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歩くことが唯一の趣味ですから。

猫屋敷

2016-05-15 | Weblog
猫の銅像に赤いリボンがついてるのを遠目に見かけて、あれは何だろう? と確かめに近くへ
寄ってみた。レンガ造りの洋館なんて珍しくもないけど、この建物は……右のほうに目をやると
そこにも猫が!猫が!


わざとやってるな

なんだこの猫屋敷……下がって全体像を、あらためて見直す。横浜だからレンガの建物は普通
だけど、どうして猫が?


どうやら正面には2匹だけらしい

猫屋敷には、大佛次郎記念館という看板が出てる。ちょうどカップルが通りかかって「ダイブツ
ジロウ? 知らないね!」といったけど、ダイブツではない。オサラギ次郎が『鞍馬天狗』の作者
ってことは知ってる。『パリ燃ゆ』や『天皇の世紀』も読みかじったことある。


左のほうは喫茶店

この調子だと、記念館の中も猫だらけ……ちょっと興味あるけど、喉が渇いたから喫茶店のほう
に入る。こっちも猫屋敷だろうし。


やっぱり猫だらけ

食べなくてもいいチーズケーキをセットにするとお得だったもんで、ついやっちまった。案の定
お店の中は猫だらけ。いちいち写真を撮るのは憚られるので、手元だけ。


いよいよ本拠地へ

猫そっくりな受付のお姉さんに200円払って、猫屋敷の本館に足を踏み入れる。大佛次郎って
生涯に500匹以上の猫と暮らした愛猫家なんだって。


ブルーが映えるね

待って、どういう計算すれば生涯500匹に? 一夜限りの関係とか含めないとそんな数には
ならないのでは……!


ライトの上に猫が

ほんまもんの猫屋敷やんけ。いつも十数匹の生きた猫に囲まれた生活をしていたというけれど、
そんなペースでは生涯500匹にならんにゃあ~


こっちには招き猫

置き物も数えてるんじゃないだろうにゃあ~

 

 

あそこにも、あそこにも、あそこにも猫が! あんなところに猫の置き物をセットしちゃったら
お掃除するのが大変にゃあ~


こんなふうに猫が並んでいる…

地震がきたら大変だにゃあ~

猫屋敷は港の見える丘公園にあり、近くの神奈川近代文学館で「100年目に出会う夏目漱石」
という特別展を見た帰りに、ふと猫の銅像に目がとまって猫屋敷に引き寄せられた。漱石よりも
むしろ猫屋敷に出会ったのが100年目?


寝室も書斎も猫だらけだったか

大佛次郎は愛猫家というより猫人間、ていうか猫又だったのでは……猫の童話まで書いてるし。


大佛次郎・作 『スイッチョねこ』

950円で売ってたけど、荷物になるから買わなかった。そのかわり、かさばらない手ぬぐいを
1080円で買った。いろいろな猫グッズがあった。


猫の手がいっぱいの手ぬぐい

「公益財団法人 横浜市緑の協会」が作ってる「横浜山手西洋館マップ」を猫屋敷でもらって、
どうせひまだからブラブラめぐることにした。


猫屋敷から眺めた港の見える丘
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