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歩くことが唯一の趣味ですから。

お台場

2009-09-02 | Weblog
この夏、お台場の公園にガンダムがアニメの設定通り18mの高さで立っていて、新交通ゆりかもめの窓から眺めると見物人がすごかった。

最初のテレビ放送から30年経った記念らしい。

当時(1979年)の監督、富野由悠季が書いた朝日ソノラマ文庫のノベライズ本3冊が、その後テレビで続編(Zガンダム)が放送されたタイミングで角川スニーカー文庫に入った(1987年)やつを、アマゾンの1円の古本で注文して届いたまま忘れていたのを、ふと今日まで読んでいた。

イラストを安彦良和じゃなくて美樹本晴彦(マクロスのキャラクター設定の人)が描いているのが、当時はやむをえずの代役だったんだろうけど年代を経てかえって物珍しい。安彦良和は今ガンダムの新解釈のマンガ描いているし。

アニメ監督が30年前ノベライズしたガンダムは、16mと書いてあるから、お台場のガンダムより2m低い。

アニメで見てもよくわからないララアとアムロの遅すぎた出会いの意味だとか、ザビ家の人たちの思惑だとか、ノベライズを読むと何となくよくわかる気がする。たぶんDVDを何回見ても、監督の意図とは別のところを楽しむことになるんじゃないだろうか。それでいいんだろうけど。

セイラがアムロに抱かれたり、アムロがセイラに陰毛をくれと頼んだり、アニメと全然ちゃうやんけとビックリすることが多々ある。ネタバレというほど重要なことじゃないから書いちゃった。セイラ17歳、アムロ15歳。なんという戦争の爪痕(?)。

アニメとは違うストーリーだけど補い合う部分もあり、裏切られた気はしない。「こういうふうでもありえたガンダム」という感じ。18mが本当だ! と言っても、いや16mが本当だ! と言っても仕方がないのと同じで、どちらも本当のガンダムなんだろう。それか、どっちもフィクション。

この感じ、意外に楽しいので富野由悠季による続編、Zガンダムのノベライズをアマゾンの1円の古本で全5巻さっき発注してしまった。送料340円が、2冊以上は百円引きになるように選び、ついでに逆襲のシャアも1冊。

いつ読むんだろう。しばらく忘れそうな気がする。江戸城の本をわりと急ぎで読まなければいけないのだ。趣味だけど。
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