糖転移ヘスペリジンについて取材したときお世話になった岡山の会社、
林原の広報の方が「機会があったら岡山に来てください」とおっしゃるので、
休暇を利用して本当にいってきた。ついでに散歩もしてきたよ。
本社は岡山駅前(に東京ドームぐらいの敷地を有している!)だが、
その他にも工場や研究所や文化施設が市内に点在している。
上の写真は、岡山市街からクルマで30分ほどのところにある
出崎という半島に設けられた、犬のためのビーチ。
この半島の95%は林原の所有地だと、クルマを運転しながら
広報の方がいった。ぼくが結婚適齢期の女性だったら惚れるかも
しれないが、残念ながら、ぼくはオッサンだよ・・・・・・。
国内初? 出崎ドッグ専用ビーチ。
人間のビーチも隣にあるが、地形が入江になっていてお互い見えない。
自家用車が普及する以前は、出崎まで岡山から船便がでたという。
のどかで、いい話だと思う。
ドッグビーチは、入って左が「中・大型犬」。
右が「小型犬」だ。縄張り争い回避だろうか?
中・大型犬は喜んで、波打ち際を駆け回ってる。海に入って「犬かき」で泳ぐ
勇猛な犬もチラホラ見られる。それに比べて小型犬ったら・・・・・・・
撮影失敗(これは中型犬)。
小型犬は時々、おぼれることがあるので、ライフジャケットをレンタルで
着用させてもらっている。にもかかわらず波打ち際にあまり近寄らないで、
セレブのように日光浴されるのがお好みの様子だ。
海になかなか入らない小型犬。
入江の少し先に、類人猿研究センター(予約見学制)がある。
チンパンジーがグループで生活する様子を研究しているのだそうだ。
類人猿の研究というと、研究者と研究対象(の類人猿)が1対1という
ケースが多く、群れの生態をまるごと観察できるようになっているのは
この施設ぐらいかもと、主席研究員さんが話してくれた。
類人猿には、群れはあるが家族は
ないという。それでは、人間は?
「チンパンジーは海水浴するんですか?」
「たぶん泳げないと思うんですよ。筋肉がありすぎて沈むから」
「体脂肪率そんなに低いんですか、海が近いのに・・・・・・」
「赤ちゃんで3%、大人が肥満しても10%いくかどうか」
「筋肉の固まりなんですね、人間が筋トレしても勝てっこない」
「それは樹上で生活してるわけですからね」
研究員さんは、好奇心旺盛な子供の猿みたいにキレイな目をしていた。
チンパンジーを「1人」「2人」「あの人」「この人」と、人間待遇しているのが
印象に残った。類人猿は、ほとんど人間なのである。
なんとチンパンジーは、ヒトよりも後に系統が分かれた。
人間って一体なんだろうって、始発電車が動くまで(?)語り明かしたい
ような気分になったが、そういうわけにもいかない。
いつか『ターザン』で取材にきたいと内心思いつつ、ロイ、ジャンバ、
さよならね! またくるから元気でね。寿命50年なら、たぶん、
これから君たちのほうが長生きするだろう。
類人猿研究センターを後にして、糖転移ヘスペリジンやトレハロース、
インターフェロンなどの研究・開発施設を見学した。どこを撮影しても
構わないそうだが、そういわれると、こういうのしか撮れないの。
ヒトの細胞を増殖させて冷凍保存し、
研究用に無償提供してる細胞バンク。
お仕事っぽい話は、「散歩ブログ」だから割愛。そのかわり余談をひとつ。
「カラオケボックス発祥の地が、岡山だって聞いたんですけど?」
「あぁ、そうです。この研究所の近くです」
「コンテナ積んで、本当に《ボックス》だったとか・・・・・・」
「えぇ、学生のとき歌いましたよ」
「20年ちょっと前ですね」
カラオケ好きとしては聖地エルサレムにようやくたどり着いた心境。
リチャード獅子心王をたたえる、歌姫ケイト・ブッシュの名曲
「OH ENGLAND MY LIONHEART」を口ずさむのを、
ぐっとこらえるのだった。
「岡山」につづく。(近日更新)
林原の広報の方が「機会があったら岡山に来てください」とおっしゃるので、
休暇を利用して本当にいってきた。ついでに散歩もしてきたよ。
本社は岡山駅前(に東京ドームぐらいの敷地を有している!)だが、
その他にも工場や研究所や文化施設が市内に点在している。
上の写真は、岡山市街からクルマで30分ほどのところにある
出崎という半島に設けられた、犬のためのビーチ。
この半島の95%は林原の所有地だと、クルマを運転しながら
広報の方がいった。ぼくが結婚適齢期の女性だったら惚れるかも
しれないが、残念ながら、ぼくはオッサンだよ・・・・・・。
国内初? 出崎ドッグ専用ビーチ。
人間のビーチも隣にあるが、地形が入江になっていてお互い見えない。
自家用車が普及する以前は、出崎まで岡山から船便がでたという。
のどかで、いい話だと思う。
ドッグビーチは、入って左が「中・大型犬」。
右が「小型犬」だ。縄張り争い回避だろうか?
中・大型犬は喜んで、波打ち際を駆け回ってる。海に入って「犬かき」で泳ぐ
勇猛な犬もチラホラ見られる。それに比べて小型犬ったら・・・・・・・
撮影失敗(これは中型犬)。
小型犬は時々、おぼれることがあるので、ライフジャケットをレンタルで
着用させてもらっている。にもかかわらず波打ち際にあまり近寄らないで、
セレブのように日光浴されるのがお好みの様子だ。
海になかなか入らない小型犬。
入江の少し先に、類人猿研究センター(予約見学制)がある。
チンパンジーがグループで生活する様子を研究しているのだそうだ。
類人猿の研究というと、研究者と研究対象(の類人猿)が1対1という
ケースが多く、群れの生態をまるごと観察できるようになっているのは
この施設ぐらいかもと、主席研究員さんが話してくれた。
類人猿には、群れはあるが家族は
ないという。それでは、人間は?
「チンパンジーは海水浴するんですか?」
「たぶん泳げないと思うんですよ。筋肉がありすぎて沈むから」
「体脂肪率そんなに低いんですか、海が近いのに・・・・・・」
「赤ちゃんで3%、大人が肥満しても10%いくかどうか」
「筋肉の固まりなんですね、人間が筋トレしても勝てっこない」
「それは樹上で生活してるわけですからね」
研究員さんは、好奇心旺盛な子供の猿みたいにキレイな目をしていた。
チンパンジーを「1人」「2人」「あの人」「この人」と、人間待遇しているのが
印象に残った。類人猿は、ほとんど人間なのである。
なんとチンパンジーは、ヒトよりも後に系統が分かれた。
人間って一体なんだろうって、始発電車が動くまで(?)語り明かしたい
ような気分になったが、そういうわけにもいかない。
いつか『ターザン』で取材にきたいと内心思いつつ、ロイ、ジャンバ、
さよならね! またくるから元気でね。寿命50年なら、たぶん、
これから君たちのほうが長生きするだろう。
類人猿研究センターを後にして、糖転移ヘスペリジンやトレハロース、
インターフェロンなどの研究・開発施設を見学した。どこを撮影しても
構わないそうだが、そういわれると、こういうのしか撮れないの。
ヒトの細胞を増殖させて冷凍保存し、
研究用に無償提供してる細胞バンク。
お仕事っぽい話は、「散歩ブログ」だから割愛。そのかわり余談をひとつ。
「カラオケボックス発祥の地が、岡山だって聞いたんですけど?」
「あぁ、そうです。この研究所の近くです」
「コンテナ積んで、本当に《ボックス》だったとか・・・・・・」
「えぇ、学生のとき歌いましたよ」
「20年ちょっと前ですね」
カラオケ好きとしては聖地エルサレムにようやくたどり着いた心境。
リチャード獅子心王をたたえる、歌姫ケイト・ブッシュの名曲
「OH ENGLAND MY LIONHEART」を口ずさむのを、
ぐっとこらえるのだった。
「岡山」につづく。(近日更新)