとっては初めての、スタジオ録音によるソロ・スタンダード集。音楽的表現はビル・エヴァンスににているようなきがしますが・・・・録音：98.12

2009-05-03 22:22:45
　　　　　

Black Coffee

当方Jazz Vocalが大好物（特に女性。新旧問わず！）。しかも、スタンダードが特に好み。
今夜は「Black Coffee」が収録されているアルバム３枚を聴くことに。

Black Coffee
1948年にポール・フランシス・ウェブスター(作詞)とソニー・パーク(作曲)との共作した。サラ・ボーンが気に入って1949年に録音、ヒットチャート入りした。ペギー・リーのレコードが有名。「ブラック・コーヒーを飲みながら、来るかもしれない恋人を待つ」内容の曲です。この曲はPeggy Leeのものが最高ですよね！
「とても悲しい　一睡もできない　部屋中を歩き　ドアを見つめる　その合間に飲み続ける　ブラックコーヒー・・・・・」

1-Love Letters/Julie London
選曲を見て思わずニンマリ。ジャズ・ファンには嬉しいジュリーの今までの作品からのセレクト(①「Love Letters」は車のCMソング)。女優でスタートした彼女は歌声もハスキーでなかなかセクシー。特に②「Cry Me A River」は何となくせつなくて感傷的になるけどイイ。一人でひたりたい女性におススメ。

2-In Autumn/阿川泰子
オーケストラをバックにしたスタンダード集。こういうシチュエーションが彼女にいちばんよく似合う。とてもゴージャスなヴォーカル・アルバムになっている。デヴィッド・ベノワ、ピーター・アースキンなど、ゲストも豪華。録音：93.3

3-Black Coffee/Peggy Lee
彼女のジャズ・シンガーとしての魅力が凝縮された名盤。恋人を待つ女心を歌った「ブラック・コーヒー」をはじめ、ジミー・ロウルズらの名演と彼女のハスキー・ヴォイスが絶妙に絡んだ名演ばかり。最高傑作と評される超人気作。

2008-06-08 20:17:01

Jazzの人気アルバムを聴いてみる。第１２回

某有名ジャズ誌の読者が選ぶジャズ名盤ベスト100を一気に聴いてみよう。いまさらと思わないわけでもありませんが............
ポイントは「ジャズの評論家が選んだものではない。」ということになるのですが。
今夜はTSが揃いました。TSの音色はいいね～～

第12回--64位から63位

64位
Tenor Madness/Sonny Rollins
TSの巨人Sonny Rollins。豪華メンバーでしょ！アルバムタイトルとおり、ソニー・ロリンズとジョン・コルトレーンのTSの共演です。しかし、当方、TSの聞き分けできず・・・・・・まだまだ修行がたりません。
演奏：ソニー・ロリンズ,(1)ジョン・コルトレーン(TS) レッド・ガーランド(P) ポール・チェンバース(B) フィリー・ジョー・ジョーンズ(DS)/録音：56.5

63位
Go！/Dexter Gordon
ゆったりと流れるデクスター・ゴードンのTSはリスナーをホットさせます。芳醇なTSの音色は天下一品。本アルバムはソニー・クラーク・トリオとの共演による2部作のひとつ目で、彼の代表作。
演奏：デクスター・ゴードン(TS) ブッチ・ウォーレン(B) ソニー・クラーク(P) ビリー・ヒギンズ(DS)/録音：62.8

　　　　　

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Michael Brecker氏が１月１３日（土曜）病気により他界。享年５７歳。そういえば、昨年の12月25日にはJames Brown氏が他界され、訃報が続いています。残念です。

Jazzの人気アルバムを聴いてみる。第１０回

某有名ジャズ誌の読者が選ぶジャズ名盤ベスト100を一気に聴いてみよう。いまさらと思わないわけでもありませんが............
ポイントは「ジャズの評論家が選んだものではない。」ということになるのですが。

第10回--70位から68位

70位
Blanton-Webster Band/Duke Ellington
残念。所有していません。…・・・

69位
Crazy And Mixed Up(枯葉)/Sarah Vaughan
豊かな表現力と声量でジャズ・ボーカルの最高峰Sarah Vaughanのアルバム。彼女のスキャットは天下一品です。「枯葉」のスキャットはこのアルバムの目玉だね。
演奏：サラ・ヴォーン(VO) ローランド・ハナ(P) (1)～(7)アンディ・シンプキンス(B) (1)～(7)ハロルド・ジョーンズ(DS) (1)～(6)ジョー・パス(G)/録音：82.3

68位
Modern Art/Art Pepper
米西海岸で最高のAS奏者Art Pepper。このアルバムでArt PepperのASはゆったりとしていてリスナーを柔らかく包みこみます。
演奏：アート・ペッパー(AS) ラス・フリーマン(P) ベン・タッカー(B) チャック・フローレス(DS)/録音：56.12 57.1

　　　　　

Jazzの人気アルバムを聴いてみる。第4回

某有名ジャズ誌の読者が選ぶジャズ名盤ベスト100を一気に聴いてみよう。いまさらと思わないわけでもありませんが............
ポイントは「ジャズの評論家が選んだものではない。」ということになるのですが。しかしながら、ジャズの定番がズラリとならんでいます。

第４回--91位から88位

91位
Agharta/Miles Davis
このアルバムは1975年2月の大阪公演のライブ盤です。「Agharta」が昼の公演、「Pangaea」が夜の公演分です。はっきり言いますと1969年以降のMiles Davisは苦手です。！！
演奏：マイルス・デイヴィス(TP,OG) ソニー・フォーチュン(SS,AS,FL) ピート・コージー(G,SYN,PERC) レジー・ルーカス(G) マイケル・ヘンダーソン(EL-B) アル・フォスター(DS) ムトゥーメ(PERC)/録音：75.2

90位
Kerry Dancers/Johnny Griffin
彼の名盤のひとつ。トレード・マークであるブローイングを抑え、リラックスした演奏を披露している。
演奏：ジョニー・グリフィン(TS) バリー・ハリス(P) ロン・カーター(B) ベン・ライリー(DS)/録音：(2)(6)(7)61.12 (1)(3)～(5)(8)62.1。

89位
Junior/Junior Mance
ソウルフルなプレイを展開するJunior Mance。このアルバムは彼の初リーダー作で９曲目の「Blues For Beverlee」ブルージーでいいよ。
演奏：ジュニア・マンス(p)/レイ・ブラウン(b)/レックス・ハンフリーズ(ds)/録音：59.4

88位
The Complete Live At The Plugged Nickel 1965/Miles Davis
う～んこのアルバムは持っていないな～～
このアルバムは1965年12月シカゴのプラグド・ニッケルでのマイルスの黄金のクインテットの演奏を収録したものですが、その一部を収録した「At Plugged Nickel」（邦題：プラグド・ニッケルのマイルス・デイビス）というアルバムを所有していますので雰囲気は味わえます。
黄金のクインテットの白熱した演奏は迫力充分です。
演奏：マイルス・デイビス(TP) ウェイン・ショーター(TS) ハービー・ハンコック(P) ロン・カーター(B) トニー・ウィリアムス(DS)。1965年.

2009-02-24 19:20:06